LA近郊の旅
進化する大人の街
【1泊2日】ラスベガス紀行
不夜城ラスベガスの夜景。
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次々と新しいホテルがオープンし、
刻々と姿を変えるラスベガス。
行くたびに新しい発見に出会える街だ。
そこで今回は、この夏1番のオススメ最新情報と穴場を探しに、初夏のベガスに飛んだ。
いつも新しいラスベガス!今トレンドはオトナの街
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マッキャラン空港に降り立つと、5月上旬だというのに、ラスベガスはすでに夏の匂いがムンムン。ストリップは相変わらず建設ラッシュで、そこら中に工事中の高層ビルが鉄骨を剥き出しにしている。ストリップでひときわ目を引くのは、昨年春に鳴り物入りでオープンしたウィンラスベガスのゴールドに光り輝く様。ミラージュやベラージオをオープンさせ、ラスベガスを今のゴージャス系に導いたホテル王、スティーブ・ウィンが自分の名前を冠して建てたホテルだ。
アラジンは近々、プラネットハリウッドホテルとして生まれ変わる予定で、そのための工事が着々と進んでいる。日本人になじみの深かったサンレモホテルは、今年2月、セクシーなフーターズガールでおなじみフーターズカジノホテルと名称を変えた。カジノのディーラーまでフーターズガールなのが特徴だ。
フーターズに限らずラスベガスは今、アダルト路線を驀進中だ。90年代に家族連れをターゲットに、各ホテルがローラーコースターやアトラクションを競って造ったのは過去の話。カジノの増収が伸び悩み、ストリップは大人向けのアダルト路線に再転向している。
それを如実に表しているのが、ショーの内容だろう。パリの由緒あるストリップショー「クレージーホース」を直輸入したのは、『Le Femme』( MGMグランド)。『Fantasy』(リオ・オールスイート)もある。
いまや5軒に増えたアクロバットのCirque du Soleil も、セックスや快楽をテーマにした『Zumanity』(ニューヨーク・ニューヨーク)でアダルト路線に参入した。さらにCirque du Soleilは6月30日より、ビートルズをテーマにした新しいショー『Love』(ミラージュ)を上演する。ポール・マッカートニーやリンゴ・スターもプロダクションに関わったという初の試みで、ファンには見逃せないショーになることは間違いない。
圧倒されるほどの選択肢にめまいすら覚える。クラクラしつつも、何はともあれ、まずはカジノに向かった。
ラスベガスストリップ周辺案内図はこちら
カジノの楽しみ方!メンバーカードで優遇サービス
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ゲームマシンで遊んでいると、スタッフから「メンバーカードを作りませんか」と話しかけられた経験のある人も多いだろう。これはカジノが顧客管理のために発行しているカードで、入会は無料。ゲームを始める前に挿入口にカードを差し込んでおけば、自動的に情報がインプットされる。この情報、コンプと呼ばれる優遇サービスを受ける時に役立つ。内容は、レストランでの列の優先権に始まり、食事券、ショーのチケット、部屋、リムジン送迎など、カジノで使った金額に応じて高額になるが、メンバーカードはそのためのレーティング(評価)の目安だ。各ホテルのカジノクラブカウンターでも作ることができる。
コンプをもらうには、大金を賭けるハイローラーである必要はない。1回平均の賭け金がいくらで、何時間続けたかが重要。勝ち負けは運の問題なので関係ない。カジノにとっては、どの程度「ギャンブル好きか」が問題なのだ。ブラックジャックなどのテーブルゲームの場合は、カードを見せるか、プレイする前に「レーティングしてほしい」と申し出よう。
コンプの目安は流動的で、ホテルによっても異なるが、テーブルゲームなら1回平均25ドル以上の賭け金で3、4時間以上。マシンなら1ドルマシンで、3、4時間以上。前述の通り勝ち負けは関係ないため、勝ったお金でプレイを続けてもレーティングの対象になる。少額を賭け続け、最後にやけになって大金を投入したり、ホテルを転々としてプレイするのはプラスにならない。コンプをもらうコツは、ホテル内での食事やショーをすべて部屋付けにすること。「カジノにすっかりハマッた」と思ったら、チェックアウトする際に「カジノでこれだけ遊んだ」と告げて交渉してみよう。場合によっては、食事やショーを無料にしてもらえることもある。
スポーツブックはカジノ入門編
「ギャンブルは苦手」という人にもオススメなのがスポーツブック。壁一面でスポーツの実況中継をしているところ、と言えばピンと来る人も多いだろう。これはいわゆるトトカルチョで、好きなスポーツを選び、備え付けの配当率を参考にして受付で申し込むだけ。その時にやっていなくても、予定されているスポーツならすべて賭けられる。とはいえ、その時に実況中継されていれば盛り上がるというもの。
大人の楽しみいろいろ!プールやスパでリラックス
スパで外の喧噪とは対照的なリラクゼーションを
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ラスベガスはカジノ以外にも楽しみは尽きない。マンダレイベイのプールは、流れるプールや波のあるプールなど、さながらウォーターパークの勢い。宿泊客しか入れないので、ホテルを予約する際にはプールのチェックもお忘れなく。このホテルにはトップレスプールまである。Moorea Beach Clubがそれで、一般プールに隣接しているが、外からは見えない。ここは有料(女性10ドル、男性は月〜木・40ドル、金〜日・50ドル)で、21歳未満入場不可。中に入ると、専用のラウンジチェアに案内されるが、プールサイドか砂の上かを選べる。おしぼりサービスやサンケア商品まで無料でついており、ワンランク上のプールサービスが味わえる。トップレスになかならないかは自由。
日頃の疲れを癒すには、スパでリラックスするのもいい。ストリップの高級ホテルには、ワールドクラスのスパが完備されている。MGMグランドのグランドスパは、足の裏や首と肩などの部分マッサージ(25分70ドル〜)から、アボリジニに伝わるマッサージや、柚子を使った日本風マッサージなどを取り入れたRitual(100分280ドル〜)と呼ばれるパッケージを取り揃えている。落ち着いた雰囲気の中、外の喧騒とは別世界の静寂な時間が過ごせる。
本場のミュージカルを堪能!ABBAに感激。Mamma Mia!
明るいストーリーは、この街の雰囲気にぴったり
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スパから出ると、外はすでに陽が傾きかけていた。ラスベガスはこれからが、最もラスベガスらしくなるひと時。躍る胸を抑えつつ、向かったのは話題のミュージカル『MammaMia!』(マンダレイベイ)。通常、ブロードウェイは途中15分の休憩を挟んだ2部構成だが、それをラスベガスでするとカジノで遊ぶ時間が短くなることから、休憩なしで内容を短縮するケースが多い。だがこのショーだけはブロードウェイ方式を導入している。
懐かしのABBAの曲をフィーチャーしていると聞いて、期待全開でワクワクしながら席に着いたが、芸達者な役者陣が好演し、あっという間の2時間半。笑いあり、涙あり、最後は全員総立ちで『ダンシングクイーン』を熱唱。英語がわからなくても、青春時代にABBAを聴いて過ごした人なら楽しめることウケアイ。
劇場から出ると、カジノにはショー帰りのドレスアップした人が溢れ、妖しい雰囲気が充満している。 これがラスベガスの魅力なのだ。私も寝る前に、もう少しだけ遊んでいこうか。
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ストリップにそびえる巨大モール!Fashion Show
モールの名の通り、
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T.I. の北、ウィンラスベガスの向かいにある「ファッションショー」は、全米でも有数の巨大モール。UFO のような屋根が目印。屋内なので夏の買い物にはピッタリだ。モールの中央にはキャットウォークがあり、実際にファッションショーが開催される。
デパートが7店、専門店やレストランが250店以上入っている。人気ブランドもひと通り揃っており、変わったところでは、ハワイでおなじみのABCストアもある。品揃えはハワイとほぼ同じで、マカデミアナッツやおにぎりなども。3階にはフードコートもあり、ストリップ散策中の休憩にはもってこいの場所だ。
Fashion Show
10:00am 〜 9:00pm(Mon 〜 Fri)
10:00am 〜 8:00pm(Sat)
11:00am 〜 6:00pm(Sun)
Open 7 Days ☎ 702-369-0704
www.thefashionshow.com
ストリップだけがべガスじゃない!新・ローカルカジノホテル
赤い石に囲まれたファミリーリゾート |
南カリフォルニア在住の家族連れにオススメなのがローカルカジノホテル。建設ラッシュは郊外にも及んでおり、ここ半年ほどで新しいホテルが2軒オープンした。4月中旬にオープンしたばかりなのが、レッドロック・カジノ・リゾート&スパ。空港から車で約30分 。赤い岩で知られるレッドロックキャニオン国定公園の目の前にある。 石をふんだんに使った豪華な内装で、その分、宿泊料もストリップ並みだが、国定公園がすぐそばにあることもあり、子供連れにはピッタリ。
ローカルホテルの最大の利点は、子供を預ける施設があること。同ホテルのKids Questでは6週間から12歳までの子供を預かってくれる(1時間6ドル50セント〜)。緊急用のページャー(ポケベル)を貸してくれるので安心だ(ただし館外への外出は禁止)。
南カリフォルニアから車で来ると、ストリップに入る前に、最初に見えるのが、昨年末にオープンしたサウスコーストホテル&カジノだ。州境から約20分、ストリップまで数分の距離で宿泊料もお得。
同ホテルには、屋内馬術センターがある。そのため毎週のようにロデオや馬の品評会が開催されているので、馬好きには見逃せない。64レーンのボウリング場や16スクリーンの映画館があるのもローカルホテルならでは。もちろん子供を預ける施設も整っている。
特に同ホテルでオススメなのは、Garden Buffet。朝食6ドル45セント、昼食7ドル45セント、夕食12ドル95セントで、月曜日のステーキナイトと水曜日のシーフードナイトは16ドル95セントと若干値段が上がるが、内容を聞いて納得。シーフードナイトではカニやエビの他、生カキやカキフライ、生の殻つきハマグリまである。アジア、イタリアン、メキシカンなどのセクションに分かれており、なかでもステーキセクションのプライムリブは絶妙の焼き加減と柔らかさ。「どうせ食べ放題だから」と侮っていたが、ひと口食べて脱帽した。
お腹もいっぱいになったところで、早くも帰りの飛行機の時間が迫ってきた。まだまだ遊び足りない気がするが、それはいつものこと。何度来ても、帰りには必ず後ろ髪を引かれる思いのする街、それがラスベガスだ。
Red Rock Casino, Resort & Spa
11011 W. Charleston Blvd.
Las Vegas, NV 89135 地図
☎ 1-866-767-7773
www.redrocklasvegas.com
Southcoast Hotel & Casino
9777 Las Vegas Blvd. South
Las Vegas, NV 89123 地図
☎ 1-866-796-7111
www.southcoastcasino.com
身近な西部の大自然!Red Rock Canyon
ここはロッククライミングのメッカでもある |
レッドロックカジノ・リゾート&スパの目の前にあるレッドロックキャニオン国定公園は、ストリップの北約17マイルにあり、身近に西部の大自然を満喫できる究極の穴場だ。159号線を西に進むと、そのうち民家がなくなり次第に荒野が広がってくる。その右手奥にポツリと建物が見えたら、それがビジターセンターなので右折。さらに奥に大きな赤い岩が見えてくるのでそれを目安に。
13マイルのシーニックドライブと呼ばれるルートは、一方通行なので周りの景観をじっくりと楽しめる。グランドキャニオンなどの国立公園に比べると規模は小さいが、それでもストリップから20 分ほどで、これほどの大自然を満喫できるのは驚きだ。1 億8000万年前、アメリカの西部は砂漠だった。強風にあおられて砂が次第に堆積し、凝縮されて岩になったが、鉄分が含まれている岩は雨などにさらされて錆び、それがここの赤い岩となったのだ。
ピクニックエリアや、ハイキングトレイルなどもあり、ロッククライマーのメッカでもある。混雑していないのが最大の利点で、これで入園料が車1台につき5ドルは破格。車で行った人はぜひ1度足を伸ばしてみては。
絶景グランドキャニオン!
皇太子御搭乗の信頼の翼で気軽に行ける日帰りツアー
思わず言葉を失う大渓谷のパノラマ |
時間に余裕のある時や日本からのお客さんを案内する時は、ぜひグランドキャニオンまで足を伸ばしたい。車で行くと、ラスベガスから5時間ほど、まっすぐな道をひたすら走ることになるので、現地で少なくとも2泊する余裕がないと、かなり厳しい。だが飛行機で行く日帰りツアーなら、気軽に参加できる。ラスベガス発グランドキャニオン日帰りツアーの数は多いが、ここではシーニック航空のツアーを紹介しよう。
シーニック航空は日本の皇太子がケンブリッジ大学からの帰路にグランドキャニオンを訪れた際、その大役を請け負ったということからも、信頼の高さがうかがえる。シーニック航空は、 翼が座席よりも上に位置している高翼機を使用。視界が翼によってさえぎられず、窓も大きく取ってあるため視界がさらに広がる。
デラックスツアーは朝5時半から午後1時まで7便用意されており、自分の都合に合わせたツアーを選べる。ランチ付きで、現地では専用観光バスを利用して、ブライトエンジェルやヤバパイポイントなど2カ所に立ち寄る。またホテルの送迎はもちろんのこと、日本語を話すガイドや地上職員が常勤しているので安心だ。
エコノミーツアーはランチなしで、立ち寄るのはブライトエンジェルだけ。また朝5時半と午後1時(4月〜10月)の2便のみ。それ以外は基本的に同じ内容なので、「ブライトエンジェルから見れば満足」という人はエコノミーで十分。土産物店やレストランなどへも歩いて行けるし、キャニオンの壮大さに変わりはない。ただビューポイントが変われば、キャニオンのまた違った顔が見えるのも事実で、どちらを選ぶかはお好み次第ということだ。
「グランドキャニオンツアーの飛行機は揺れる」とよく言われる。19人乗りの小型機なので、大型ジェット機に比べると揺れるが、それも天候次第。ただし、乗り物酔いをする人は、酔い止め薬を飲んでおこう。
グランドキャニオンは、世界で最も多くの観光客が訪れる世界遺産だ。人工的なきらびやかさからほんの少し飛び出すだけで、何億年もの地球史を見ることができる。アメリカのスケールの大きさを実感するのに、これ以上のコントラストはないだろう。
シーニック航空で行くグランドキャニオン
●デラックスツアー
大 人 $224 +空港使用料
国立公園利用税など$25
12歳未満 $189 +空港使用料
国立公園利用税など$25
2歳未満 無 料
●エコノミーツアー
大 人 $189 +空港使用料
国立公園利用税など$25
12歳未満 $169 +空港使用料
国立公園利用税など$25
2歳未満 無 料
※ 注意:2006年5月現在、両ツアーとも上記料金に$20 の燃料費調整金が加算されます。
■取材協力
ラスベガス大全
今回紹介した、グランドキャニオンツアー、最新ラスベガス情報の問い合わせ、申し込みは
☎ 702-914-5489 ■ www.lvtaizen.com ■ tour@lvtaizen.com(ツアー申し込み)


