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職業(シゴト)カタログ

多様な職種、それぞれの概要や仕事内容をまとめた「職業(シゴト)カタログ」。アメリカで働く日本人・日系人、100名以上の皆さんへのインタビュー集「アメリカで働く」と合わせてご覧ください!

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

Loan Officers

ローンオフィサー

*すべて連邦労働省調べ

■仕事の内容

個人の多くにとって、家や車の購入、大学の学費はローンを利用するのが唯一の方法であり、ビジネスにとっても、会社設立や設備の購入にローンは必須である。ローンオフィサーの役割は顧客を開拓し、ローン申請を手伝い、こうした融資を促進すること。顧客やビジネスに関する情報を収集し、顧客の信用度、返済能力などを判定する。また、借り手の状況に応じたローンを提供したり、有益なガイダンスを与えたりする。

ビジネスを対象とした商業ローン、ホームエクイティーローンや自動車ローンなどの消費ローン、不動産に関するモーゲージローンといった専門に分かれている。


■トレーニング

ローンオフィサーになるには通常、財務や経済といった分野での学士号が必要である。銀行業務や融資、営業の経験があることも就職には有利。

銀行や信用組合でローンオフィサーとして働くには、現在のところ、特別な資格は必要ない。抵当銀行やブローカーとしてローンオフィサーをする場合のトレーニングや資格は、州によってさまざまである。

また、人と働くのが得意であること、自分に自信があること、モチベーションの高いことなどもローンオフィサーに求められる。また、営業能力や対人関係、コミュニケーション能力も大切である。


■雇用状態

全米における2006年のローンオフィサーの雇用は37万3000件。10人中9人が商業銀行や貯蓄機関、信用組合などの金融機関に雇用されている。都市や郊外で雇用されることが多い。2006年から10年間で雇用は11%増加すると予測されている。


■収入

収入はローンの成約件数によって左右されることが多く、景気が良く、金利の低い時に上昇する。2007年5月における全米のローンオフィサーの平均年収は7万2010ドル。中間層50%の収入は5万3000ドルで、下層10%は3万9500ドル、トップ10%は10万6130ドル。カリフォルニア州の平均年収は7万6090ドルである。



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