アメリカで暮らす

日本での準備

英語

中学で習った英語を思い出そう

 言葉の違う国での生活。「一体どれくらいの英語力が必要なのだろうか」と、漠然と不安に思うことでしょう。留学やビジネスなど、渡米の目的によって必要とされる英語力には幅がありますし、個人差もあります。

 しかし、生活に最低限の英語力は必要。「日本の学校で習った英語は役に立たない」とよく言われるものですが、文法やボキャブラリーなど、習ったことは蘇ってくるもの。中学で習った程度の英語でも、充分に役立ちます。ただ、それを実際の場で引き出す能力が必要です。また、実際のアメリカ人の話す英語に聞き慣れること、長い英語の文章を読むことに抵抗を感じなくなるよう読む力をつけることも大切でしょう。

読むこと、聞くことに慣れよう

 日本でできる準備としては、まず読解力から。とにかく毎日英語に触れる時間を設けること。簡単な読み物から始めて少しずつ難しいものへと読んで慣れる。興味のある分野なら、苦にならないものです。単語や文法をこれで思い出していくとよいでしょう。英語からいちいち日本語に訳しながら考えないことがコツです。また、リスニング力も大切。ネイティブスピーカーの話す速さに聞きなれること。ラジオやテレビの英会話講座などを利用するとよいでしょう。

 そして肝心なのは、アメリカに来たらどんどん人と積極的に話すことです。実際の会話を通して、英語を吸収していきましょう。失敗を恐れず恥だと思わず、すぐに通じなくてもくじけないバイタリティーとチャレンジ精神を養ってください。

体験談

●渡米する前に日本で1年間全日制の英語学校に通ったので、何となくヒアリングは大丈夫でした。でも、実際会話ができるようになったのは渡米して1年プライベートの英語学校に通ってから。語学学校時代は午後や夜、アダルトスクールへも通っていました。渡米前は、結構英語が心配でしたが、来てみたらとりあえずしゃべらなきゃいけない環境だったので、やるしかないという感じ。ただ、中学・高校レベルの文法をもう1度見直し、単語の量を増やしてくれば、さらに英語力向上が早かったのかなと思います。(M子さん)

●渡米する前にオーストラリアとニュージーランドへの短期留学で、日常英会話ができるようになりました。その後、外人の友達をたくさん作って、英会話を独学。また、仕事では海外出張を積極的に受けるようにして、英会話のチャンスを作っていました。(N美さん)

● もともと英語好きのアメリカ好きだったので、英会話学校の週2回クラスに2年ほど通いました。暇があれば辞書を開き、英単語を覚えたり、ネイティブの人たちが集まる所に顔を出したり、と英語を耳にする環境に身を置くようにしました。これによりヒアリング能力が格段に身に付いたような気がします。(Aさん)

●日本でTOFELとTOEICも受けた経験もありますが、渡米後、カレッジのESLのクラスに通ったので、あまり必要なかったかもしれません。TOEFLもこちらの学校で受けることができます。(Y子さん)

●最初、アメリカに来た時は辞書も持たず1年生活しました。英語の勉強はまったくしませんでした。在外生活16年目になりますが、語学学校に通った経験はありません。(K雄さん)