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ゴルフ南加A(なんかエエ)コース!

ゴルフライター「ヒデ・スギヤマ」による、ロサンゼルスを含む南カリフォルニアのゴルフコース情報とゴルフ雑学エッセイ。

ヒデ・スギヤマ/平日はハリウッド映画業界を駆け回るビジネスマン、
週末はゴルフと執筆活動に励むゴルフライター。

ヒデ・スギヤマ

Vol. 39 Shandin Hills Golf Club
貨物列車の走る牧歌的な風景が楽しめる

サンバナディーノ

3380 Little Mountain Drive
San Bernadino, CA 92405
☎909-886-0669
http://www.americangolf

ヒデ・スギヤマが綴るエッセイ
ゴルフ徒然草
Vol.39「ゴルフの恨みは百年消えぬ。」はこちら


辛口スコアカード

1番ホール: プロショップの従業員の対応 (±0)
2番ホール:
ドライビングレンジ設備レベル (±0)
3番ホール:
カートと機器(GPS他)のレベル (±0)
4番ホール:
コース全体の景観 (−1)
5番ホール:
フェアウエイのコンディション (+1)
6番ホール:
グリーンのコンディション (±0)
7番ホール:
ホットドッグの味 (±0)
8番ホール:
バーのサービス内容 (±0)
9番ホール:
料金(注) (±0)
Total:
イーブンパー (±0)
注:料金は「安ければ良い」という意味ではなく、内容に見合っていたかどうか



今回はLA北部のSan Bernadino に位置し、山間部に近いこともあって大自然を存分に楽しめる、Shandin Hills Golf Clubを訪れました。ウエストLAやダウンタウン方面からはFWY10号線または60号線を東へ行き、LAから陸路でラスベガスを目指す際に利用する、15号線に入って北上します。サウスベイ方面からでも110号線や710号線、605号線などを使って北上、あとは上記と同じです。ここはLAで数多くのゴルフ場を所有することでお馴染みの、“アメリカンゴルフ”が運営しています。コースの詳細はwww.americangolf.com にて。


まずはプロショップのサービスですが、大きな問題もなく、てきぱきと仕事をこなしていました。カウンターの男性は、ちょっとスベリ気味のジョークがイマイチでしたが、基本的にはとても一生懸命な対応でした。腹を抱えるほど笑わせてくれたらバーディを出したところですが、ここは惜しくもパーでしょう。次にドライビングレンジですが、一番ホールからさほど離れておらず、広さと距離もたっぷりで、まずまずの設備でした。バーディでもいいかな…とちょっと悩みましたが、さすがに一歩届かず、惜しくもバーディ逃しのパーといったところです。でもいいレンジですよ。カートは一般的なものでGPSも無し。アメリカンゴルフのコースでGPS付きカートは見たことないのでは? しかしいつもながら、私にはGPSの有り無しは査定に大きな影響を与えません。ここもパーです。


次にコース全体の景観ですが、ゆったりとした大自然に囲まれており、素朴な印象でなかなか好感が持てました。息を呑むほどの絶景や、ピート・ダイやトム・ファジオが設計したような印象的なデザインがあるわけではありません。でもインの幾つかのホールの脇に線路が走っており、そこを長〜い貨物列車がカメのようにゆっくりと進んで行くのです。過去にも何度か書きましたが、私は動く乗り物(例:飛行機、貨物列車、飛行船など)が見えるとワクワクして、無条件にそのコースを好きになってしまいます。今回もアメリカを象徴するような、鮮やかなペインティングを施した貨物列車を、触れるぐらい間近で見てすごく嬉しかったので、バーディをつけましょう。え? ゴルフに関係ない? はい、筆者の独断と偏見なのです。それでいいのだ。

次はフェアウエイのコンディション。さほど悪くなかったのですが、2ホールほどフェアウエイのど真ん中に、広大なベアーグラウンドがありました。芝が完全に死んでいましたね。芝生の育成と管理が、とても難しい技術であることはよく分かっていますが、さすがにちょっとひどい状態でした。あれを完全に戻すには、結構大変な作業が要りますね。ここは辛めにボギーでしょう。グリーンのコンディションは、若干遅いかな? と思いましたが、いつも気になる『ホールごとのばらつき』はこのコースには少なく、パーにしておきます。


ホットドッグは一般的なものですが、まずまずの味でした。作ってくれたのは、髭を生やしたヒスパニック系の太った大将。やっぱりどんな料理でも、調理人はあのような『漫画に出てくるようなオヤジ』のほうが、何でも美味しく感じるような気がします。充分な満足感でパーでしょう。バーは簡易的な設備があるだけですが、気のおけない仲間とプレー後に軽くビールを飲むぐらいには、これで充分だと思います。ここもパーですね。プレー費は平日が35ドルで、週末が43ドル。いずれもカート込みの料金です。これは安い、と思いましたが、結構遠い場所にあるのでまあ妥当かな、とも思います。パーにしましょう。


何ホールかはコース中央にある池に上手く囲まれており、のんびりとした牧歌的な印象を与えてくれ、『おっとりとした郊外のコース』という雰囲気が満載です。スロープもさほど無いので、女性や年配者でも楽にプレーできるでしょう。