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職業(シゴト)カタログ

多様な職種、それぞれの概要や仕事内容をまとめた「職業(シゴト)カタログ」。アメリカで働く日本人・日系人、100名以上の皆さんへのインタビュー集「アメリカで働く」と合わせてご覧ください!

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

Marriage and Family Therapists

マリッジ・ファミリーセラピスト

*すべて連邦労働省調べ

■仕事の内容

マリッジ・ファミリーセラピストは、患者本人やその家族に、家族関係に関する理論や原則、手法を用いて悩みを解決に導く。その過程で、患者のものの見方や行動のあり方を変え、家族間の会話を密にし、お互いの理解を深めることで、患者やその家族が危機的状況に陥ることを防ぐ。

医療行為を含まない心理療法を用い、薬の投与が必要な場合には精神科への照会を行う。また心理療法のリサーチに関わったり、人間発達学や人間関係学を大学などで教えることもある。

マリッジ・ファミリーセラピストは個人で開業する場合もあれば、コミュニティーの保健機関や病院に雇用される場合もある。患者の守秘義務を守りつつも隠し立てのない会話をするため個別の部屋を使う。


■トレーニング

カウンセラーとしてのライセンスを受けるには、修士号が必要条件となる。短大や大学では、カウンセラーのプログラムは教育学部や心理学部の中にあり、人間発達学や人間関係、社会・文化の多様性などを学ぶ。修士課程では卒業までに48から60程度の単位を要求され、その中には監督下によるカウンセリングの臨床実習も含んでいる。

マリッジ・ファミリーセラピストのライセンスを取る必要条件は州によって異なる。カリフォルニア州の場合、修士課程を修了後、インターンとして3000時間の臨床を行い、州による2種類の筆記試験に合格しなければならない。


■雇用状態

全米における2008年5月のマリッジ・ファミリーセラピストの数は2万4520人。今後も雇用数は速いペースで増加すると見込まれている。その理由は、この職業やカウンセリング分野への認識が世間に広がっていること、夫婦間や家族の問題解決にカウンセリングを利用する人が以前よりも多くなっていることが挙げられる。カリフォルニア州における08年5月時点の人数は5580人。


■収入

2008年5月における全米のマリッジ・ファミリーセラピストの平均年収は4万6930ドル。中間層50%の収入は4万4590ドル、下層10%は2万7810ドル、トップ10%は7万830ドル。カリフォルニア州の平均年収は4万9360ドル。