ロサンゼルス観光ガイド
Los Angeles Guide

アメリカの国民食に新時代到来!ロサンゼルス・ホットドッグ最前線


ミーアズのホットドッグ
イーグルロックにあるミーアズのホットドッグ。左から「Seattle Street」($5.25)、「Mushroom Dog」($5.75)、「Chicago」($5.25)、「Eagle Rock」($5.75)。豊富な種類のホットドッグが、来店客を楽しませてくれます

国民1人当たりの年間消費量は70本(※)と言われる、アメリカの国民食ホットドッグ。全米一となる、年間約4,000万本が消費されているロサンゼルスでは、近年、個性的なホットドッグを提供するお店が続出!ロサンゼルスとオレンジカウンティの最新トレンドのホットドッグをご紹介します。
※National Hot Dog & Sausage Councilのデータより
(2015年6月16日号ライトハウス・ロサンゼルス版掲載)


[イーグルロック]Meea's / ミーアズ

ホットドッグ「Southland」
大胆にケチャップ、マヨネーズ、マスタードがかけられ、見た目鮮やかな「Southland」($5.25)
中庭のパティオ
食べ歩きせず、かわいらしい中庭のパティオで食べるのがMeea'sスタイル

ロサンゼルスでかぶりつける全米各地のご当地ドッグ
和食とハンバーガーが融合すると!?

アーティストや映画関係者が数多く暮らす、イーグルロックに店を構えるMeea's。2013年12月のオープン以来、一躍地域の人気店となりました。その秘密は、豊富なホットドッグの種類と全て自家製のバン。なんと15種類もあり、ニューヨーク、シカゴ、シアトルなどアメリカ各都市のご当地ホットドッグが食べられます。2日に1度作るという、ケシの実を散らした自家製のバンは、柔らか過ぎずトッピングをしっかりと支えてくれます。牛など3種類あるソーセージは全て100%で、スパイシー味やベジタリアン向けもあります。

マネージャーのエドガーさんのおすすめは、地元の名前を付けたオリジナルドッグの「Eagle Rock」。半分に切られた肉厚ソーセージの上に、カリッとした歯応えの、豚の皮を油で揚げたポークラインズ、青パパイヤのピクルス、アボカドが載ったユニークなドッグです。ピリリと辛めのスリラッチャソースがアクセントに。おいしさのあまり笑顔がはじけること、間違いなしです。

店舗の外観

◎Meea's
1740 Colorado Blvd., Los Angeles
☎ 323-285-4850
www.meeas.net
▶ 営業時間 月〜土11:00am-8:00pm・日11:00am-7:00pm


[ダウンタウン・ロサンゼルス]Berlin Currywurst / ベルリン・カリーヴルスト

「Lunch」のホットドッグスタイル
「Lunch」($7)のホットドッグスタイル。ソーセージは豚と仔牛入りのNuernberger
「Lunch」のカリーヴルスト
「Lunch」のカリーヴルスト。ソーセージは豚、ガーリック入りのPaprika

ドイツのB級グルメ・カリーヴルストをロサンゼルスで

焼いたソーセージに、カレー味のウスターソースとカレー粉をまぶしたドイツの大衆食カリーヴルスト。Berlin Currywurstはロサンゼルス初のカリーヴルスト店として、発祥地ベルリンの看板を掲げ2011年にシルバーレイクにオープンし、2014年にはGrand Central Market内にダウンタウン・ロサンゼルス店を開店しました。

単純な料理だからこそ素材にはこだわっていて、パリッとした歯ごたえの皮付きソーセージに使われている肉は、化学物質を一切加えていないもののみ。甘味の中に辛さが残る自家製ウスターソースは、保存料無添加で、こってりしているのに後味はサッパリ。日本人には新感覚です。

終日オーダーできる「Lunch」は、7種類からソーセージを選び、カリーヴルストかホットドッグを選択します。カリーヴルストに付く、ブレートヒェンと呼ばれる小さなパンで濃厚なウスターソースを残さず味わうのが本場ドイツの食べ方。

ロサンゼルスで気軽に食べられるドイツの国民食、要チェックです。

オーナーのハーディープさん
ベルリン出身でオーナーのハーディープさん。「ソーセージ、バン、ソース全て自家製です」

◎Berlin Currywurst
317 S. Broadway, Los Angeles(Grand Central Market内)
☎ 213-680-8708
www.berlincurrywurst.com
▶ 営業時間 毎日9:00am-6:00pm


[オレンジ・カウンティー]LinX / リンクス

ビールともよく合うホットドッグ
ビールともよく合う「T.J. Street Dog」($6.25・手前)と、「BBQ, Bacon & Blues Dog」($6.25・奥)

ビールでスチームしたソーセージ!サクサクのバンと相性抜群

「おいしいビールとホットドッグを味わえる店」をモットーに、2013年2月にオープンしたLinX。オレンジ・カウンティーのクラフトビールをサポートしており、店内のガラスケースにズラリと並ぶ、20種類の樽ビールが目を引きます。

初来店者のほとんどが注文するホットドッグは、「T.J. Street Dog」。その名の通り、ティファナのストリートを連想させるメキシカンフレーバーです。ビールでスチームした後にグリルで焼き上げた、旨味たっぷりのソーセージに、刻んだカリカリのベーコン、アボカドをトッピング。その上に散らしたシラントロの香りがアクセントになり、トッピングと絶妙にマッチ。ふんわり柔らかいバンは、かじるとサクサク。甘味が口の中に広がり、ビールが進みます。

この店のお楽しみは、ホットドッグやベルリン風フライドポテトにピッタリの、トロリとしたマスタード選び。「レモンガーリック」「ハラペーニョ」など全22種類あるので、お気に入りを見つけてみましょう。

マネージャーのニックさんとシェフのエンリケさん
マネージャーのニックさん(左)とシェフのエンリケさん。「オレンジの町を眺めながら、ビールとホットドッグのペアリングを楽しんで!」(ニックさん)

◎LinX
238 W. Chapman Ave., Orange
☎ 714-744-3647
linxdogs.com
▶ 営業時間 月〜水11:00am-10:00pm・木〜土11:00am-11:00pm・日11:00am-10:00pm


[オレンジカウンティー]The Viking Truck / バイキング・トラック

Odin
北欧神話の最高神の名前が付けられた「Odin」($8)はボリューム満点

濃厚で大きなトッピングが魅力!OCで出会えるフードトラック

バイキング(海賊)のイラストが目印のThe Viking Truck。実際にバイキングにルーツを持つ3人の男女が、2012年に立ち上げたフードトラックです。

両手でしっかり持って食べないとトッピングがこぼれるほどのボリュームが代名詞…となると、とにかくサイズに目が行きがちですが、肉の旨味はそれ以上です。

特に男性に人気の「Odin」は、フワフワのバンの上に、薫製した豚肉ソーセージ、赤キャベツ、チェダーチーズ、ベーコンがギュウギュウに詰まり、その上に、秘伝の甘辛バイキングケチャップがたっぷりかけられた逸品。噛むごとに味わいが増し、濃厚でクリーミーな風味が口の中に広がります。

フードトラック
オレンジ・カウンティーのイベントや学校、オフィス街に出店しています

◎The Viking Truck
場所・営業時間はウェブサイトで要確認
☎ 714-369-9800
www.thevikingtruck.com


[ダウンタウン・ロサンゼルス]Wurstküche / ヴルストクーカ

ヴルストクーカのホットドック
2012年にベニスビーチ店を、2015年2月にはコロラド州にデンバー店をオープンしました
店内で焼かれるソーセージ
店内はソーセージをジュージューと焼く香ばしい匂いが広がり、食欲を掻き立てます

ダウンタウンのアートディストリクトにあるエキゾチックな「ソーセージ屋さん」

Wurstkücheのダウンタウン・ロサンゼルス店。2008年に創業した同店の店名は、ドイツ語で「ソーセージ屋さん」を意味します。外から中の様子は見えませんが、店内に足を踏み入れると、週末はDJがプレイする広々とした空間が広がります。

「シンプルだけどインパクトのあるメニューを作りたいと思ったんだ」と、オーナーのジョセフさんが語るこの店のイチオシは、店名の通り種類と味にこだわったソーセージです。豚、仔牛といった「Classic」(6.50ドル)、ターキー、マンゴハラペーニョなどの「Gourmet」(7ドル)、そしてダック×ベーコン、バッファロー×ポークなどの「Exotic」(8ドル)という、3カテゴリー・全19種類の変わったソーセージに目が奪われます。「Exotic」で一番人気のガラガラヘビ×ウサギは、野越あふれる風味と香辛料が化学反応を起こし、忘れられない味になること間違いなし!

ドイツとベルギー産にこだわった生ビールは全24種類。列に並んでいる時に注文できるので、一杯飲みながらソーセージの焼き上がりを待ちましょう。

店舗の外観

◎Wurstküche
800 E. 3rd St., Los Angeles
☎ 213-687-4444
www.wurstkuche.com
▶ 営業時間 毎日11:00am-1:30am


[LA&OCカウンティ]The Greasy Wiener / グリーシー・ウィナー

看板メニューの「The Bomb」
看板メニューの「The Bomb」($7)は、その味も爆弾級!

CIAの元シェフが創業に参画したサンディエゴ発のフードトラック

2010年3月、現オーナーのアダムさんと、中央情報局(CIA)の元シェフが、「故郷のニュージャージーで食べていたホットドッグを広めよう」と、サンディエゴで立ち上げたThe Greasy Wiener。フラッシュフライドという、ホットドッグを丸ごとサッと1〜2分油で揚げたものに、ベーコン巻きなど西海岸風のテイストを加えたホットドッグがサンディエガンの間で話題となり、程なくしてロサンゼルスに進出。

老若男女問わず人気の「The Bomb」は、香ばしいバンに挟まれたソーセージの上に、旨味が凝縮したカラメル色のオニオン、15兮腓離團ルスとミンチが載ります。ハワイアンブレッドを使用したバンは、口に入り切らないほどのボリュームです。

グリーシー・ウィナーのフードトラック
ビビッドなイエローが眩しいトラック。ロサンゼルスの市内全域に出現します

◎The Greasy Wiener
場所・営業時間はウェブサイトで要確認
☎ 619-917-2169
thegreasywiener.com


[パサデナ]Dog Haus / ドッグ・ハウス

看板メニューの「Sooo Cali」
看板メニューの「Sooo Cali」($5.99)。ソーセージの上に載った、ジューシーなトマト、熟れたアボカド、揚げたオニオンは、ピリ辛のアイオリバジルによって旨味が引き出されています
Another Night in Bangkok
「Another Night in Bangkok」($6.99)。ピリ辛ソーセージにピーナッツソース、コールスローが載ったアジアンな味付けです

ソーセージ職人と専属契約!肉の品質に自信あり

地元の人々が口をそろえて「ホットドッグならここ!」と挙げる、有名店のDog Haus。「子どもの頃食べた味を再現させる」を目標に、2010年10月、パサデナに1号店をオープン。その後、2年以内にパサデナで2店舗を開店しました。

この店のこだわりは、ソーセージに使用する肉の品質。TV等で活躍中のソーセージ職人、アダム・ガートラーさんと専属契約しており、一本一本、ジューシーでおいしいソーセージを提供しています。甘味とピ リ辛が特徴の牛100%スキンレスソーセージは、無添加・無着色。肉々しい食感が堪らないソーセージで、フワフワで甘味のあるKing's Hawaiian製のバンに挟まれています。

韓国風の「Tae Kwon Dog」、野球を連想させる「Grand Slam」など、ネーミングにも遊び心満載。店内はカジュアルな雰囲気で、家族や友人と一緒に訪れたいお店です。

創業者のハゴップさん、クアシムさん、アンドレさん
「パサデナの名所になりたいね」と意気込む、左から創業者のハゴップさん、クアシムさん、アンドレさん

◎Dog Haus
93 E. Green St., Pasadena
☎ 626-683-0808
www.doghaus.com
▶ 営業時間 日〜木11:00am-12:00am・金土11:00am-2:00am


[サンタモニカ]Japadog / ジャパドッグ

不動の人気を誇る「Kurobuta Terimayo」
不動の人気を誇る「Kurobuta Terimayo」($7)
大根おろしがサッパリした食感の「Oroshi」
大根おろしがサッパリした食感の「Oroshi」($6)

トッピングは日本の食材・和洋折衷のホットドッグ

日本食とホットドッグを融合させた、和洋折衷のJapadog。2005年にバンクーバーで創業以降、カナダ国内で7店舗を展開し、2014年10月にロサンゼルスのサンタモニカ・ピアに出店しました。

開店前から行列ができ、一日平均500本のホットドッグを売り上げる同店の一番人気のメニューは「Kurobuta Terimayo」。アメリカ産の黒豚を100%使用したソーセージに、バターで炒めたオニオン、ノリ、日本産マヨネーズが載っていて、ふんだんにかけられたテリヤキソースと意外にも(?)好相性。

焼きそば、天ぷら、梅など、とにかく日本の食材にこだわったホットドッグの種類は20!いつものホットドッグとは、ひと味違ったフレーバーが楽しめます。

オーナーの田村徳樹さん
オーナーの田村徳樹さん。「バンは全てグリルの上で焼いてからスチームしています」

◎Japadog
Santa Monica Pier (Playland Arcade前)
www.japadog.com
▶ 営業時間 月〜木11:00am-8:00pm 金土11:00am-10:00pm 日11:00am-9:00pm


アメリカ・ご当地ホットドッグ

アメリカ各地のホットドッグ

所変われば品変わる。広大なアメリカでは、地域によってホットドッグのトッピングも異なります。ご当地ドッグの「ほんの」一部、ご紹介します。

ニューヨーク(写真・下)

街角にズラリと並ぶベンダーと、スーツ姿のサラリーマンがかぶりつく姿が風物詩。ニューヨークスタイルは、細長くて柔らかいバンに、蒸したオニオン、ザワークラウトがたっぷり。仕上げはイエローマスタードで決まり!

シカゴ(写真・左)

個性的なシカゴスタイル。ケシの実入りのバンにレリッシュ、細かく刻んだ生オニオン、ピクルス、トマトが載ったものが主体。仕上げはたっぷりのマスタードで。シカゴスタイルにケチャップは合わない!?

アトランタ(南部)(写真・右)

アトランタをはじめとする南部のホットドッグは、「Southern Dragged」とも呼ばれ、ソーセージの上にコールスローが載ります。シャキシャキ感がたまりません!


※このページは「2015年6月16日号ライトハウス・ロサンゼルス版」掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。