ワンランク上のロサンゼルス観光(ヘリコプター遊覧や豪華客船クルーズなど)

ライトハウス電子版アプリ、始めました

家族や友人が住むカリフォルニア、ロサンゼルスを訪れるなら、ありきたりの観光地ではないスポットで、ワンランク上の体験をしてみては?
アメリカ人と一緒になって楽しめる穴場や、カリフォルニアならではの究極の思い出を作れる方法、ちょっと足を延ばした郊外の小旅行などを紹介します!

(ライトハウス・ロサンゼルス版 2006年12月1日号掲載)

お金をかけずに楽しめる地元っ子の生活を体験

ロサンゼルスの風を肌で感じるサイクリングに挑戦

海辺のサイクリング

お金をかけずにカリフォルニアを楽しんでもらうには、サイクリングがピッタリ。海沿いには整備されたバイクパス(自転車用道路)も多い。マウンテンバイクを借りて山道を行くのもいいけれど、潮風を感じながら走るビーチ沿いのバイクパスは、西海岸のイメージを丸ごと満喫できるはず。ロサンゼルスエリアのバイクパスのルートは、www.labikepaths.comで調べられる。地図上をクリックすると、詳しいルートが出てくるので参考に。
 
ただし交通安全にはくれぐれも注意を。車社会のアメリカでは、ドライバーは自転車族に慣れていない。また自転車は、自動車と同じ道路交通法が適用されることも知っておきたい。日本では自転車で違反切符を切られることは稀だが、ここでは珍しい話ではない。一時停止、赤信号などはきちんと守ろう。また18歳未満は、ANSIまたはSnell規格を満たしたヘルメットの着用が義務付けられている。大人がこぐ自転車に同乗するだけでも、ヘルメット着用は必要。

歩道の乗り入れ禁止など標識に注意して安全に

バイクパスであっても、自転車から降りて歩いて通らなければならないところもある。例えばレドンドビーチピア南の歩道には、自転車を押して歩かなければならない場所が1区間あり、ハモサビーチにも似たような区間がある。この辺りでは取り締まりも厳しく、自転車に乗ったまま通って罰金80ドルを取られたケースもあるのでくれぐれも注意を。ベニスビーチのオーシャンフロントウォークは、自転車の乗り入れが全面的に禁止だ。
 
またロサンゼルス界隈の全地域で、歩道での走行は禁止になっている。通行の邪魔になるような駐輪、あるいは自転車を押しているだけでも、通行の邪魔になれば違反になる。ロサンゼルス市内では、歩道の駐輪は全面的に禁止だ。駐輪する時は、ロック付きロープを車輪から自転車用の駐輪レールに引っ掛けよう。
 
日本では、自転車は生活に密着した交通手段だが、アメリカではレクリエーション的な要素が強い。その違いを認識すれば、アウトドア派のゲストにとって、またとない思い出になるに違いない。

自転車をレンタルするには

サイクリング

バイクパス沿いには自転車レンタルのスタンドも多いが、以下でもレンタルできる。通常、レンタルするとバイクルートの地図をもらえる。

◎ Spokes ‘N Stuff Bike Rental
レンタル料:$6/時間~
1715 Oceanfront Walk, Santa Monica
☎ 310-395-4748
 
◎ Blazing Saddles Bike Rent
レンタル料:$8/時間~
320 Santa Monica Pier, Santa Monica
☎ 310-393-9778
 
◎ Hermosa Cyclery
レンタル料:$7/時間~
www.hermosacyclery.com
20 13th St., Hermosa Beach
☎ 310-374-7816

サイクリングする時の注意点

1. 一時停止や信号などの交通規則を遵守する。
2. バイクパスでも、走行禁止などの標識に注意。
3. 18歳未満は、同乗するだけでもヘルメットを着用。
4. 歩道での走行は禁止。
5. ロサンゼルス市内では、歩道での駐輪も禁止。
6. 駐輪する際はロック付きロープでしっかり固定を。

地元っ子に混じって博物館や公園で過ごす

エキスポジションパーク

エクスポジションパーク

ロス五輪の会場だったメモリアルコロシアムは、カレッジフットボールの名門USCトロージャンズ本拠地に

週末になると地元の家族連れなどで賑わうのが、低料金で遊べる博物館や公園だ。ダウンタウンの南、名門南カリフォルニア大学(USC)の向かいにあるエキスポジションパークは、カリフォルニア・サイエンスセンターやカリフォルニア・アフリカンアメリカン博物館、ロサンゼルス郡自然史博物館、IMAXシアター、ロス五輪の会場になったメモリアルコロシアムなどを収容する公園だ。
 
サイエンスセンターは入場無料とは思えない充実した内容で、体験できる科学センターとしては西海岸最大。子供が遊びながら科学に興味を持てるだけでなく、大人でも十分に楽しめる凝った作りになっている。恐竜に興味があるなら、化石を陳列した自然史博物館がオススメ。どの館も工夫を凝らした内容で、すべてをじっくりと回っていると、丸1日かかってしまう。春は、バラが見事に開花したローズガーデンの中を散策するのも楽しい。
 
ただしこの界隈は、治安が良くないので送迎が必要だ。館内にはファーストフード程度だが食事を取れる施設もあるので、ゲストには公園外に出ないように伝えておこう。またコロシアムでUSCフットボールチームの試合がある日は、周辺道路が渋滞するので要注意。

グリフィスパーク

グリフィスパーク

この11月にリニューアルオープンしたグリフィスパークの天文台。設備が充実しロサンゼルスの絶景が望めると人気。見学は完全予約制(www.GriffithObservatory.org)

天文台のあるグリフィスパークは4千エーカー以上を有する、都市部の公園としては全米最大の自然豊かな公園だ。広大なため入り口は数カ所あるが、134号線から入ると、ロサンゼルス動物園やオートリー・ナショナルセンター(旧オートリーミュージアム・オブ・ウエスタンヘリテージ)のある一角に出る。動物園を越えて少し行くと、なだらかな丘の上に小さなメリーゴーランドがポツンとたたずんでいる。天気の良い週末などは、バーベキューをする家族連れや仲間同士のグループでにぎわい、楽しそうにサッカーやフットボールに興じる庶民の憩いの場所になっている。観光地とひと味違う庶民レベルのロサンゼルスを味わえる。お弁当を持参して、地元の人たちに混じってのんびりするのもいいし、退屈したら動物園やオートリーナショナルセンターを見学するのもいい。
 
オートリー・ナショナルセンターは、西部開拓の歴史などが展示された博物館だ。19世紀半ば、ゴールドラッシュで栄えたカリフォルニアへ、一攫千金を目指す人が大挙した。荒野を命がけで渡ってきた人々の様子や、カリフォルニアがどのようにして繁栄したのかがよくわかる展示になっている。西部劇でおなじみの「Wanted」(お尋ね者)のポスターも展示してある。
 
ロサンゼルス動物園は、サンディエゴ動物園ほど大規模ではないが、動物たちがゆったりと飼育されており、コアラなど珍しい動物も多い。鳥のショーなど、各アトラクションも充実している。クリスマスシーズンにはトナカイもお目見えする。子供連れにオススメだ。

ゲティーセンター

ゲティーセンター

ゲティーセンターには四季折々の植物が楽しめる庭園もあり、展望スペースからはロサンゼルス市内が一望できる

アメリカの大富豪ポール・ゲティーの私蔵品を、無料で一般公開しているのがゲティーセンター。ウエストLAの高台にある美術館で、現代的で洗練された建物に加え、庭からはロサンゼルスの街が一望できる。モネ、ゴッホ、ムンク、セザンヌなどの中世の名画やギリシャ彫刻、写真、輝石など、膨大なコレクションをじっくり見て回ると1日がかりだ。また今年1月、マリブにオープンしたゲティー・ビラには、古代ギリシャやローマの骨董品が多く展示され、なかには遺跡で発掘された紀元前6500年以降の生活用品などもある。ビラも入場は無料だが、事前に予約チケットを入手しなければならない。

ハンティントンライブラリー

ハンティントンライブラリー

ハンティントンライブラリーの庭園、美術品、蔵書などは見応えたっぷり© The Huntington

鉄道王ヘンリー・ハンティントンの私邸だったのが、サンマリノにあるハンティントンライブラリーだ。ルネサンスの絵画など、美術品のコレクションも見事だが、ライブラリーと呼ぶだけあって、その貴重な蔵書は特筆もの。世界最初の印刷物であるグーテンベルグの聖書や、ジェフリー・チョーサー著『カンタベリー物語』の原稿、ベンジャミン・フランクリンの署名入り自伝、リンカーンが南北戦争の英雄・グラント将軍に送った手紙など、歴史的にも貴重な資料が陳列されており、見ているだけでタイムスリップした気分になれる。
 
私邸だったとは信じがたいほど広大な庭園は、広さ120エーカー。珍しい植物も多く、ローズガーデン、砂漠ガーデン、ジャングルガーデン、ハーブガーデン、オーストラリアガーデン、さらに日本庭園まである充実ぶり。建設中のチャイニーズガーデンも来年2月まで一部一般公開されている。庭園や美術品、蔵書などをじっくり見て回るとたっぷり1日かかるが、休憩に最適なのが、アメリカには珍しいローズガーデン・ティールームだ。庭を眺めながら楽しむ伝統的なイングリッシュティーに加え、軽食やスウィーツも豊富。12月17日は、ホリデーシーズン用のバッフェランチョンが用意される。ティールームは別料金で予約が必要。
 
旅行に出ると、つい欲張ってあれもこれもと、とかく慌しくなりがちだが、そんなゲストにはちょっとひと息くつろぎの時間を作ってあげたい。公園や博物館でのんびりしてもらう。そんなさりげない心遣いが、何よりのおもてなしになるはずだ。

地元っ子に人気のおすすめ施設

◎エキスポジションパーク
入場料:各館で異なるが、パークに入るのは無料
駐車場:$6
www.nhm.org/expo/expopark.htm
 
◎ ロサンゼルス動物園
入場料:$10(13歳以上)、$5(2歳~12歳)
www.lazoo.org

カリフォルニア・サイエンスセンター
入場料:無料 ※ただしIMAXシアターは$8(大人)、$5.75(13歳~17歳)、$4.75(4歳~12歳)
www.californiasciencecenter.org
 
◎ オートリー・ナショナルセンター
入場料:$7.50(大人)、$5(学生)、$3(2歳~12歳)
www.autrynationalcenter.org
 
◎ カリフォルニア・アフリカンアメリカン博物館
入場料:無料
www.caamuseum.org
 
◎ ゲティーセンター
入場料:無料
駐車場:$8
☎ 310-440-7300 ※ゲティービラは事前の予約が必要
www.getty.edu
 
◎ ロサンゼルス郡自然史博物館
入場料:$9(大人)、$6.50(13歳~17歳)、$2(5歳~12歳)
www.nhm.org
 
◎ ハンティントンライブラリー
入場料:$15(大人)、$10(学生)、$6(5歳~11歳)
www.huntington.org
 
◎ グリフィスパーク
入場料:無料
www.laparks.org/dos/parks/griffithPK
 
◎ ローズガーデン・ティールーム
入場料:$19.95(大人)、$9.98(4歳~8歳)
☎ 626-683-8131 ※予約受付は電話のみ

ぜいたくな夢を叶えるロサンゼルス体験

ジェット機をチャーター

ジェット機

ジェット機チャーターもアメリカでは夢ではない © 2006 GULFSTREAM AEROSPACE CORPORATION

映画『プリティウーマン』で、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツがプライベートジェットに乗って、オペラを観にサンフランシスコまで飛んだシーンは、印象に残っている人も多いはず。まるで映画の主人公になった気分になれるのが、ジェット機チャーターだ。トラベルオリエンテッド(☎ 1-310-327-1111 / www.traveloriented.com)では、4人乗り(約1800ドル/時間)や18人乗り(約8千ドル/時間)のジェット機チャーターを手配してくれる。チャーターの場合、基本的にカスタムメイドのアレンジになるので、パッケージツアーのように料金が確定しているわけではないが、目安として、サンフランシスコまでだと4人乗りで往復4千ドル。それに現地での待機料金、リムジン料金(目安料金:100ドル/時間)やチケット代などが加算される。
 
ちなみにサンフランシスコオペラのシーズンは、今年の最終公演が12月10日で、07年は6月までない。ボックス席の料金は約250ドル(題目や日によって変わってくる)。ただしプレミアが付くとこの数倍になる可能性もあるので、詳しい内容は問い合わせを。まさに究極の体験になるのは間違いない。

豪華客船でクルーズ

クルージング

クリスタルクルーズの船内では、さまざまなエンターテインメントも用意されている

チャータージェット機の対極にある夢の旅は、豪華客船でのクルーズだろう。クリスタルクルーズ社の豪華客船・シンフォニーのクルーズを手配しているのが、ショーグン・クルーズ&ツアーズ(☎ 1-877-974-6486 / www.shoguntours.com)だ。シンフォニーは5万トンの客船で、収容客員数900人。プール2つに、レストランはダイニングルームを含め5カ所、さらにカジノやスパを完備しており、船上での楽しみも満載。12月22日出発の「パシフィックリビエラホリデー」(2人部屋使用で1人5715ドル~)は、サンペドロ港を出発し、サンディエゴ経由で南下して、アカプルコなど、メキシカンリビエラと呼ばれる名所を周遊する2週間の旅だ。各寄港地ではオプショナルツアー(別料金)が企画されており、ロサンゼルス帰港は1月4日。一生の思い出となる年明けを迎えることができる。

NBAの試合を最前列で観戦

スポーツ好きのゲストには、NBA・ロサンゼルス・レイカーズの試合を最前列で観戦してもらっては。このあたりの席は基本的にシーズンチケットなので、チケットブローカー(www.stubhub.comなど)や ebay などから入手するしか方法がない。そのためプレミアが付くので、料金はさまざま。最前列といってもどのセクションかによって差があるが、1枚約1千ドルから5千ドルが相場。また対戦相手によっても変わってくる。シャキール・オニールとコービー・ブライアントの対決が見られるマイアミ・ヒート戦になると、最高約2万ドルにまで跳ね上がる。最高に贅沢なスポーツ観戦だ。

ロサンゼルスの空を満喫できるプチ贅沢な体験

セスナ

テムコスカイネットワークサービスのカタリナ体験操縦コースでは、島の全容を上空から眺められる

ジェット機でオペラ鑑賞とまで行かなくても、もっと手軽に空のツアーを楽しむ方法もある。テムコスカイネットワークサービス(☎ 1-562-997-7940 / tour.temcosky.net)の隠れた人気コース「カタリナ体験操縦コース」(2時間30分、360ドル/3人まで )だ。実際にセスナの操縦桿を握って体験操縦ができるコース。空気のきれいなカタリナ島で軽食(バッファローバーガーがオススメ)をとった後、車では行くことのできない島の裏側の海を眺めながら飛行する。また、「ロマンティックナイトコース」(60分、200ドル)は、セスナでロングビーチ空港を離陸し、海沿いを北上して、マリナデルレイ・ヨットハーバー、サンタモニカピア、ビバリーヒルズ、ユニバーサルスタジオ、ハリウッドサイン、ダウンタウンを回るコースだ。高層ビルの林立するダウンタウンの夜景などは、映画のワンシーンを彷彿させることウケアイ。

ヘリコプター

テムコスカイネットワークサービスのカタリナ体験操縦コースでは、島の全容を上空から眺められる

ヘリコプターツアーなら、JJヘリコプターズ(☎ 1-310-257-8622 / www.jjheli.com)の「Aコース:ロサンゼルス1周」(約60分、1人230ドル)がオススメ。レドンドビーチからサンタモニカまで7つのビーチを低空飛行で駆け抜け、ビバリーヒルズ、ハリウッド、ダウンタウンを経て、ロングビーチ、クイーンメリー号、ロサンゼルス港、そして最後にパロスバーデス半島を1周する。ロサンゼルスの見所はすべて押さえてあるが、特にハリウッドサインやダウンタウンの高層ビル群がすぐ目の前で見られるのは、ヘリコプターならでは。同社ではその他に、実際にパイロット席に座って操縦できる「パイロット体験操縦」コースもある。料金は各ツアーに10ドル加算するだけ。フライト前に日本人インストラクターが操縦のレッスンをして、フライト後は飛行記録となる「ログブック」もくれる。自分で操縦するヘリコプターから見るロサンゼルスの景色は、格別な美しさに違いない。

ちょっと足を延ばして近郊のツアーに参加

滞在日程に余裕のあるゲストには、近郊ツアーへの参加を提案してみるのもいい。日系旅行会社のツアーなら日本語を話すガイドさんがついていて、ツアーの内容も豊富だ。

プロに任せる市内観光

市内観光

「ロサンゼルスを案内したいけど、時間がない」という場合は、現地ツアーに参加してもらうのも一案だ。ツアーではプロのガイドさんの説明が聞けるため、意外とゲストに喜ばれることも多い。エレファントツアーの「市内観光ツアー:1日ゆったりコース」(約8時間、1人85ドル、最小催行人員2人)は、サンタモニカ、ビバリーヒルズ、ハリウッド、ダウンタウンなどの主要地域をじっくりと周る。サウスベイのホテルでも無料送迎付き(オレンジ・カウンティーは追加料金要)。ツアー後、ホテルまで迎えに行く必要があれば、夕刻に同社に電話で問い合わせれば、正確な帰着時間を確認できる。
 
12月1日からは、約5年におよぶ大改装が終わったばかりのグリフィス天文台ツアー(料金は問い合わせを)も始まる。また年末にかけては期間限定、ホリデーシーズンならではの「クリスマス・デコレーション見学」ツアーも。同ツアーではパサデナ周辺を訪れるが、同社のHPには詳しい道順も掲載されている。イルミネーションと共にパサデナ観光も楽しんでもらえる。

◎ エレファントツアー
☎ 1-800-245-2386 / 213-612-0111
www.elephanttour.com

夕方からの買物ツアー

ターゲット

市内観光した後や、ユニバーサルスタジオやハリウッドなどで遊んだ後、夕方から参加できる買い物ツアーが、H.I.S.が主催する「ロコ(ローカル)ナイトツアー」(1人50ドル、最小催行人員2人)だ。バレーエリアの大型ショッピングモールには、お土産にしても喜ばれそうな日常生活用品が目白押し。地元っ子に人気の格安ストア、何でも揃うTARGETや衣料・インテリア小物のMARSHALLSも入っており、お手頃価格と豊富な品揃えに目移りしていると、時間はあっという間に経ってしまう。目を光らせて効率よく選びたい。
 
いわゆる日本の100円ショップにあたるのが、99ストア。ホリデーシーズンにはクリスマス関連の商品も並ぶ。アメリカではクリスマスの翌日までが、1年で最も商品価格が安くなる時期。多くの商品がセールになるので、お得な買い物ができるはず。ツアー催行日は月曜日、水曜日、金曜日のみ。ダウンタウン、ハリウッド、ユニバーサルスタジオから参加できる。

◎ H.I.S.ロサンゼルス支店
☎ 1-800-427-3771
www.histours.com

一生に1度は見たいオーロラの夜空

オーロラ

大自然の神秘、夢のオーロラ見学も、ロサンゼルスからツアーに参加すればお得な料金で可能だ。近鉄インターナショナルの「オーロラ見学3泊4日」(1人1780ドル)は、アラスカのフェアバンクスから、さらに車で約1時間半走ったチェナ温泉にあるベストポイントまで案内してくれる。出発日は2月18日。翌19日は新月で、夜空が最も暗くなるため。オーロラを見るには、空がクリアで暗いことが条件なのだ。自然の産物なので、必ず見える保証はないが、何度見ても感動するとか。現地はマイナス40℃から45℃の極寒だが、専用の特殊な防寒服から、靴、手袋などすべて貸してくれるので、いつもの服装で参加できる。温泉の露天風呂に入れるのもうれしい。人気のツアーなので、予約はお早めに。
 
また2月4日出発で新しく始まるのが「バハカリフォルニアで鯨とたわむれる4泊5日」(1人1380ドル)。バハカリフォルニアの港町・ゲレロネグロには、毎年冬になると約3000頭ものクジラが、お産のために集まるのだとか。そのため、ここでは手の届きそうな近さでクジラを見ることができる。ロサンゼルスから2日かけてバスで行くが、オーロラ見学同様、クジラツアーもベテランガイドの岩澤秀治さんが同行予定。

◎ 近鉄インターナショナル
アメリカンホリデーツアー
☎ 1-888-245-5874
www.americanholidaytour.com

西部の大自然を満喫する

モニュメントバレー

「やっぱり西部の大自然に行ってみたい」という人にオススメなのが、JTBルックアメリカンツアーの「アメリカ大自然エクスプレスコース3日間」(1人595ドル)。ラスベガス発で、ザイオン国立公園を見学した後、レイクパウエルで1泊し、翌日は大型四輪駆動に乗って幻の大自然と呼ばれるアンテロープキャニオンへ。キャニオン内部を見学した後、モニュメントバレー観光を経て、グランドキャニオンへ。その日はグランドキャニオン国立公園内で1泊するので、夕日と朝日の両方を堪能できる。翌日はルート66を通って、夕刻ラスベガスに帰着。2泊3日ながら、人気の名所をバッチリ押さえた充実度の高いツアーだ。
 
ラスベガス発着なので、ロサンゼルスからの参加の場合、数日前にラスベガス入りして、ラスベガスで遊んでからツアーに参加してもいい。朝の出発なので、遅くとも前日にはラスベガスに入っておこう。帰りはラスベガス空港まで送ってくれるので、そのまま空路、ロサンゼルスに帰ることができる。
 
日本語ガイド付きなので安心な上、英語での食事のオーダーが苦手な人向けに、オプショナルでミールプランも用意されている。毎週月曜日出発だが、ホリデーシーズンは特に混み合うので、早めに予約したい。予約は最寄りの日系旅行代理店でも可能。

◎ ルックアメリカンツアー
電話予約センター
☎ 212-424-0800 / 1-800-LOOKJTB(566-5582)
ww.lookamerican.com

※このページは「ライトハウス・ロサンゼルス版 2006年12月1日号」掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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