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アメリカTVガイド

現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカのテレビ番組情報など。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

『White Collar』

USA Wed 22:00−23:00 (10/23 放送開始)

USA局のオリジナル番組『Monk』が今シーズンで完了。「どうしよう?」と思っていたら、さすがユニークなキャラクターの宝庫と自負するだけあって、オシャレで洗練された本作が控えていた。こういうのを待っていたのだ!

天才詐欺師ニール・キャフリー(マット・ボウマー)は4年の刑を服役中、わずか3カ月を残して脱獄。3年間追跡して逮捕したFBI捜査官ピーター・バーグ(ティム・ディケイ)は、刑務所に残された手がかりから、恋人ケイトが夜逃げした後の空っぽのアパートでニールを再逮捕する。手八丁口八丁で何でも手に入れるニールにもアキレス腱があったのだ。

知能犯逮捕に協力することを条件に、ピーターの保護の下、釈放されるニール。GPS付きの足枷を外すことが先決問題と、情報屋モジー(ウィリー・ガーソン)に連絡するが、逃亡は不可能と諭され、捜査に協力しつつ、隙をねらうことに…。

映画『Catch Me If You Can』が大好きで、「振られたばかりだったので、それもついでに放り込んだ」とアイデアの出所を披露した創作者ジェフ・イーストマン。「見知らぬ土地に朝パラシュートで降り立っても、夜にはロールスロイスで美女をエスコートしてお城の舞踏会に乗り付けるような男」が理想と言うイーストマンは、理想像をニールに、ダサイ、律儀で融通の利かない自分をピーターに託したと告白する。映画ではディカプリオとハンクスのいたちごっこから生まれた、孤独な男の友情が描かれていたが、本作は「敵ながらあっぱれ!」とお互いへの尊敬の念が底を流れる異業種(?)のプロ同士の友情と言える。

ボウマーは2007 年夏NBCの『Traveler』でお茶の間にデビューしたが、呆気なく打ち切られてしまった。本作の役作りは「2度も逮捕されたから、ピーターに一目置いてるんだ。知的な大人と賢い4歳児の決戦かな?」と披露。ニールの60 年代ファッション、血なまぐさくない頭脳戦、気の利いた会話がオシャレだ。