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職業(シゴト)カタログ

多様な職種、それぞれの概要や仕事内容をまとめた「職業(シゴト)カタログ」。アメリカで働く日本人・日系人、100名以上の皆さんへのインタビュー集「アメリカで働く」と合わせてご覧ください!

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

Cosmetologists・Barbers ・Other Personal Appearance Workers

美容師・理容師・その他美容関連

*すべて連邦労働省調べ

■仕事の内容

 美容師・理容師の他、ネイリスト、スキンケアのスペシャリストもこのカテゴリーに入る。美容師・理容師はヘアドレッサー、ヘアスタイリストとも呼ばれる職業で、顧客の髪の毛の状態を良くする。美容師はシャンプー、カット、ヘアスタイリングを行い、顧客にヘアケアのアドバイスも提供する。マニキュアやペディキュア、頭皮や顔のトリートメントを行ったリ、メークのアドバイスやカツラの手入れなども行う。


■トレーニング

 シャンプーを除くすべての業務にライセンスが必要。州ごとに資格は異なるが、一般的には16 歳以上で州の認定を受けた美容学校を卒業していることが条件。高校卒業の資格が必要な州もある。美容学校はフルタイムの学校で9~ 24 カ月のプログラム。学校では講義の他、カット、スタイリングなどの基本技術を学ぶ。卒業後、州の認定する試験を受ける。主に筆記試験だが、州によっては実技試験もある。見習い期間は1年から3年。簡単な技術から行い、カラーリングやパーマなどの複雑なものへと広げていく。常に流行のファッションを学んでいく必要もある。


■雇用状態

 美容師・理容師・その他の美容関連に携わる専門家は2004 年で約79 万人。そのうち、美容師・理容師は約67 万人、ネイリストは約6万人、スキンケア専門家は約3万人だった。ほとんどが美容院や理容院に雇用されているが、ネイルサロンやリゾートスパ、デパートなどで働く人もいる。どの町にも美容院や理容院はあるが、人口の多い市や州に雇用が集中している。全体の48%が自営。うち自分でサロンを持つ人も多いが、ブースを借りて働く人も増えている。


■収入

 コミッション制かサラリー制の2つの方法がある。サロンの規模、場所や客層などにより、収入が違ってくる。コミッションはサービスの料金や勤務時間、売った商品などで決められる。2004 年5月における美容師の平均年収は1 万9800 ドル。中間層の50%の平均年収は1 万5480 ドル、下層10%は1 万2920 ドル、トップ10%は3万5990 ドル。カリフォルニア州における美容師の平均年収は2 万2710ドル。



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