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ゴルフ南加A(なんかエエ)コース!

ゴルフライター「ヒデ・スギヤマ」による、ロサンゼルスを含む南カリフォルニアのゴルフコース情報とゴルフ雑学エッセイ。

ヒデ・スギヤマ/平日はハリウッド映画業界を駆け回るビジネスマン、
週末はゴルフと執筆活動に励むゴルフライター。

ヒデ・スギヤマ

Vol.13 Black Gold Golf Club
本格派向けのチャンピオンシップコースの変化に辛口採点

オレンジ

17681 Lakeview Ave.,
Yorba Linda, CA 92886
☎714-961-0060
www.blackgoldgolf.com

ヒデ・スギヤマが綴るエッセイ
ゴルフ徒然草2006
vol.13「プロゴルファー大山志保」はこちら


辛口スコアカード

1番ホール: プロショップの従業員の対応 (±0)
2番ホール:
ドライビングレンジ設備レベル (±0)
3番ホール:
カートと機器(GPS他)のレベル (±0)
4番ホール:
コース全体の景観 (±0)
5番ホール:
フェアウエイのコンディション (+2)
6番ホール:
グリーンのコンディション (+1)
7番ホール:
ホットドッグの味 (+1)
8番ホール:
バーのサービス内容 (±0)
9番ホール:
料金(注) (±0)
Total:
4オーバー(+4 )
注:料金は「安ければ良い」という意味ではなく、内容に見合っていたかどうか


以前話題のゴルフ場が
「あれっ?」という印象の変化

今回は、FW91号線と5号線が交わったところから少し東(91号線)へ行った、ヨーバリンダの新興住宅街に位置する、”Black Gold Golf Club”をご紹介します。ここは今から5、6年前にオープンした比較的新しいパブリックコースで、オープン当事は色々なメディアでも紹介され、当事はLAのゴルファー間でもかなり話題に上がっていました。ゴルフ好き連中が『久しぶりにオレンジカウンティーにできた本格派チャンピオンシップコース』と高く評価していましたし、筆者もオープン当事は何度もプレーして、好印象を持っていました。しかし今回、数年ぶりにここを訪れましたが、『あれ…?』という印象。もちろんコースデザインが大幅に変ることはないので、他の部分で何かが変ったということです。今回と同じような経験を、日米とも過去に何度も経験しました。知ってました?ゴルフコースって、ちょっとしたことでガラっと印象が変るんですよ。今回はその最適な事例になると思います。詳しくは下記をご覧下さい。コースの詳細はwww.blackgoldgolf.comにて。


まず従業員のサービス内容。プロショップのお兄さんは愛想ゼロ。かなりいい加減な対応。でもまあチェックインは問題なくできたし、スターターのオヤジがかなりナイスガイだったので、プラスマイナスゼロでパーに。次にドライビングレンジ。ここは芝の上からではなくマット。このマット、目が粗くて丈夫なンだろうけど、かなり打ちにくいです。ただレンジのロケーションが、クラブハウスと1番ホールを結ぶ導線上にあるのは何かと好都合。ちょうど車が入って来る位置からレンジが見えるので、現地集合にはとても便利です。距離も問題なし。ここはパーで。カートはGPS装備。それ以外は普通のタイプ。プレーフィーは決して安くないので、カートが良くなければ辛い採点にしようと思いましたが、まあパーで問題ないでしょう。


本格派向けのコースも
手入れの手抜きで印象ダウン

つぎはコースの景観ですが、まあレベルの高いパーですが、バーディまではちょっと…という評価でしょうか。途中の4番や5番の豪快さや、10番の池、上がり18番の池とグリーンの美しい景色などは良いのですが、やはりまだ工事中の分譲住宅が多くあり、景観としてはあまり美しくないところも目立ちました。さて問題は次の、フェアウエイのコンディションとグリーンのコンディションです。まずフェアウエイ。これ、最悪。かなり多くのホールで、フェアウエイ真ん中やグリーン周りで芝が完全に剥げています。今は9月末。春から夏にかけて丁寧で継続的な手入れをしていれば、この時期は芝もベストなはずです。メンテナンスの手抜きとしか言いようがありません。グリーン上も、全ホールで芝に酸素を与えるための穴が沢山開けられており(Aerifying)、それはよくあることですが、その穴が深すぎてパッティングが完全に“運”のみになっています。その作業も春先はよく見かけますが、この時期でグリーンが痛んでいるのは、やはり手抜きだと判断します。ここは厳しくダボとボギーです。

前述のように、日米で何度も同じような経験をしました。数年前は良かったのに、久しぶりに行くとコンディションが“激落ち”しているのです。例えば、お気に入りのレストランに友人を誘い、『あそこは旨いから』と宣伝して行ってみたら、シェフが変って味もサービスもさっぱりだった、というご経験をお持ちでしょう。それと同じです。ちょっとしたことで、ゴルフコース全体が貧弱に見えてくるから不思議なものです。以前はそんなことはなかったわけですから、経営者、グリーンキーパー、何が変わったのか…ただ何かが変ったことだけは間違いありません。コースは無言で、しかも存在感があるだけに、プレイヤーには正直なメッセージを発信するのです。


サービス面も辛口評価
美しいコースへの再生を期待

さてホットドッグですが、ここは8番ホール時点で何を食べるかカートから予約できる、よくあるシステムを採用しています。ただメニューには3種類のハンバーガーしかない… まあ仕方ないかとハンバーガーを注文。スナックバーに行ってみると…何だ、あるじゃないか!ホットドッグもその他もメニューにいっぱい。カートの表示メニューには高いものだけを載せてるの?せこい!しかも2ホールも前にオーダーしたのに、行ってみるとまだできていない。高い(ハンバーガー:$7.95)。ここはボギーもやむを得ないところでしょう。プレー後のバーはなかなかいい雰囲気です。やはり結婚式が重要なビジネスなのか、クラブハウスもバーもきれいな内装です。でも俺たちゴルファーは、コース内の手入れが一番重要なんですけどね。値段は平日で$65。決して安くはないコースなのに、(何度も言いますが)あのコンディションはちょっと首をひねります。

最近「どこが辛口採点だ」というご指摘も多かったので、かなり辛口にしました。でもその真意は「好きなコースだったのに、残念!」という気持ちの表れです。また美しいコースに戻って、魅力的で本格派コースならではの挑戦意欲をかき立ててくれることを期待しています。

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