LAビーチシティーズ
セレブな薫り漂う マリブ
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パシフィック・コースト・ハイウェイをドライブし、マリブに一歩足を踏み入れると、そこは別世界!目にしみる真っ青な太平洋に面した海岸沿いには瀟洒な邸宅が並ぶ。砂浜で散歩や日光浴を楽しむ人、波乗りに興じる人、ゆったりとレストランで食事を味わう人たち。誰もが穏やかで余裕ある雰囲気。時間が優雅に過ぎていく気がして、現実を忘れてしまう。さあ、マリブに行ってセレブな時を過ごしましょう!
東部の大金持ちが見つけ出した
理想的なカントリーホームの地
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サンタモニカの山々と太平洋の狭間の街
ロサンゼルス国際空港から車で北へ約45分、サンタモニカからは約30分、左に大きな青い太平洋の打ち寄せる波を見ながら、PCH(パシフィック・コースト・ハイウェイ)を北にドライブすると、マリブのシビックセンターにたどり着く。お洒落なショップ、高級マーケット、一流レストランが街中に…。ユートピアと言っても過言ではないマリブには、映画界、音楽界の超セレブやエグゼクティブたちが数多く住み、誰もが憧れる優雅なライフスタイルをエンジョイしている。
アメリカ先住民チュマシュ族は「Humaliwo(大きく鳴り響く波)」と呼んでいたマリブ。1891年、家族のために理想的なカントリーホームを探していた、ニューイングランド出身のビジネスマン、フレドリック・ヘイスティングス・リンジは、ここに約120平方キロにもおよぶ土地を購入した。彼と妻のローダはプライバシーを守り、よそ者が侵入しないように、他の地域と完全に遮断した。「アダムソンハウス」として知られるリンジ家の住宅は、1929年に娘のローダ・アダムソンによって完成されている。ところがその29年、リンジ家はその土地にPCHを通すことを認めざるを得なくなり、夫を亡くしていたローダはハリウッドスターたちに土地を賃貸し始めた。しかし、30年代後半には切り売りすることを余儀なくされた。そしてスターたちが週末の隠れ家を建てた地域が「マリブコロニー」となった。一方、27年にパラマウントがマリブの牧場を購入した。そこでは、ゲーリー・クーパーなど多くの大物ハリウッド・スターが出演した、数多くのウエスタン映画が製作された。
マリブは元祖サーフシティーUSA
また、サーフィンを語らずしてマリブを語れない。マリブこそがオリジナルの「サーフシティーUSA」である。27年にトム・ブレークというサーファーが友人のサム・リードと初めてマリブで波に乗った。その後、第2次大戦前には、多い時には毎日300人ほどがサーフィンを楽しんだという。
57年、フレドリック・コーナーが、マリブでサーフィンのトレーニングに励む自分の娘を題材にした『Gidget』という本を発刊。後に映画化され、マリブはますますサーフィンの街として全国的に知られるようになった。70年代には人気TV番組『MASH』の舞台となり、その後もマリブは映画やTVのロケ地として多く使われている。
91年に正式な市となり、独自の施策や規制ができるようになったマリブには、世界中からセレブが移り住み、リッチな生活を満喫している。
近所の有名人が毎日のようにやってくるサーフショップ
Becker Surfboard
Becker Surfboard
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「何と言っても1番売れるのはサーフボードだけど、メンズウエアで売れるのは『KREW』と『RVCA』だね」と語るマネージャーのライアンさん。ガールズでは『Lucy Love』や『VOLCOME』が人気とのこと。毎日のように誰かが来るそうで、コメディー俳優のアダム・サンドラーやジェームス・ボンドでお馴染みのピアース・ブロスナンもやってくるとか。
サンセットディナーは水着のままで
Paradise Cove Beach Cafe
Paradise Cove Beach Cafe
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前面に開ける太平洋のワイドな眺め。プライベートビーチを持つこのレストランからのサンセットビューはとにかく素晴らしい。セレブも多く詰めかけるレストランの店内には2000点にも及ぶスターの写真。1 番人気のアペタイザーは「CrispyCalamari」(11.95ドル)でその大きさにはびっくり。特製ソース2種類で味わうことができる。この店にはドレスコードがなく、プライベートビーチを楽しんだ後は、水着のままで食事もOK。また、海を背景にしたウエディング、プライベートパーティーも可能だ。
年月を経てなお美しいタイルデコレーション
Adamson House & the Malibu Lagoon Museum
Adamson House & the Malibu Lagoon Museum
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海辺に建つ「Adamson House& the Malibu Lagoon Museum」は、波の音と潮の香りで満ちあふれた素晴らしいロケーションにある。1926〜 32年の間しか製造されなかったMalibu Potteries 社製のハンドメイドのタイルが施された邸宅は30年建造。ツアーを申し込むと、1時間かけてゆっくりと内部を案内してもらえる。ペルシャスタイルラグを模倣した床のタイルは、端部分のフリンジまでもがリアルに再現されていて、必見の価値あり。
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フルサロン、フルスパで美しさを磨きあげる
Clarisse Salon & Spa
Clarisse Salon & Spa
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高級ヨーロッパ製品でセレブの美しさをフルサポートする「Clarisse Salon & Spa」。取り扱い商品は『Phytomer』を始め、『Jurlique』『Yonka』『Dermologica』『Eminence』その他多数。ヘアサロン、ネイルサロン、そしてスキンケアサロンも併設されていて、トータルな美を追求するクライアントの多面的な要望にも対応。顧客リストにはマリブ在住のスーパーセレブも名を連ねている。
有名人が気軽に訪れるカジュアルなカフェ
Coogie's Beach Café
Coogie's Beach Café
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有名サーファーのレイアード・ハミルトンや映画『アイデンティティ』に主演したジョン・キューサックらが訪れる「Coogie's Beach Cafe」は、カジュアルでコンテンポラリ−なカフェ。屋内は広々としており、パティオでの食事を楽しむこともできる。 毎日変わる「Today's Special」はボリューム満点。隠れた人気は「ZucchiniBread」(1斤9ドル、3切れ2.75ドル)で、これだけを買いに来るお客さんも多いそう。
海風の中を散策する庭園の美しさは古代ローマへの誘い
The Getty Villa
The Getty Villa
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太平洋を見下ろすPCH 沿いの丘に建つ「The Getty Villa」は、入場がすべて予約制という特別な美術館。紀元前79年のベスビオ火山の噴火で埋まったヘルクラネウムのローマ式邸宅・パピルス荘(Villa dei Papiri)をモデルとして設計され、1974年に開館。2006年1月に装いも新たに再オープンした。
古代ギリシャ、ローマ、そしてエトルリアの美術品と文化を満喫できるThe Getty Villa内の「J. Paul Getty Museum」では、23ものギャラリーで1200点以上の古代美術品が展示されている。中央に噴水をあしらったフォーマルガーデンの素晴らしさは必見。美術品鑑賞、庭園散策の合間には、カジュアルな地中海料理が気軽に味わえる「TheCafe」のテラスで食事を。
ミュージアムに行った後は学生気分で構内の散策も
Weisman Museum of Art at Pepperdine University
Weisman Museum of Art
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ゲートで通行タグとパーキングトークンを受け取り、坂道を上って35番の建物を目指す。行き方がわからなくてもセキュリティーがキャンパスの地図をくれ、親切に教えてくれるので心配はいらない。ビジネスで成功したフレデリック・ワイズマンの設立した美術財団によって支えられているこのミュージアムには、ペパーダイン大学の学生、卒業生の作品が随時展示されており、作品は2週間毎に変わる。


