アメリカで暮らす

英語レッスン

【活かす!イングリッシュ】Vol. 2
「聞き上手の“May I ?”」

たった2つの単語で、丁寧にあなたの聞きたい気持ちを伝えてくれる、"May I ?"。指を差したり、ジェスチャーを交えて、相手を見ながら聞けば、とても効果的に使えます。

ファーマーズマーケットなどに行くと、たくさんの露店の店先に、美味しそうな試食品が並んでいますよね。もちろん、お客さんたちのために並べてある試食品なので、黙ってポイッと口に放り込んでもいいのだけれど、マナーをわきまえた大人のあなたは、何かひと言、お店の人に断ってから、試食品に手を出したいもの。でも、英語は苦手…。
 相手の顔を見て、試食品を指差し、"Eat, OK?(食べていい?)"と言っても、あなたの意思は伝わるでしょうが、これじゃ、ウチの2歳児の息子レベルの会話力。いっそのこと、何も聞かないで黙って手を出して、試食品を食べちゃった方が、いいかもしれません。
 また、ランチ時のモールのフードコート。自分のランチが載ったトレイを持って、空いた席を探すあなた。で、やっと1つ、座れそうな空席を発見。
 「座っても、イイですか?」「空いていますか?」と聞きたいけれど、どういう英語表現をするのか悩んでいるうちに、誰かに座られてしまって、あ〜残念。そんなことって、経験したこと、ないですか?
 ここに挙げたのは、たった2つの場面ですが、フルセンテンスで自分の気持ちを伝えなくても、相手にあなたが何を聞きたいのか、求めているのか、伝わる状況だと思います。


◉“May I ?”で通じる状況例
May I taste it?(それ、味見しても良いですか?)
May I try that?(あれ、試してみても良いですか?)
May I eat this?(これ、食べても良いですか?)
May I sit here?(ここに座っても良いですか?)
May I take this seat?(この席に座っても、良いですか?)

 この"May I ?"は、もちろんショッピングで洋服を試着したい時にも使えますし、たった2つの単語ですが、同じ2つの"Eat, OK?"とは、格段の差がある、洗練された聞き方になるでしょう。
 私に言わせれば、常に完璧な英語を使って暮らす必要はないと思うのです。要は、「英語を使えるか」ということ。確かにどんな状況でもペラペラっと、流暢に英語を操れるのが憧れでしょうが、実際に英語で生活をしていれば、上手に話すより、相手に通じる語学力、それが大切だと思います。