アメリカで暮らす

英語レッスン

【活かす!イングリッシュ】Vol.28
「go は’行く’だけじゃない」

私が高校留学をしてきて間もなく、国語(英語)の授業で先生が、黒板に GO と書き、「皆さんが Go と使うのは、実際にどこかに移動する以外で、どんな時でしょう?」みたいな質問をしました。まだ英語がヘタクソだった私は、授業を聞くだけだったのですが、クラスのみんなは、一斉に「しゃべる時〜!(When we say something〜)」とかなんとか、返事をしました。

そして英語生活のビギナーだった私は、英会話では、go = say で使えるということを知りました。

日本の英語の授業では、そんなことは教わっていなかったので、留学後30年ほど(!)が経過した今でも、このときの衝撃というか、「ヘェ〜、そうなんだぁ」という驚きを覚えています。

"go" は、誰でもが知っている簡単な言葉だし、毎日のように使うことがあるものですが、この "go" 、実に色々な使い方があります。

今月は、"go" と言えば、地点A から地点Bまでの「移動」や、物理的にどこかに「行く」と頭にインプットされている人たちに、"go" は「行く」だけじゃないことをご紹介しましょう。

面白い "go" の使い方例:
This treasure goes for 0.00 at a store.
(この宝物は、お店では500ドルで売られる)
He goes by a different name.
(彼は別名を使っている)
The buddha statue goes to the temple.
(仏像は寺に納められる)
My kid needs to go!
(ウチの子、トイレ行きたいの!)
One year has gone by.
(一年が過ぎ去った)
My pet is gone.
(私のペットが行方不明/死んだ)

他には、「物事がうまく行く」という「行く」も、"go" を使って、"It went well.(うまく行った)" や、"It went bad.(ダメだった)" などと使えますし、なにかに挑戦する人に対して「頑張れ!」「やっちゃえ!」という応援の時も、"Go for it!" などと言えます。

また以前、このコラムでも書きましたが、「デートする」は、"go out" ですし、たかだかアルファベット2個の "go" ですが、色々な表現が出来るものなのです。Well, I've gotta go now.(じゃ、失礼します)


(2009年5月1日号掲載)