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職業(シゴト)カタログ

多様な職種、それぞれの概要や仕事内容をまとめた「職業(シゴト)カタログ」。アメリカで働く日本人・日系人、100名以上の皆さんへのインタビュー集「アメリカで働く」と合わせてご覧ください!

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

Behavior Therapists

行動療法士

*すべて連邦労働省調べ

■仕事の内容

 セラピストは何らかの不調や障害を持った患者に対して、その症状を評価・診断し、治療を施すと共に、不調や障害を予防する。どのような不調や障害を扱うか、どのような治療法を取るかによってセラピストの呼び名が異なる。病気やケガからのリハビリに関わる作業療法士や理学療法士の他、言語や話し方の障害を扱うスピーチ・セラピスト、スポーツやゲームなどを通じて障害や病気からの回復を図るレクリエーション・セラピストなど、多くの種類がある。


■トレーニング

 セラピストは全般的に高い専門知識が求められるが、必要とされる要件はセラピストの種類によって異なる。行動療法士は現在、免許を求められていない。一方、スピーチ・セラピストは大半の州で修士の学歴かそれと同等の教育訓練を受け、免許を取得することが必要。理学療法士も公認教育プログラムを修了後、免許試験に合格しなければならない。作業療法士は学士以上の学歴が必要で、公認プログラムを修了後、資格試験に通ることが求められる。


■雇用状態

 2002年時点で、スピーチ・セラピストは全米で9万4000の仕事がある。そのうち約半分は幼稚園、小・中学校などの教育施設、残り半分は病院、診療所などの医療・福祉施設。理学療法士は13万7000の仕事がある。このうち3分の2は病院や診療所。作業療法士は8万2000の仕事があり、勤務先の多くは病院、診療所など。作業療法士と理学療法士は2つ以上の仕事をかけもちする人が少なくない。レクリエーション・セラピストは2万7000の仕事がある。


■収入

 セラピストの種類によってさまざま。2002年時点で、作業療法士は中間年収が5万1990ドル、中間層50%が4万2910ドルと6万1620ドルの間。理学療法士は中間年収が5万7330ドル、中間層50%が4万8480ドルと7万50ドルの間。スピーチ・セラピストは中間年収が4万9450ドル、中間層50%が3万9930ドルと6万190ドルの間。レクリエーション・セラピストは中間年収が3万540ドル、中間層50%が2万3180ドルと3万8620ドルの間。



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