ロサンゼルス近郊のおすすめキャンプ場

ライトハウス電子版アプリ、始めました

ロサンゼルスのキャンプでテントを張って団らんする人々ロサンゼルス市内から1時間ちょっとクルマで走るだけで大自然を満喫できるキャンプ場がいっぱいあります。アウトドア初心者でも安心、必要最低限の荷物だけで身軽&気軽に楽しめるキャンプに出かけよう!


1泊2日のキャンプに行ってきました!

週末の予約を取るのが難関 先着順のサイトが狙い目

ロサンゼルス近郊にあるキャンプサイトののひとつ、Ranch House

オールドウエスタンな雰囲気を醸し出しているRanch House。こう見えて、Wi-Fiも水洗トイレも完備です。デイハイク用に駐車場があるので、キャンプサイトのチェックインまでここに車を停めます。

身軽で気軽な1泊2日キャンプを実際に体験してみようということで、今回はマリブにあるCircle X Ranchというキャンプサイトを予約(recreation.gov)しました。
 
ロサンゼルス近場のキャンプで一番の難関が、夏のキャンプシーズンに週末の予約を取ることです。ロサンゼルスの近郊で手軽に楽しめるキャンプサイトというと州立公園内にあることが多いのですが、ネットでの予約は6カ月前から取ることができるため、週末は大抵6カ月先までいっぱい。ですから、平日に休みを取って出かけるのがおすすめです。週末しかダメということであれば、Santa Monica Mountains National Recreation Areaなどの国定公園系は現地先着順のサイトが多いので、そういった所を狙ってみるのも良いでしょう。

Circle X Ranchの地図

Circle X Ranchの地図

Circle X Ranchは、Santa Monica Mountains National Recreation Area 内にあります。ただし、元はボーイスカウトのキャンプ場なので、10人~75人のグループサイトが1つあるのみ。利用するには最低10人必要です。今回は幸い10人集まったので、1週間前に予約を取って出かけました(空いていれば当日予約も可能です)。

Circle X Ranchキャンプサイトはこのサインが目印

Circle X Ranchキャンプサイトはこのサインが目印!

キャンプ場のチェックインが正午のため、道中で朝ご飯を取り、ついでにランチ用のサンドイッチをテイクアウトしながら、朝10時に現地到着の予定でゆっくりと出かけました。週末の朝なので、朝食の寄り道を除けばサウスベイから90分ほどで到着してしまいました。まずはレンジャーが日中常駐するRanch Houseにクルマを止め、キャンプサイトのチェックイン、そしてトレイルの情報を仕入れました。ここは水洗トイレもあり、Wi-Fiが完備されているので大変便利です(この一帯は携帯の電波が入りませんので注意)。

◎Circle X Ranch
12896 Yerba Buena Rd., Malibu
☎ 1-877-444-6777
recreation.gov
使用料:$35~$125/1泊
チェックアウト時間:正午
施設:汲み取り式トイレ、水道、BBQグリル
注意事項:グリルでのチャコールやガスオーブンの使用可。薪の使用は不可。

キャンプ特集でトレイルに挑戦したライトハウス編集部の3名と子供。

先着隊4人でトレイルに挑戦しました!
左から、編集部・石崎、編集部・東條、東條の息子、編集部・石原。

正午までまだ時間があるので、往復3.5マイルのGrotto Trailを散策してみることにしました。「Grotto」の名の通り、トレイルの目的地は岩に囲まれたほこらで、小さな滝と水場があります。道中は小川が流れ、水たまりでカエルやサンショウウオを見つけました。オークが立ち並び日陰を作ってくれていたし、草花も豊富で気持ち良く歩けました。トレイルはあまり高低差がなく初心者でも安心です。終点のほこらの周囲は岩場と険しい坂(崖?)があるため、ちょっとした冒険ですが、5歳の子ども連れでも大丈夫でした。スニーカーでも行けますが、できればハイキングシューズが良いでしょう。冒険の後は冷たい小川の流れに足を浸して、ランチを食べました。

レンジャーのメグさんにトレイルの情報を教えてもらうライトハウス編集部

日中はレンジャーがいるので、チェックインします。トレイルの情報も詳しく親切に教えてくれます。この日いたレンジャーのメグさんは、日本に住んでいたこともあり、少しだけ日本語もできます。
Grotto Trailの登山口からトレイルに向かうライトハウス編集部

Grotto Trailの登山口は、キャンプサイトのすぐ脇にあります。Sandstone Peak Trailに通じる眺めの良いCanyon View Trailへもここから出発します。
草原が沢山ある草原を歩くライトハウス編集部

谷間の草原には風が吹き込んで気持ちいい。
トレイル途中の小川にサンショウウオやカエルなどがいるのを発見したライトハウス編集部

道中の小川にはサンショウウオやカエル、トンボなどがいました!
キャンプサイト近くのトレイルで岩場を登るライトハウス編集部

目的地の直前には行く手を阻むかのような険しい岩場(崖?)が! 滑り落ちないように注意しながら進みます。
キャンプサイト近くのトレイルに洞窟を発見!Gorotto!

無事、目的地に到着。後ろが巨岩が作り出すほこらの中に小川が滝となって流れ込む「Grotto」。

自炊もしっかり楽しめる夜は満天の星を漫喫

ロサンゼルス流にレストランのテイクアウトでお気軽ディナーを楽しむライトハウス部員

食材を持参してグリルやコンロで自炊するのもいいけど、レストランのテイクアウトなどで手軽においしく夕食を楽しむのも「ロサンゼルス流」。調理の準備や後片付けの手間が省けるので、グループみんなでワイワイやれる時間が増えます。

散策から戻り、後続隊と合流したら、いよいよキャンプサイトに入ります。といってもRanch Houseのすぐ下にあり、クルマでそばまで行けるので、荷物をいちいち運ぶ心配はありません。最多で75人まで泊まれる広々としたサイトをたった10人で使う贅沢さ(使用料は30人以下は1泊35ドル)。周囲の山々の眺めも最高です。テントを張った後は、キャンプテーブルでおやつを食べながらゲームをしたり、木陰で昼寝や読書をしたり、思い思いの午後を過ごします。アクティブ・アウトドア派は、キャンプサイトからCanyon View Trail(初級・往復1.9マイル)を経由して、サンタモニカ山脈のパノラマ絶景が拝めるSandstone PeakTrail(中級・往復3マイル)に挑戦してみると良いでしょう。

さて、日が傾いてきた頃に夕食買い出し隊が戻ってきました。今回はカンタンにテイクアウトのピザでアウトドアパーティー。でも、ここはグリルでチャコールが使えるし、ガスの調理器具も使用可なので、クーラーボックスで食材を持ち込めばBBQや鍋も楽しめます。ただし、薪の使用は不可で、キャンプファイヤーができません。LEDのランプを持参して夜の明かりを確保しましょう。

キャンプサイトの自然の中でランチを食べるライトハウス編集部

自然の中で食べるランチはサイコー!小川の水も冷たくて気持ちいい。

日が沈んだ後は、周囲には光がなく真っ暗です。コヨーテや虫の鳴き声以外には音もない静寂。温かいコーヒーでも飲みながらランプの光でおしゃべりを楽しむもよし、漆黒のなかでロサンゼルスとは思えないほどきれいな星空を眺めるもよし。ただし、夏でも夜は冷え込むので、ジャケットや毛布を用意しておきましょう。眠くなったらテントに入って、自然に抱かれて眠りに就く…まさにキャンプの醍醐味です。

ロサンゼルス近郊のキャンプサイトでモーニングコーヒーを淹れるライトハウス編集長

朝の一杯にこだわる東條。自慢のSnowpeak製のガスバーナーでお湯を沸かして淹れたコーヒーを、皆に振る舞いました。ベーコン・エッグ・トーストも食べたくなりましたが、それはまたの機会に。

翌朝は日の出とともに自然と目が覚めます。お湯を沸かしてコーヒーを淹れれば、頭もシャッキリ!
 
チェックアウトまで十分時間があるので、再度トレイルを散歩してもいいですし、ゆっくり朝ご飯を作って食べるのもいいでしょう。チェックアウト(申告する必要はありません)して帰りにマリブの街や海岸に立ち寄ってみるのもありです。
 
予約取りさえクリアすれば、大した装備や覚悟がなくても一家揃って気軽に大自然を楽しめてしまうのがロサンゼルス近郊キャンプのいいところ。みなさんも街を出て、自然に入ってみませんか?

ロサンゼルス周辺のキャンプサイトは火気厳禁多し

ロサンゼルス北東部に広がるAngeles National Forest、San Gabriel Mountains National Monumentは人気のキャンプ地です。ですが、今年初めから両地域および域内にあるキャンプ場ではチャコールからガスストーブを含め、一切の火の使用が禁止されています(2018年5月1日時点)。違反者には最高5000ドルの罰金(団体は1万ドル)もしくは6カ月の禁錮刑が科されます。同地のキャンプ場で自炊したい人はバッテリー式のケトルでお湯を沸かすなどの工夫が必要です。
 
この規制は今年の山火事シーズンが終わるまで続くとのことなので、ほぼ今年いっぱいは火気厳禁と覚悟しておいたほうが良いでしょう。なお、両地以外のキャンプサイトでも火の使用に制限がある場合が多いので、必ず事前に確認しておきましょう。

ロサンゼルス近郊キャンプ装備品リスト一例

テント
寝袋:夏場なら家の布団を使用してもいいです。
スリーピングマット:ぶ厚めのマットが良いです。エアベッドを持ってくるのも手です。
ランタン/ヘッドランプ:日没後に料理をしたり、夜中にトイレに行く場合に便利。
懐中電灯
救急用品
ガスコンロ:キャンプ用だと風よけがあるので便利。家にあるカセットコンロでもOK。
食器(皿、カップ、割り箸など)
ペーパータオル
トイレットペーパー
ウェットティッシュ
調理器具(鍋、フライパン、ナイフ)、マグカップ
チャコール、ライター
クーラーボックス:クマ出没注意のキャンプ場では食材を入れて放置してはいけません(「食べ物」の項参照)。
水(タンク):2.5ガロン入りで蛇口が付いているミネラルウォーターを買っておくと便利。
食べ物/調味料:クマ出没注意のキャンプ場では「Bear Barrel」などに入れて保管する必要があります。
ゴミ袋
石鹸
水ボトル:魔法瓶(Thermos)があると、冷たい飲み物も熱い飲み物もそのままの温度で楽しめます。
バックパック:荷物を背負って運ぶ必要がなければ不要。
ハイキングシューズ、サンダル:サンダルはテントから出てトイレに行く時に便利。
長袖のシャツ、長ズボン、防寒用上着
日焼け止め、サングラス、帽子:帽子はキャップでなくつば付きがおすすめ。
虫除け:トレイルによっては虫が多いので必要。
水着、タオル

おすすめキャンプグッズ

アウトドア&キャンプ好きの4人に便利なキャンプグッズをおすすめしてもらいました。

①コーヒードリッパー(Snowpeak)

コーヒードリッパー(Snowpeak)

キャンプ場でもおいしいコーヒーが飲みたい!
というわけで、キャンプ/ピクニック専用に折り畳み式のドリッパーを愛用中。最初は家のドリッパーを都度持って行ってましたが、かさばるし、忘れるし。マグもSnowpeakで揃えてます(笑)。

②LEDランタン(Goal Zero)

LEDランタン(Goal Zero)

乾電池ではなくUSBチャージ式なので、まず何といっても、軽い&小さい(「やばい!チャージ忘れた!」となっても、車内でチャージしたらいい)。明るさの調整ができ、最強だとかなり明るい。USBの差し込み口があるので、スマホの充電も可能。次に新調する時は、太陽光発電式のタイプにしたい。

③折り畳み式のスリーピングマット(Therm-a-Rest)

折り畳み式のスリーピングマット(Therm-a-Rest)

ロサンゼルスには日本のような芝生のテントサイトはなく、マットレスは必須!(日本では寝袋だけでOKだった)。空気を入れて膨らますタイプは、おすすめしません。寝ている時に誰かが端っこを踏んづけると、揺れて起きちゃうから。これは折り畳むタイプなのでコンパクトになって◎。

ライトハウスWEB部およびワンゲル部所属の林部“MAY”真由子さん

①②③をおすすめしてくれたのは林部“MAY”真由子さん

ライトハウスWEB部およびワンゲル部所属。2011年の渡米以来、毎年国立公園でキャンプをしてきて、昨年から近場のキャンプにハマり中。今年は月イチくらいのペースで週末キャンプしたい。

④ソーラー充電器(Yolk)

ソーラー充電器(Yolk)

モバイルバッテリーでもいいですが、いざという時に便利なのはソーラー式の充電器。これはSolar Paperというだけあって薄くてかさばらず、パネルを必要に応じて増やしたり減らしたりできて便利です。パネル2枚でiPhone 7が2時間半でフルチャージできます。

⑤レジャー無線機(MIDLAND)

レジャー無線機(MIDLAND)

キャンプ場で携帯が通じることはまずないので、免許なしで使えるレジャー無線機があると仲間内で連絡が取れてとっても便利。気をつけたいのは山や森で見通しが悪いと、せいぜい2~3マイル程度しか通じないこと。それでもあった方が断然便利でいいですけどね。

ライトハウス・ワンゲル部とWalk&Talk双方に所属する川嶋“TED”達也さん

④⑤をおすすめしてくれたのは川嶋“TED”達也さん

ライトハウス・ワンゲル部とWalk&Talk双方に所属するも、ここしばらく幽霊部員。かつては米本土最高峰・ホイットニー山に数度登頂したらしい…が、今はメタボからの再起を図り、リハビリ中。

⑥フリーズドライ食品(アマノフーズ)

フリーズドライ食品(アマノフーズ)

お湯を沸かしてマグカップの中で混ぜるだけなので超簡単。アマノフーズの製品は種類も多くて、何と言っても美味! 私は日本に帰った時に買いだめします。シーフード系の雑炊はベジタリアンの私も食べられるし、税関でも止められないので安心です。

⑦チタンクッカーセット(Snowpeak)

チタンクッカーセット(Snowpeak)

チタンは軽くて、強いので便利。チタン製のキャンプ調理器具といえばSnowpeak一択というくらい、信頼と実績があります。本社が私の実家と同じ新潟なのも親しみがわきます。ガスのカートリッジが中に収められるコンパクトサイズなので、荷物をコンパクトにしたいバックパッキングでは必須アイテム。

都&デビッド・アンソニー夫妻

⑥⑦をおすすめしてくれたのは都&デビッド・アンソニー夫妻

ロサンゼルスの日本人アウトドアグループ「Walk&Talk」のメンバー。誰よりも自然を愛し、自然に愛される夫婦。毎月のように夫婦揃ってキャンプに出かけたり、山登りに行ったりと忙しい日々を送る。

ロサンゼルス近郊おすすめキャンプサイト&グランピングサイト

最後に、ロサンゼルス近郊のおすすめキャンプサイトをご紹介。「いろいろ準備するのは面倒だけど、自然と触れ合いたい」という人には、豪華なテントやキャビンが用意されたグランピングサイトがおすすめです。

Buckhorn Campground(連邦政府管轄のキャンプサイト)

Buckhorn Campground

© Hikespeak.com、USDA Forest Service

ロサンゼルスの山キャンプ人気ベスト10サイト。夏のキャンプシーズンにオープンするので、最新の情報をL.A. River Ranger District(☎818-899-1900)で確認してください。ロット数は38ありますが、週末は埋まってしまうことが多いです(予約不可で先着順)。標高6300フィートと高地にあるので防寒対策をしっかりし、食品はBear Boxに保管するなどクマ対策も必要です。

◎Buckhorn Campground(San Gabriel Mountains National Monument)
☎ 818-899-1900
www.fs.usda.gov
予約:受け付けていません。先着順。
使用料:$12/1泊
火気使用:×
チェックアウト:11am
クルマ:2台、8人まで

Horse Flats Campground(連邦政府管轄のキャンプサイト)

Horse Flats Campground

© Hikespeak.com

標高5500フィートの針葉樹林の中にあるキャンプサイトです。ロット数は26で先着順。ジェフリーパインやセージの清々しい香りが漂い、森林浴を思いっきり堪能できます。水道がないので、水は要持参。近くのBuckhorn Campgroundよりはサイトが取りやすいようです。やはり高地にあるので、防寒対策やクマ対策が必要です。キャンプ場の最新情報はL.A. River Ranger District(☎818-899-1900)で確認できます。

◎Horse Flats Campground(San Gabriel Mountains National Monument)
☎ 818-899-1900
recreation.gov
予約:受け付けていません。先着順。
使用料:$12/1泊
火気使用:×
チェックアウト:11am
クルマ:2台、8人まで

West Fork Trail Camp(連邦政府管轄のキャンプサイト)

標高3100フィートのトレイルの脇にあるキャンプサイトで、ひっそりとキャンプを楽しみたい人におすすめ。車を停めてからトレイルを5マイルほど歩きます。使用料は無料ですが、駐車する際に「Forest Adventure Pass」(1日パス:$5、年間パス:$30)を掲示しておくのを忘れないように。ロットは7つだけですが、めったにいっぱいになることはないそうです。水は要持参。

◎West Fork Trail Camp(San Gabriel Mountains National Monument)
recreation.gov
予約:受け付けていません。先着順。
使用料:無料
火気使用:×

San Mateo Campground(州管轄のキャンプサイト)

San Mateo Campgroundキャンプサイト

© California Department of Parks and Recreation

キャンプサイトから1.5マイル歩くと世界的に有名なサーフスポット「Trestles Beach」があります。Amtrackが近くを走っているので、音が気になる人はフリーウェイ5号線からなるべく離れたロットを予約したほうが良いでしょう。なお、5号線の西側の海沿いの断崖にはBluff Campsite(5200 S. Pacific Coast Hwy.)もあります(夏の間のみ)。

◎San Mateo Campground(San Onofre State Beach)
830 Cristianitos, San Clemente
☎ 949-361-2531
www.parks.ca.gov/?page_id=647
予約:〇(ReserveCalifornia.com
使用料:$40/1泊
火気使用:×
チェックアウト/イン:12pm/2pm
クルマ:1台・8人まで

Doheny State Beach(州管轄のキャンプサイト)

Doheny State Beachキャンプサイト

© Daytrippen.com

「The Orange County Register」紙の「OCのベストキャンプサイト」に長年にわたり選ばれています。ビーチサイドに122ロットあり、うち22はビーチフロントです。イベント開催日は混雑するので避けるのが得策(dohenystatebeach.orgでチェックできます)。

◎Doheny State Beach
25300 Dana Point Harbor Dr., Dana Point
☎ 949-496-6172
www.parks.ca.gov/?page_id=645
予約:〇
使用料:$40/1泊
火気使用:○
チェックアウト/イン:12pm/2pm
クルマ:1台・8人まで

Leo Carrillo State Park Campground(州管轄のキャンプサイト)

130ロット以上ありますが、それでも週末に予約を取るのは至難の業。海派も山派も楽しめますが、子どもが遊べる潮だまりや波で穿たれた洞穴など、海派のアクティビティーや見どころがより充実しています。コイン式のシャワーが備え付けられています。

◎Leo Carrillo State Park Campground
35000 W. Pacifi c Coast Hwy., Malibu
☎ 310-457-8143
www.parks.ca.gov/?page_id=616
予約:○
使用料:$45/1泊
火気使用:○
チェックアウト/イン:12pm/2pm
クルマ:1台・8人まで

Carpinteria State Beach Campground(州管轄のキャンプサイト)

サンタバーバラの手前にあるビーチ沿いのキャンプ場です。全203ロットで、場所によっては海が目前、近くでアザラシが見られたり、海が好きな人には最高のロケーションです。水洗トイレ、お湯が出るシャワーも完備。近くにはマイクロブルワリーもあって、お手軽にキャンプ体験をするにはうってつけ。予約は、ネットではいっぱいでも☎ 1-800-444-PARK(8am-6pm)に問い合わせてみるとキャンセルがあることも。

◎Carpinteria State Beach Campground
205 Palm Ave., Carpinteria
☎ 805-968-1033
www.parks.ca.gov/?page_id=599
予約:〇(ReserveCalifornia.com
使用料:$45~80(3/1~11/30)・$35~60 (12/1~2/28)/1泊
火気使用:○
チェックアウト/イン:12pm/2pm
クルマ:1台・8人まで

Sycamore Canyon Campground(州管轄のキャンプサイト)

Point Mugu State Park内の人気キャンプサイト。PCH沿いにあり、アクセスが便利です。ロット数は54。山歩き(トレイルの総延長はおよそ70マイル)はもちろん、ビーチへも徒歩圏内なので、海派も山派も楽しめます。水洗トイレやシャワーもしっかり完備。なお、キャンプ場の駐車場へのゲートは夜10時~朝8時まで閉鎖されるので要注意。

◎Sycamore Canyon Campground(Point Mugu State Park)
9000 W. Pacifi c Coast Hwy., Malibu
☎ 310-457-8143
www.parks.ca.gov/?page_id=630
予約:〇
使用料:$45/1泊
火気使用:○
チェックアウト/イン:12pm/2pm
クルマ:1台・8人まで

Henninger Flats(郡管轄のキャンプサイト)

Henninger Flatsキャンプサイト

© Yasuko Yokota Cothran

アルタデナの奥、標高2500フィートにあります。キャンプサイトは3つあり、合計約30ロット。キャンプサイトまで片道3マイルを荷物を担いで登らなければなりませんが、LAの美しい夜景が望め、かつキャンプシーズンでもいっぱいになることが少ない穴場です。
ロサンゼルス消防局が運営しているため、同地域では珍しくキャンプファイヤーもできるなど、火気の規制が緩いのも特長です。ビジター・インフォメーション・センターには消防局の職員が24時間詰めており、キャンプの許可(無料)はここで取ります(薪も無料で提供してくれます)。現時点(5/1/18)では水が利用できないので、持参する必要があります。

◎Henninger Flats
2260 Pinecrest Dr., Altadena
☎ 626-794-0675
予約:受け付けていません。先着順。
使用料:無料
火気使用:○

Ronald W. Caspers Wilderness Park(郡管轄のキャンプサイト)

OC南部の8000エーカーにも及ぶ自然保護区の中にあるキャンプ場です。渓谷に小川が流れ、オークやシカモアの木々が立ち並びます。シカやコヨーテも見られ、自然を身近に感じられます。Live Oak Grove CampgroundとOrtega Flats Campground合わせて55ロットあります。週末にはガイドハイクなどのイベント(ocparks.com/parks/ronald/events)が開催されているので、参加してみると良いでしょう。

◎Ronald W. Caspers Wilderness Park
33401 Ortega Hwy., San Juan Capistrano
☎ 949-923-2210
ocparks.com/parks/
予約:〇(ReserveCalifornia.com
使用料:$20/1泊~
火気使用:○
チェックアウト/イン:12pm/2pm
クルマ:2台・8人まで

El Capitan Canyon(グランピングサイト)

El Capitan Canyonグランピングサイト

© El Capitan Canyon

サンタバーバラの北にあるEl Capitan State Beachのそばにあります。丘陵地に広がるオークやシカモアの林や息を呑むような海岸の景色は他ではなかなか味わえないので、訪問する価値ありです。家具が完備されたロッジの「Cedar Cabins」、ウッドデッキ上に立てられたキャンバス製の大型テント「Canvas Safari」、モンゴルの遊牧民の住居のゲルと同じ木製の円型テント「Adventure Yurt」と3種類が選べます。どこも居心地、寝心地快適なのは、グランピングならでは。

◎El Capitan Canyon
11560 Calle Real, Santa Barbara
☎ 1-866-352-2729
www.elcapitancanyon.com
料金:$195~$795/1泊(キャビン)・$145~$170/1泊(テント)・$175~$225/1泊(ユルト)
チェックアウト/イン:11am/4pm

Ventura Ranch KOA(グランピングサイト)

Ventura Ranch KOAグランピングサイト

© 2018 Kampgrounds of America, Inc.

ベンチュラ市の東にあるキャンプ場で、山々を望む眺望が美しい隠れ里のような雰囲気です。山荘風のキャビンやネイティブアメリカンのテント、ティピーで、快適に自然を満喫できます。なお、2017年末の山火事によって施設が被害を受け、現時点(5/1/18)ではキャビンやティピーなどが一部使用不能となっていますが、6月末までには復旧工事が終了するとのこと。

◎Ventura Ranch KOA
7400 Pine Grove Rd., Santa Paula
☎ 805-933-3200
koa.com/campgrounds/ventura-ranch
料金:$155~$269/1泊(キャビン)・$149~$159/1泊(テント)・$89~$125/1泊(ティピー)
チェックアウト/イン:11am/2pm

The Pioneer’s Penthouse(グランピングサイト)

The Pioneer's Penthouseグランピングサイト

© Kendall Neuner/Hipcamp.com

ワインの名醸地、テメキュラの山あいの私有地にあります。松の木に囲まれてキャンバスのテントが立ち、薪をくべて使う鋳鉄製のオーブンなどがウエスタンな雰囲気を醸し出しています。テントの中には2人分のベッドがあり、人数が増えれば、床にマットレスを敷いてさらに2人快適に宿泊できます。ハイキングに出てもいいですが、ワイナリー巡りや熱気球に乗ってみるのも良いでしょう。夜は満天の星を眺めながら焚き火でスモアを焼いて食べれば、西部開拓のキャラバンの気分に浸れます。宿泊は2泊からなので要注意。

◎The Pioneer’s Penthouse
料金:$145/1泊(4人まで)+$20(1人追加ごと)
チェックアウト/イン:10am/3pm

ロサンゼルス近郊にはまだまだたくさんのキャンプサイトがある!

ロサンゼルス近郊キャンプ場マップ

Map ①: San Simeon Creek Campgrounds

San Simeon Creek Campgrounds

サンルイス・オビスポ郡のサンシメオン州立公園内のキャンプ場。ハーストキャッスルから5マイルの地点にある。テント・RV用のスポット115区画があり、ピクニックテーブル、公衆電話などの設備が整っている。キャンプ場内を流れる小川で釣りが楽しめる。太平洋を望む見事な景色も人気の秘密だ。年中オープン。

◎ San Simeon Creek Campgrounds
☎ 805-927-2035
▶ 料金:1泊20~25ドル
▶ 予約:可(☎ 1-800-444-PARK)
▶ 設備:ハイキングトレイル/バイクトレイル/遊泳スポット/釣り/ペット可/プレイグラウンド/車椅子アクセス可/RV用サイト/テント用サイト/トイレ/シャワー/BBQグリル
▶ Webサイト:www.parks.ca.gov/default.asp?page_id=590

Map ②: Santa Margarita KOA

Santa Margarita KOA

サンタ・マルガリータ・レイクのほとりにあるキャンプ場。湖では水泳、ボート、カヤックなどのアクティビティーは禁止されているが、釣りスポットとしては人気が高い。なかでもバスフィッシングは有名で、カリフォルニア中からファンが集まる。テント・RV用の54区画のほか、キャビンも11軒ある。年中オープン。

◎ Santa Margarita KOA
4765 Santa Margarita Lake Rd., Santa Margarita
☎ 805-438-5618
▶ 料金:1泊25~49ドル
▶ 予約:可(☎ 1-800-562-5619)
▶ 設備:釣り/ペット可/プレイグラウンド/RV用サイト/テント用サイト/トイレ/シャワー/BBQグリル
▶ Webサイト:www.koa.com/where/ca/05224

Map ③: Avila Hot Springs Spa and RV Park

Avila Hot Springs Spa and RV Park

リゾートホテル「アヴィラ・ホットスプリングス・リゾート」併設のキャンプ場の最大の魅力は、何と言っても温泉! 温水プール、レクリエーションルーム、スパ、レストラン、売店なども整っているので、子供連れやキャンプ初心者にもオススメ。テント・RV用21区画があり、年中オープン。

◎ Avila Hot Springs Spa and RV Park
250 Avila Beach Dr., San Luis Obispo
☎ 805-595-2359
▶ 料金:1泊30~45ドル
▶ 予約:可(☎ 805-595-2359)
▶ 設備:遊泳スポット/温泉/ペット可/車椅子アクセス可/RV用サイト/テント用サイト/トイレ/シャワー/BBQグリル
▶ Webサイト:www.avilahotsprings.com

Map ④: El Capitan State Beach

El Capitan State Beach

サンタバーバラのエルキャピタン・ステートビーチは、南カリフォルニアで最も美しい浜辺で知られている。ビーチ沿いにはバイクトレイルが完備されており、アクティブに楽しむことができる。テント・RV用キャンプ場は130区画あり、ピクニックテーブル、バーベキューグリルなどの設備のほか、夏期は売店も開店する。年中オープン。

◎ El Capitan State Beach
☎ 805-968-1033
▶ 料金:1泊25ドル
▶ 予約:可(☎ 1-800-444-7275)
▶ 設備:ハイキングトレイル/バイクトレイル/遊泳スポット/釣り/ペット可/車椅子アクセス可/RV用サイト/テント用サイト/トイレ/シャワー/BBQグリル
▶ Webサイト:www.parks.ca.gov/default.asp?page_id=601

Map ⑤: Mount Pinos

Mount Pinos

ロスパドレス・ナショナルフォレスト内にある標高8831フィートのピノス山にあるキャンプ場。キャンプ場の地点も標高7800フィートと高く、見事な景色が望めるのが魅力だ。また、ここは州内でも珍しく、カリフォルニア・コンドルが見られるスポットとしても有名。テント・RV用キャンプ場は19区画あり、ピクニックテーブル、バーベキューグリルはあるが、シャワーはない。5月から10月までオープン。

◎ El Capitan State Beach
Los Padres National Forest
☎ 661-245-3731
▶ 料金:1泊14ドル
▶ 予約:不可
▶ 設備:ペット可/車椅子アクセス可/RV用サイト/テント用サイト/トイレ/BBQグリル
▶ Webサイト:www.fs.fed.us/r5/lospadres

Map ⑥: Anacapa Island Boat-In and Hike-In

Anacapa Island Boat-In and Hike-In

チャネルアイランド国立公園内のキャンプ場。園内にある6島のうち5島にキャンプ場があるが、いずれも船着場からかなり距離があり、徒歩で荷物を運ぶ必要があるので注意。アナカパ島の場合は、船着場から154段の急な階段を登り、さらに0.5マイルハイキングした地点にキャンプ場があり、ここからの眺めは最高。テント用キャンプ場は7区画。施設は最低限のものしか用意されていない。

◎ Anacapa Island Boat-In and Hike-In
Channel Islands National Park
☎ 805-963-3564
▶ 料金:1泊15ドル
▶ 予約:必要(☎ 1-800-365-2267)
▶ 設備:ハイキングトレイル/遊泳スポット/釣り/テント用サイト/トイレ
▶ Webサイト:www.nps.gov/chis

 

Map ⑦:Lake Piru Recreation Area
標高1055フィート地点の湖「レイクピルー」のキャンプ場。ウォータースキー、ボート、カヤックなどが楽しめる
☎ 805-521-1500
▶ Webサイト:www.lake-piru.org
▶ 料金:1泊19~42ドル
▶ 予約:可(☎ 805-521-1572)
 
Map ⑧:Monte Cristo
標高3600フィートの地点にあり、すぐ西側にはアイロン山が連なり、風光明媚なのも人気の秘密
Angeles National Forest
☎ 818-899-1900
▶ Webサイト:www.fs.fed.us/r5/angeles
▶ 料金:1泊8ドル
▶ 予約:不可
 
Map ⑨:Malibu Creek State Park
家族連れの憩いの場にぴったりのキャンプ場。園内の小川沿いに、15マイルのトレイルがあり、ハイキングも楽しめる
☎ 818-880-0367
▶ Webサイト:www.parks.ca.gov/default.asp?page_id=614
▶ 料金:1泊25ドル
▶ 予約:可(☎ 1-800-444-7275)
 
Map ⑩:Two Harbors
カタリナ・アイランドに数あるキャンプ場のなかで、トゥーハーバーのダウンタウンからわずか0.25マイルというアクセスの良さでオススメのキャンプ場
☎ 310-510-2800
▶ Webサイト:www.scico.com
▶ 料金:1泊1人12ドル
▶ 予約:必要(☎ 310-510-2800 ex.1412)
 
Map ⑪:Silverwood Lake State Recreation Area
標高3355フィートにある、シルバーウッドレイクの西側のキャンプ場。この湖はウォータースキー、セイルボードなど、ウォータースポーツのメッカ
☎ 760-389-2303 / 760-389-2299
▶ Webサイト:www.parks.ca.gov/default.asp?page_id=650
▶ 料金:1泊20~25ドル
▶ 予約:可(☎ 1-800-444-7275)
 
Map ⑫:Lake Perris State Recreation Area
ウォータースポーツや釣りを楽しめるスポットとして人気のレイク・ペリス。2200エーカーの湖には小島が点在し、ボートで乗り付けてピクニックすることもできる
☎ 951-657-0676
▶ Webサイト:www.parks.ca.gov/default.asp?page_id=651
▶ 料金:1泊15~28ドル
▶ 予約:可(☎ 1-800-444-7275)
 
Map ⑬:Lake Elsinore Campground Recreation Area
ハイキング、サイクリング、乗馬、ハンググライダー、パラシューティングなど、さまざまなアクティビティーが楽しめる。コインランドリーも完備
Lake Elsinore Campground
☎ 951-471-1212
▶ 料金:1泊25~30ドル
▶ 予約:可(☎ 1-800-416-6992)
 
Map ⑭:Newport Dunes Waterfront Resort
ニューポートビーチベイのトイレ、シャワー、衛星テレビ、プール、スパ、コインランドリー、売店、フィットネスセンターなどが完備のリゾートキャンプ場
☎ 949-729-3863
▶ Webサイト:www.newportdunes.com
▶ 料金:1泊69~220ドル
▶ 予約:可(☎ 1-800-765-7661)

「ロサンゼルスのエンターテイメントスポット」のコンテンツ