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学生キャンパスライフ

ロサンゼルス・シティーカレッジ
LACC

【寺田祥子さん】
Music 専攻
◎ 京都府出身。日本の高校を卒業後、コリアタウンにある語学学校で半年間英語を勉強。2004年2月にLACCに入学。ピアノ、ボイスパフォーマンスなど5 種類のサティフィケートを取得し、06年12月に卒業した。現在は1年間のプラクティカルトレーニング期間の最中。

LACCのサインの前でスマイル!

 ロサンゼルス・シティーカレッジ(LACC)は、1929年に設立された2年制のコミュニティーカレッジ。ハリウッドの麓に位置するだけあり、近辺にはエンターテインメント関連の会社や映画スタジオが多いのが特徴。また学費が比較的安く、しかも実践的な授業が多いことで有名だ。

 同校で人気の学部は、映画/TV、シアター(舞台演劇)、心理学、コンピューター、音楽、写真、ビジネス、チャイルドデベロップメントなど。かつてはクリント・イーストウッドや、モーガン・フリーマンも通ったシアター学部には、アクターを目指す学生たちがあふれる。また映画/TV学部も全米で6番目の規模を誇る人気の学部で、プロダクションの授業も充実。

 同校でMusicを専攻した寺田さんは「ジャズ業界などで活躍中の先生も多く、多くのインスピレーションを受けました。特に楽しかったのはコーラスの授業ですね。カリフォルニア中の学校が集まるコンサートで、ミュージカルナンバーを歌ったりしました。また、クラス全員が冬のディズニーランドに招待されて『クリスマスキャロル』を歌ったのも良い思い出ですね」と語る。

 エンターテインメントの現場を知る先生たちは、業界のビジネス的な側面についてもよく話してくれたという。現在は同校を卒業し、プラクティカルトレーニング期間中の寺田さん。将来は「音楽の演奏を続け、音楽に関わることをずっとやり続けること」を目標にしている。

 同校は4期制。昼間と同じ授業が夜間に行われることも多いので、スケジュール調整がしやすい。各コースを修了すれば専門分野ごとの修了証書(サティフィケート)や学位を取得可能。トランスファーセンターでの情報も充実しているので、UCLAを始めとするUC系やUSCなど、4年制大学へトランスファーする学生も多い。

 ハリウッドサインやグリフィス天文台も見える同校には、アジア系やラテン系の学生が多く通う。すぐ近くに地下鉄の駅があり、車がない学生でも通学できるのは便利。さまざまな人種や年齢層の学生たちと共に、広い視野と実践的なスキルが学べる環境が整った学校だ。
Library:Martin Luther King Jr. ビルディングとも呼ばれる。さまざまな専攻の文書が揃う。蔵書は13 万冊以上。2階には雑誌のコーナーやミーティングルームも設けられている
Communication Center:全米で6番目の規模を誇る映画/TV学部の授業が行われる建物。現在も役者志望者が多く学ぶ。
Book Store:ブックストアではLACC グッズを販売。こんなトレーナーやTシャツも売っている。ちなみにテキストを買うと、学校のキャラクターであるクマのマーク入りバッグに入れてくれる
クラスの様子:映画関連の授業では、編集、サウンド、撮影、監督、脚本などひと通り映画製作の基礎を学ぶ。写真はサウンドの授業のひとコマ。現場で経験を積んだ先生が多く、実践的な授業も多い
Communication Center:廊下には卒業生がかかわったハリウッド映画のポスターが貼ってある
Theatre: クリント・イーストウッドやモーガン・フリーマンも通った名門学部のシアター。ビルの近辺で台詞を練習している学生をよく見かける
LACC
855 N. Vermont Ave., Los Angeles
☎ 323-953-4000
www.lacitycollege.edu
●設立:1929 年  ●運営:公立  ●敷地面積:48 エーカー
●ニックネーム:Cubs  ●キャンパスカラー:青と白と赤
●学生数:約17000 人  ●専攻数:準学士課程23
●学期開始時期:9月、1月、2月、6月(セメスター制)
● 留学生:60 カ国以上から約800 人の学生が学ぶ。
 出身国は、日本、韓国、中国、ロシアなど
●学費:$5896(大学1年分。1年で24 単位取得したとして)