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アメリカTVガイド

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ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

『Head Case』

STARZ Fri 22:00-22:30 (3/24放送開始)

『Seinfeld』の「The Soup Nazi」の逸話で、スープと彼女の二者択一を迫られたジェリーが捨てたShmoopy役を演じたのがアレクサンドラ・ウェントワース。父はレーガン元大統領の社交事務官を務めたこともある政治記者、夫はクリントン元大統領の報道官だったジョージ・ステファノポラスといった、意外な背景を持つ。昨年より、『The Oprah Winfrey Show』の金曜日の生放送で辛口コメントをしている。

そのウェントワースが共作した即興コメディー『Head Case』は、2007年春STARZ局で10分の寸劇としてデビュー。好評につき今春は30分コメディーとして復活する。

ビバリーヒルズで開業する臨床心理学博士エリザベス・グッド(ウェントワース)と著名人のカウンセリング風景を綴る作品。昨年、エミー賞候補として話題になったHBOの『In Treatment』のコメディー版と言えるが、ひとりよがりの理屈をこね回す、問題を捏造する、公私の境界線を行ったり来たりするプロ失格のグッド博士と、著名人ゲストとの即興の掛け合いを編集で綴る点がミソ。

パネルインタビューでは、実績のお陰で多彩なゲストが集まったが、「最初はコンセプトがわからず、突然迫真の告白が始まり、ドギマギしたこともあります」と語るウェントワース。台本がなく、ウェントワースのリードに従うしかない即興芝居。笑いをとる必要がない解放感を感じるコメディアンもいれば、台詞がないことを恐怖に感じる俳優もいるとか。「性格俳優はキャラクターを演じ、『トム・クルーズ』タイプは『地』をあらわに」と面白い事実も明らかにしてくれた。

ウェントワースのオススメは、普段は私的な発言を聞けないミュージシャンたち。そして、『Seinfeld』のよしみで出演してくれたジェリー・サインフェルドと、メリーナ・カナカレデス(『CSI: NY』)。『Desperate Housewives』のひょうきんな創作者マーク・チェリーの「地」は如何に?