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【活かす!イングリッシュ】Vol.80「"Smell"は、匂うだけじゃない」

キャズ・カワゾエ
2年連続最優秀賞受賞の英会話教材スピークナチュラル

英単語 "smell" は直訳で「匂う」なのですが、実際に何かが臭いわけではないのに、違った意味で "smell" を使うことがあります。  
日本語でも、怪しげなことには「匂う」を使いますが、英語では、使い方にもっとバラエティーがあるので、ご紹介しましょう。


Smell を使った表現

■ I smell something fishy.
何だか、怪しい気配を感じる。 
* fishy は「魚臭い」という意味もありますが、口語では「怪しい、疑わしい」とい う意味で使われます。
■ I can almost smell my success.
もう自分の成功するのが、実感できるほど近付いている。
■ I smell a rat.
誰かが悪だくみをしているようだ。
* rat は「ネズミ」ですが、ここでは、「裏切り者」「悪事」を言う意味の口語です。
■ I can smell the cash now.
もう現金の匂いがするほどだ=もうすぐ大金が手に入る。  


私は 10 年以上、連邦予備銀行 (Federal Reserve Bank) において、現金貯蔵庫で行われる研修の担当通訳をしています。毎回、視界に入りきらない現金の山を見て、マジで、"I can literally smell the cash."。 本当に、紙幣の印刷インクの匂いに包まれるという経験をします。  そして私は、毎年、それで金運が付くことを祈っているのですが…。

(2013年9月1日号掲載)

キャズ・カワゾエ
作家。医科系 A 級技術通訳。LA 留学中の 80 年代に歌手・作詞家として世界デビュー。その後は TV タレント、音楽ジャーナリスト、ラジオ DJ、コラムニストとして活躍。アメリカ文化・ 語学関連の著書多数。現在は2児の母ながら、執筆/通訳業の他に、アジア系タレントを扱う KAZ Talent Services 代表も務める。USC 文理芸術部卒。http://kazkawazoe.com

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Lighthouse編集部
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