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職業(シゴト)カタログ

多様な職種、それぞれの概要や仕事内容をまとめた「職業(シゴト)カタログ」。アメリカで働く日本人・日系人、100名以上の皆さんへのインタビュー集「アメリカで働く」と合わせてご覧ください!

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

Interpreters and Translators

通訳・翻訳

*すべて連邦労働省調べ

■仕事の内容

通訳・翻訳者はある言語からその他の言語への変換を行うことによって、異文化間のコミュニケーションを可能にしている。情報を正確に変換するには、題材の内容を十分に理解していなければならない。さらに文化に対して感受性や知識を豊かに保つ必要がある。翻訳者は、実際に訳を書き、仕上げる前に、何回も読みこむ必要がある。内容に不明瞭な点があれば、題材についてさらなるリサーチが必要なこともある。

今日、ほとんどすべての翻訳作業が、コンピューターを使って行われ、ほとんどの課題が電子情報として受け取られ、提出されている。これによって、世界中どこからでも働くことができる。


■トレーニング

学歴は通訳・翻訳者によって異なる。外国語、コンピューターの基礎など、広い範囲のコースを受講することによって、通訳・翻訳者のキャリアに備えることができる。ほかには、海外に行く、異文化に直接触れる、さまざまな分野の書物を母国語、そして第2言語で読むなどして自分を磨く。

学位は言語以外の専攻でも問題のない場合が多い。ある1つの分野のエキスパートになることは、通訳・翻訳をする上で強みになる。しかし、仕事の仕方を学ぶ特別なトレーニングは通常必須で、プログラムはカレッジや、その他のトレーニングプログラム、コースを通して受けられる。


■雇用状態

2007年5月における全米の通訳・翻訳者の数は3万3680人で、雇用の約33%が大学などの教育機関、約12%が病院などの健康福祉分野、約10%が連邦、州立、地方の裁判所などの政府機関での業務。残りは出版業界、コールセンター、航空会社、通訳/翻訳会社など。約22%の通訳・翻訳者がフリーランス。その多くがパートタイム。

雇用は2016年までに24%増加することが見込まれる。これは健康福祉や国防に関する分野での需要があるため。


■収入

2007年5月における通訳・翻訳者の全米平均時給は20.05ドルで、平均年収は4万1690ドル、中間層50%の平均年収は3万7490ドルで、下層10%が2万1500ドル、トップ10%が6万7070ドル。カリフォルニア州の平均時給は20.62ドル、平均収入は4万2890ドル。



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