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ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

『Krd Mndoon and The Flaming Sword of Fire』

Comedy Central Thu 22:00-22:30 (4/9放送開始)

レジスタンス運動家クロッド・マンドゥーン(ショーン・マッガイヤー)の冒険を綴った、とにかく笑える異色コメディー。国を牛耳るドンガロー大臣(マット・ルーカス)を倒すべく立ち上がったマンドゥーンだが、従臣は「色仕掛け」が武器の彼女アニカ(インディア・デ・ボーフォート)、口だけ達者な魔術師ゼザリック(ケビン・ハート)、図体は大きいが臆病なブタの妖怪ロークァスト(スティーブ・スピアーズ)と、将軍アーケディアス亡き後、家来になったおかまちゃんブルース(マーカス・レイ)の4人。背景は中世、会話は現代風のちぐはぐな組み合わせや、世界制覇を目指すドンガローと家臣のやりとりに、思わず吹き出してしまう。

「20年、評論家をやっているが、前代未聞の企画。誰のアイデア?」とパネルインタビューの口火が切られた。「子供の頃、夢中で読んだ『Conan the Barbarian』のコミックの世界に、僕自身の疑心暗鬼を映像化して加え、さらに現代人の男の物の見方を振りかけた」と、創作者ピーター・ナイト。放送作家仲間から、この手の作品の売り込みは極めて困難だから、まずパイロット版を書くようにすすめられ、執筆して提出。「それでも、地上波局からは総スカンを食らい(笑)、時間ができたので、一気に6話まで書きました」と、ナイトは裏話を披露。

プロデューサーのブラッド・ジョンソンも「局に妨害(?)されなかったので、ユニークな世界を書き上げられた!」と不幸中の幸いを語り、Comedy Centralの勇気に感謝。ケーブル局の制作システムが注目される中、本作も今後のビジネスモデルになるかもしれない。

深く考えずに、1日の疲れを笑い飛ばせるコメディーをお探しなら、これ! 「マンドゥーンには、男女同権運動後の現代人男性を代表してもらう」と言うジョンソン。中世を舞台に、魔法や妖術を交えながら、現代社会を斬るとはあっぱれ!