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お金ではなく、友情のため
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窃盗犯ダニー・オーシャン(クルーニー)と11人の仲間たちで構成される超豪華な強盗団シリーズ。第3弾となる本作に集まったのは、おなじみのメンバー。ただし、今までと違うのは、強盗の目的が「金のため」ではなく、「友情と復讐のため」であること。
オーシャンズの一員で元カジノオーナーのルーベン(エリオット・グールド)は、ダニーの警告にもかかわらず、ウィリー・バンク(アル・パチーノ)と共同事業を始める。が、無慈悲なバンクの策略により、寝たきりの重体に変わり果てたルーベン。怒り震えるダニーと仲間たちは、史上最高にリスキーな戦い(強盗)を実行することに。決戦は、新カジノ「バンク」のグランドオープニングの夜。作戦は2段階。カジノテーブルで経済的に打撃を与え、五つ星レビューに酔いしれる所有ホテルの数々の評判を落とし、バンクのプライドと欲をくじくのだ。果たして、「ゴッドファーザー」をギャフンと言わせることができるのか? 誰をとっても主役級 ハリウッドパワーが炸裂! 1960年公開の『オーシャンと11人の仲間』のリメイク版として、前2作を送り出した「オーシャンズ」シリーズ。本作のプレミアが行われた先月のカンヌ映画祭で、レッドカーペットにズラリと並ぶ出演者たちは、誰をとっても主役級。2枚目大スターのブラピはイカサマトランプ師に、静かな演技派・デイモンはスリの達人に、ドン・チードルは爆破の達人に変身。その他、車両のプロにカード・ディーラー、元詐欺師、配線のプロ、アクロバットの達人にも魅力的な配役。第1弾で標的となったカジノオーナーのアンディ・ガルシアもご健在な上に、パチーノ&エレン・バーキンの強力コンビが参入。 この派手なお祭りを演出するのは、有名俳優たちが作品出演を願ってやまないソダーバーグ監督。「第2作目を製作中に、またラスベガスに戻って、第3弾を作りたいな、と構想していたんだ。ただ、誰1人として欠けることは許されない。全員戻るか、企画をなくすかの選択しかなかったよ」。 お祭りを牛耳るのは、ヒット作を生み出すハリウッドモーグルであるプロデューサのジェリー・ワイントローブ。「この企画は、スティーブンありき。すべてはそこから始まるんだ」と監督を称え、「第1弾から6年。キャリアだけでなく、各々の生活や家族、趣味なども変わっていくなかで、引き続き、同じメンバーが集まれる鍵はただ1つ、それぞれが『やりたい』とこの指に止まってくれることなんだ」と俳優陣に感謝。すると、豪華キャストのドンであるクルーニーが、「これだけ多忙なメンバーを調整して集めることができるのは、ワイントローブだけ。賄賂を使っているんだよ(笑)」と泣く子も黙るプロデューサーを立てる。そう、ハリウッド・パワービジネスの縮図が、ここにあるのです。 【 文:Yuki Machida】 |
【文:Yuki Machida】
窃盗犯ダニー・オーシャン(クルーニー)と11人の仲間たちで構成される超豪華な強盗団シリーズ。第3弾となる本作に集まったのは、おなじみのメンバー。ただし、今までと違うのは、強盗の目的が「金のため」ではなく、「友情と復讐のため」であること。


