留学生の就職相談室
質問: 日本での求人倍率が上昇したそうですが、ラクに就職できるようなったんですか?
【バックナンバー】
求人倍率とは企業と学生の需給バランスを示すもの。来年入社の先輩の倍率は1.6倍。1人当たり1.6社の求人があるということ。ここ数年で1番高い。求人総数も約70万人でバブル絶頂期と同じだ。
じゃあ、就職しやすくなったのだろうか。実態はそんなに大きく変わっていないようだ。企業の規模別に見ると大企業は倍率が0.68倍。ほぼ2人に1人しか採ってもらえない。マスコミなど超難関業界は依然変化なしだ。
加えて、企業は採用基準を下げていない。君たち自身が企業の採用基準を満たしていないと採用されない状態は続いている。各社が求めているのは「自社の仕事や社風に合う優秀な人材」だ。
そのために、セミナーなどを開いて企業や仕事を肌で感じて知ってもらおうと思う企業が増えている。海外大生に対しても企業は同じように考えているよ。10月にはLAやサンフランシスコ、ボストンでフェアがあった。たくさんの企業ブースを訪れた学生も多いはず。企業も君たちを選ぶが、君たちも企業を選ぶ。海外大生にとってはキャリアフェアがそのチャンスだね。
12月には東京でフェアがある。今はしっかり準備して、このチャンスを120%使ってほしいな。
【回答者:熊野 弘】


