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留学生のための就職相談室

留学生の就職活動やキャリアの悩み・相談に、就職・人材派遣のプロが答えます。

新聞で日本の求人倍率が上昇したと読みました。楽に就職できるようなったんですか?

 求人倍率とは企業と学生の需給バランスを示すもの。来年入社の先輩たちの倍率は1.86倍。1人当たり1.86社の求人があるということ。これはここ数年で1番高い。求人総数も約70万人。バブル絶頂期と同じだ。
 じゃあ、就職しやすくなったのだろうか。実態はそんなに大きく変わっていないようだ。企業の規模別に見ると大企業は倍率が0.5倍。ほぼ2人に1人しか採ってもらえない。マスコミなど超難関業界は、依然変化なしだ。
 加えて、企業も採用枠を増やしはするものの、採用基準を下げることはしていない。君たち自身が企業の採用基準を満たしていないと採用されない状態が続いているんだ。各社が求めているのは「自社の仕事や風土に合う優秀な人材」だ。
 そのために、セミナーなどを開いて、企業や仕事を知ってもらおうと思う企業が増えている。「仕事の中身や会社の個性、雰囲気を肌で感じて理解してほしいと思っている。
 海外大生に対しても企業は同じように考えているよ。11月にはロサンゼルスやボストンでフェアがある。たくさんの企業ブースを訪れる学生も多いはず。企業も君たちを選ぶが、君たちも企業を選ぶ。海外大生にとってはキャリアフェアがそのチャンスだね。
 そして12月には東京でフェアがある。今はしっかり準備して、このチャンスを120%使ってほしいな。