ベニスビーチのおすすめ観光スポット

観光客でにぎわうベニスビーチ

人と音と光と匂いで溢れるベニスビーチ。ストリートパフォーマーの発祥の地として、南カリフォルニアのビーチの中でも異彩を放つベニスの魅力を語り始めたらキリがない。ニュースポットが次々と誕生し、新旧が交差するベニスビーチ。その中でも、ヒッピー文化が息づくボードウォークとアーティスティックな店が並ぶアボット・キニー・ブルバードを紹介しよう。


ベニスビーチはヒップな文化が集まる陽気で明るいビーチ

ベニスビーチ周辺の地図

ベニスビーチ周辺の地図

ベニスビーチは、「カリフォルニア」を感じさせる顔で溢れている。ボヘミア調の建物に描かれたグラフィティー。個性豊かなストリートパフォーマンス。お香や絵、タトゥーを始め、ちょっと怪しげなものを売っている屋台。季節を問わず、夏物のTシャツやビーチグッズを並べるお土産ショップ。
 
バスケットボールやパドルテニスで汗を流している人々。ダンスを楽しむ若者。ローラーブレードや2人乗り自転車で優雅な時を楽しむ恋人たち。朝の凛とした空気、昼間の賑やかな通り、夕方のサンセット…。
 
サンタモニカとマリナデルレイという高級ビーチに挟まれながらも、サーファーやストリートギャングが集まる〝ドッグタウン〟としてヒッピーなアイデンティティーを保ち続けてきたベニス。しかし最近、その様相が変わってきた。日本人好みのお洒落な通り「アボット・キニー・ブルバード」には、高級ブティックやレストランが軒を連ねる。人気が高まるにつれ、地価も急上昇。家賃は12年前の6倍近くに跳ね上がり、いまやロデオ・ドライブ並みになったとか。そのせいか店舗の移り変わりも激しく、地元の人々ですら足を運ぶたびに新発見をすると言う。


大富豪が憧れた運河の街がモデル

ベニスビーチでパフォーマンスを行う男性と、パフォーマンスを見ている観光客

19世紀半ば、カリフォルニアがメキシコの一部だった時代のベニス地区は「ランチョ・ラ・バロマ」と呼ばれていた。1905年に、この一帯の地主となった富豪・アボット・キニーが「ベニス」と命名。大富豪が夢見たルネッサンスリゾート、イタリアのベニスに倣った街作りを目指して開発されたのが、本格的なこのエリアの誕生だった。現存する6本の水路にその名残りを見ることができる。
 
1925年にロサンゼルス市の一部となったベニスでは、水路であった場所が道路に、30年代には石油の採掘所がアミューズメントパークへと姿を変えた。アボット・キニーが、浜に突き出るピアを建造し、その上に遊園地やレストラン、ダンスホール、水族館、温水海水プールなどの娯楽施設を建てたのだ。40年代、ロサンゼルス公園管理局の命令により、ピア上の娯楽施設がすべて取り壊されたが、海から突き出る杭は残され、70年に本格的に撤去されるまでの間、サーファー見学のベストスポットとして人気を呼んだ。
 
ベニス名物「マッスルビーチ」の歴史は1930年代まで遡る。最初、サンタモニカピアに設置されていたが、1950年代にベニスに移転。シンボルである巨大なコンクリートのバーベルが置かれたのはその後のことである。1965年には「Gold’sGym」が誕生、シュワルツェネッガー知事がかつてトレーニングを行っていたのは有名な話だ。今でもボードウォーク沿いの屋外ジムでは、筋骨隆々の強者たちが、日々己の肉体を鍛え上げている。
 
一方、アボット・キニー・ブルバードとグランド・アベニュー、メイン・ストリートに沿った地域は「ダウンタウン・ベニス」と呼ばれ、1920~1930年代には毎夜、ナイトライフを楽しむ若者で賑わった。1960年代に再燃したナイトライフブームが、ヒッピー文化をこの地に呼び、1990年代に入ると、サーフィンやスケートボード、バスケットボールに興じる若者が集う場所となった。1990年代後半になると、バーやギャラリー、ブティックなどが本格的に登場、今のベニスの様相を形作っていった。
 
居住者には有名セレブも、映画にも度々登場
セレブにも人気の高いベニス。ジュリア・ロバーツやニコラス・ケイジ、ロバート・ダウニーJr.、デニス・ホッパーなどが住人として知られている。映画のロケ地としてもしばしば使用され、『Speed』(キアヌ・リーブス主演)、『TheNet』(サンドラ・ブロック主演)、『American History X』(エドワード・ノートン主演)、『TheBig Lebowski』(コーエン兄弟監督)などの舞台として登場している。


ベニスビーチ周辺のおすすめショップ、おすすめレストラン

ベニスを愛する人々が集まるくつろぎカフェ

Abbot’s Habitのサンドイッチ

日本人好みのお洒落な通り、Abbot KinneyBlvd. の真ん中に位置するベーカリーカフェ。お店のスタッフも客も、皆が知り合いのようなアットホームな雰囲気でありながら、新参者でも気にしない。本を読んだり、脚本を書いたり、おしゃべりしたり、ボーッとしたりと、誰もが思い思いにくつろいでいる。大胆にカットされたアボカドやトマト、キュウリなどの野菜がたっぷりの「Habit Vessie Sandwich」(5.95ドル)がおすすめ。

◎Abbot’s Habit
▶ 住所:1401 Abbot Kinney Blvd.
☎ 310-399-1171
▶ 営業時間:6:00am-10:00pm Open 7 Day


世界最大の帽子店でお気に入りを見つけよう

Titanicで売られている帽子

「日本人のお客さんは何時間でも探しているよ!」と話してくれたショーンさん。すべてのブランド、スタイル、カラーの帽子を何千個も取り扱うというだけあり、「このショップにないということは、誰もいらない帽子だということさ」と自信満々だ。ガールズからボーイズ、コンサバからパンク、ニットからレザー、カウボーイハットから野球帽まで、とにかく種類が豊富で、試着しているだけで楽しくなる。ニューヨークのブランド「Penguin」「Blue Marlin」、カリフォルニア生まれの「GoolinBrothers」などが人気だそう。ボトルキャップがあしらわれたベルトなどの小物もユニーク。

◎Titanic
▶ 住所:405 Ocean Front Walk
☎ 310-392-9254
▶ 営業時間:10:00am-7:00pm、Open 7 Days

自家製ブラッディーマリーで降り注ぐ太陽に乾杯!

Sidewalk Café & Barのドリンク

◎Sidewalk Café & Bar
▶ 住所:1401 Ocean Front Walk
☎ 310-399-5547
▶ 営業時間:8:00am-11:00pm、Open 7 Days ※冬季は日の長さによって変更あり

何はともあれベニス歩きにはビキニ&ビーチサンダルが必須

Light Blueで売られているビーチサンダル

◎Light Blue
▶ 住所:401 Ocean Front Walk
☎ 310-581-9663
▶ 営業時間:10:00am-日没、Open 7 Days

カッコよくクールにキマるメンズファッションが充実

Enda King Menのユニークな展示棚

◎Enda King Men
▶ 住所:1419 Abbot Kinney Blvd.
☎ 310-396-1242
▶ 営業時間:Mon-Fri 11:00am-8:00pm、Sat 11:00am-7:00pm、Sun 12:00pm-6:00pm、Open 7 Days

小さなショップが集まるおとぎ話のような広場

Gingerbread Courtのエントランス

ヒッピーな雰囲気のボードウォークを歩くうち、どこかノスタルジックな雰囲気を持つ建物を目にしたら、それが「Gingerbread Court」だ。「Tribal Bazaar」では、インドやパキスタン、アフガニスタンからのエキゾチックなアクセサリーやドレスが勢揃い。「anonymous」ではメンズ&レディースのジーンズやシャツ、セレブの顔入りトートバッグなどの面白い小物を取り扱う。その他、タトゥーや中国マッサージ、ジェラート屋からカフェにいたるまで、バラエティーに富んだ小さな店が集合する。一般的なモールと異なり、オーナーの都合や気分(?)、季節によってフレキシブルに営業時間が変わる各店。そんなルーズさもベニスの魅力!?

◎Gingerbread Court
▶ 住所:517 Ocean Front Walk
◎Tribal Bazaar
☎ 310-396-2167
▶ Web:www.tribalbazaar.com
▶ 営業時間:11:00am- 日没 Open 7 Days
◎anonymous
☎ 310-392-7121
▶ 営業時間:10:00am-6:00pm、Open 7 Days


セレブもお気に入りミニドーナツを頬張ろう

Zelda’sのドーナツとジュース

ボードウォークから小道を入った所に、さりげなく位置する老舗カフェ。ダスティン・ホフマンも大好きというミニドーナツは、やみつきになる美味しさ。おもちゃのようなドーナツ機からポロンポロンと揚がってくる、ふわふわのドーナツを頬張れば、口の中でフワっととろける。搾りたてのオレンジジュースとの相性は最高。6個2ドル、12個2.50ドル、30個5ドルというお手頃価格も手伝って、地元っ子がスケートボードを片手に立ち寄る姿も。

◎Zelda’s
▶ 住所:9 Westminster Ave.
☎ 310-314-6458
▶ 営業時間:Thu-Tue 10:00am-5:00pm、Closed on Wednesdays


若きアーティストが腕を競う、ベニスらしさあふれるスポット

ベニスビーチのにぎやかなアート

ベニスビーチを象徴する大きな「V」の彫刻と海の間に位置する「Graffiti Place」。アーティストたちのキャンバスは、L字型に立てられた横長の石壁と円柱型の石だけにとどまらず、ゴミ箱やパームツリーの幹、葉っぱの裏までスプレーされている。週末に上塗りする人が多いが、1週間ほどは同じ絵を楽しむことができる。「Graffiti Place」から海を眺めると目に入る岩場は、「Venice Break Water」と呼ばれる、カリフォルニアで1番古いサーフスポットだ。

◎Graffiti Place
▶ 場所:Beach between Windward Ave. & Market St.


センスが光る品揃え古着を探すなら

Animal Houseの店内

天井の高い開放的な店内に、メンズのシャツやジャケット、ガールズのジーンズやトップス、ワンピースなどが揃う。商品数は多くはないが、日本人好みのセレクションがうれしい。ロバートソン・ブルバードで売っているようなセレブ店の服も、ここならリーズナブル価格で手に入る。この道35年のオーナー・ロニーさんは、25年前にこの店をオープン。ローズボウルのフリーマーケットでも手に入らないような古着もしっかりマークしているため、お目当てのアイテムを目指して、朝から開店待ちをする日本人客も多いとか。

◎Animal House
▶ 住所:66 Windward Ave.
☎ 310-392-5411
▶ 営業時間:11:00am-7:00pm、Open 7 Days


●ベニスビーチで「絶対、泊まってみたい!」おすすめホテル

ベニス ビーチに近い、おしゃれで洗練されたホテル
イン アット ベニス ビーチ ( Inn at Venice Beach)
 
ベニスビーチらしい、オシャレで個性的な外観のホテル
ベニス スイーツ(Venice Suites)
 
ビーチ沿いにある、アットホームな雰囲気の2つ星ホテル
ヴェニス オン ザ ビーチ ホテル (Venice on the Beach Hotel)
 
すべての客室に簡易キッチンの付いた、ビーチ沿いの老舗ホテル
ベニス ビーチ スイーツ アンド ホテル (Venice Beach Suites And Hotel)
 
ビーチの目の前、静かな環境で落ち着いたホテル
キャディラック ホテル (Cadillac Hotel)

「ロサンゼルスのビーチシティ観光」のコンテンツ