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アメリカ生活大事典

現地情報誌「ライトハウス」が提供するアメリカ生活大事典。アメリカへの移住や、現地生活に必要な自動車の購入・運転、出産・育児・子育て、教育・就職、住まい・住居、引っ越し、安全・安心な暮らし方などを徹底解説。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

県人会・同窓会に入る

広大な南カリフォルニアでは、日本人が多いとはいえ、なかなか出会いの機会がないもの。ビジネスネットワークを広げたい、また仕事を越えた付き合いがしたいというのであれば、日本の同窓会や県人会に参加してみてはどうだろう。

県人会

南カリフォルニアには各都道府県の県人会があり、その県出身者だけでなく、県にゆかりのある人なども活動を通して交流を深めている。

1800年代末に渡米した日系1世たちが、故郷に思いを馳せて設立したのが県人会の始まりで、当初はアメリカ社会からの差別や偏見から身を守る相互補助の目的だったようだ。以後、日系人の地位が向上するに伴い、その役割は変化。現在ほとんどの県人会は、日系3世、4世へのルーツの伝承や、近年渡米してきた新1世たちとの交流の場になっている。

南カリフォルニアの県人会の歴史は古く、100周年を迎える県人会は20を超える。

活動内容はさまざま。例えば、北海道道人会では、「道産子高校生ホームステイ」という企画を16年続けている。北海道に住む高校生に小論文を書いてもらい、優秀者2名を1週間ロサンゼルスに招待する。また、沖縄県人会は今年で創設104年と歴史も古く、会員数も非常に多い。1月には会員個人、および世帯747件の住所録を作成した。青少年部や婦人会のほか、芸能部といった分科会もあり、活動も多岐にわたっている。

同郷の有志で運営されている県人会では、日本を離れて寂しい思いをする人の心のよりどころになっている。懐かしい方言で会話したり、故郷の話に花を咲かせてみてはどうだろう。



同窓会

南カリフォルニアには日本の高校・大学の同窓会も多い。同じ学校の卒業であれば、卒業年度は違っても共通の話題は生まれやすい。ほとんどの同窓会で、1年を通じてさまざまな企画を催し、会員同士の交流を促進している。

例えば、早稲田大学のLA稲門会(www.la-tomonkai.org)では、現在140名の会員がいる。総勢100名が集まる新年会を始め、毎月のようにイベントを開催。3、4年に一度、同大学の野球部を招き、LAの大学野球部と交流試合も行う。また、若い世代の青年部、レディース稲門会では女子会を開くなど、活発に活動している。

今年50周年を迎えた慶応義塾大学のLA三田会(www.lamitakai.com)は、年20以上のイベントを開催。内容は、スポーツイベントやワインテイスティング、ビジネスセミナーなどさまざま。会員は、留学中の塾生から80代まで、幅広い年齢層が交流を深めている。