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留学生のための就職相談室

留学生の就職活動やキャリアの悩み・相談に、就職・人材派遣のプロが答えます。

「働くイメージがつかめていない」と面接で言われました。それって重要ですか。

 海外大生を積極採用している企業では、海外でのジョブフェアにまで参加する企業も多くなってきた。さらに、日本は空前の人材不足状態で、どの企業も人材確保が大変で、海外大生を更なる人材市場として重視してきている。
 君たちの中にも、昨年の秋、LAやボストンでのフェアに参加して、参画企業数の多さにビックリした人もいるはずだ。「売り手市場」という言葉を実感した人も多いんじゃないかな。
 一方で、海外大生に会った企業人事からは、「日本の学生と比べて就職意識が低い」「入社してからのイメージがつかめていない」、更には「そもそも仕事をするということがわかっていない」などと厳しい言葉も聞かれる。
 日本の学生は、就職活動を通じて企業や働く先輩たちと出会い、自分の働く姿をイメージできるようになる。「コンサルティング会社ってこんなことをするんだ」とか「商社で働くってこういうことなんだ」という実感値が大切だね。
 でも、海外にいると企業との接点がなく、有名大手企業ならまだしも、なじみのない企業や業界だと、仕事内容のイメージがつきにくいのは事実。でも、ネットなどで情報が入るようになった今では、「知る手段がなかった」というのは言い訳にならない。少なくとも、その企業に入ってからの仕事のイメージや、数年後の目標などは話せるようになっていたい。限られた情報の中で考えるのは大変だけれど、就職活動はその部分が1番大切だ。ネットでの先輩情報などを読んで、イメージを作り出そう。
 内定をもらうために就職活動しているんじゃない。その後の仕事人生をどうイメージでき、それをその企業でどう実現するかが見えた時、内定が付いてくるんだよ。
 就職活動で自分の生き方を見つけよう。