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正義の女神が映画をジャッジ | テミス裁きの神殿
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“最も不快感を与える映画”とセンセーションを巻き起こし、カンヌ映画祭でグランプリを獲得した同作品。
ハネケが1997年に祖国オーストリアで本作を監督してからちょうど10年後、ハネケは再びメガホンを取り、カメラアングル、音楽、セリフ、小道具、衣裳の細部にいたるまでオリジナルに忠実なUSリメイク版を撮った。「ウォーリーを探せ!」のような間違い探し状態。ある意味、時代や国の設定を超えて、ほぼ寸分違わぬ映画がまかり通るというのがすごい。 幼い息子を連れて、別荘で夏のバカンスを過ごすためにやって来た若い夫婦(ワッツとロス)が、見知らぬ若者2人に監禁され、ゲーム感覚で理由もなくなぶり殺される。リメイクを観てそれほど嫌悪を感じないのは、今の社会が映画同様“不快”になっているから? 映画よりも、そんな現実慣れが1番恐ろしい…。 【 文:MAMIKO KAWAMOTO】 |
【文:MAMIKO KAWAMOTO】
“最も不快感を与える映画”とセンセーションを巻き起こし、カンヌ映画祭でグランプリを獲得した同作品。


