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職業(シゴト)カタログ

多様な職種、それぞれの概要や仕事内容をまとめた「職業(シゴト)カタログ」。アメリカで働く日本人・日系人、100名以上の皆さんへのインタビュー集「アメリカで働く」と合わせてご覧ください!

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

Musicians and Singers and Related Workers

ミュージシャン/シンガー

*すべて連邦労働省調べ

■仕事の内容

 ミュージシャンやシンガーは、楽器演奏、歌唱、作曲・編曲、楽団や歌唱団を指揮することもある。ソロで活動したり、グループの一員として演奏する。ナイトクラブ、劇場、コンサートホールなどで、生の観客を相手に演奏する人もいれば、レコーディング/プロダクション・スタジオでのみ演奏する人もいる。多くの時間を、独り、もしくは他のバンドメンバーなどと練習して過ごす。ミュージシャンは、特定の楽器に習熟することにより、地位や名声を得ることになるが、多種の楽器や音楽スタイルで演奏できる方が、雇用の機会は多い。


■トレーニング

 多くの場合、幼少の頃から集中的に演奏の練習、音楽知識の習得、プロレベルの鑑賞能力の習得が必要。著名な講師からプライベートレッスンを受けたり、大学の音楽コースを取ることで正式な教育が受けられる。大学入学時はほとんどの場合、オーディションを受ける必要がある。大学では学士号が取得できる他、修士号や博士号も取得できるが、大学で上級音楽コースを教えることが必要となる。パフォーマンスのレベルを維持するため、絶え間ない練習と勉強が必要な他、頻繁なツアーや不規則な演奏時間にも耐えうるスタミナが必須。


■雇用状態

 2005年5月における全米のミュージシャン/シンガーの数は5万410人で、カリフォルニア州では9300人。雇用数の伸びは、宗教団体などでは増加しているが、自営のミュージシャンでは鈍い。雇用よりも求職者の数が多く、競争は非常に厳しいが、十分な収入が得られず業界を去る人も多い。


■収入

 2005年5月における全米のミュージシャン/シンガーの平均時給は25.16ドル。中間層50%の平均時給は17.90ドルで、下層10%が6.80ドル、トップ10%が52.78ドル。カリフォルニア州の平均時給は36.66ドル。



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