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職業(シゴト)カタログ

多様な職種、それぞれの概要や仕事内容をまとめた「職業(シゴト)カタログ」。アメリカで働く日本人・日系人、100名以上の皆さんへのインタビュー集「アメリカで働く」と合わせてご覧ください!

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

Athletic Trainers

アスレチックトレーナー

*すべて連邦労働省調べ

■仕事の内容

 選手たちのけがを判定、治療を施すとともに、早期に回復できるようにアドバイスを与え支援する。また、けがを予防し、体力を最高の状態に保てるようにサポートする。スポーツに関連した仕事では、アスレチックトレーナー以外にも、コーチ、インストラクター、審判、スカウトなどさまざまな職種があるが、仕事時間は不規則で頻繁に各地を移動する一方、パートタイムの仕事が多く、生活は不安定になりやすいという点は共通する。


■トレーニング

 スポーツ関連の仕事は職種によって必要とされる要件が異なるが、アマチュアスポーツからプロスポーツまで、どのレベルでも高い専門的知識と豊富な経験が求められる。専門分野での学士号の取得が条件になることも多い。コーチやインストラクターはアシスタントから始めて、より強いチームや大きなチームに移り、審判ならば地域や学校内のアマチュア試合でボランティアをやりながら経験を積み、より大きな大会にステップアップすることを目指す。


■雇用状態

 2002年現在で、アスレチックトレーナーは全米で1万4000人いる。スポーツ関連の仕事全体では15万8000人。このうち、コーチとスカウトが13万人、スポーツ選手が1万5000人、審判およびスポーツ関連職員が1万4000人を占める。また、スポーツ関連の仕事に就く人のうち、37%がパートタイム、27%が自営業者。給料制で働く人のうち、20%が民間教育機関に所属し、12%が娯楽、スポーツ、ギャンブル関連の民間施設で働き、7%がスポーツ観戦施設に勤める。


■収入

 2002年現在、審判およびスポーツ関連労働者の中間年収は2万540ドル。中間層50%は1万6210ドルと2万9490ドルの間。下層10%は1万3760ドル未満。トップ10%は4万350ドルを超える。コーチとスカウトの中間年収は2万7880ドル。中間層50%は1万7890ドルと4万2250ドルの間。下層10%は1万3370ドル未満。トップ10%は6万230ドルを超える。職場別に見ると、大学と専門学校が3万6170ドル、遊戯娯楽施設が2万5900ドル、小中学校が2万4770ドル。



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