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ゴルフ南加A(なんかエエ)コース!

ゴルフライター「ヒデ・スギヤマ」による、ロサンゼルスを含む南カリフォルニアのゴルフコース情報とゴルフ雑学エッセイ。

ヒデ・スギヤマ/平日はハリウッド映画業界を駆け回るビジネスマン、
週末はゴルフと執筆活動に励むゴルフライター。

ヒデ・スギヤマ

Vol. 37 The Links at Victoria
女性やビギナーの心強い味方

サウスベイ

340 E. 192nd St.
Carson, CA 90746-2207
☎310-323-4174
http://www.linksatvictoria.com

ヒデ・スギヤマが綴るエッセイ
ゴルフ徒然草
Vol.37「禁“高反発”法(前編)」はこちら


辛口スコアカード

1番ホール: プロショップの従業員の対応 (±0)
2番ホール:
ドライビングレンジ設備レベル (±0)
3番ホール:
カートと機器(GPS他)のレベル (±0)
4番ホール:
コース全体の景観 (±0)
5番ホール:
フェアウエイのコンディション (+1)
6番ホール:
グリーンのコンディション (±0)
7番ホール:
ホットドッグの味 (−1)
8番ホール:
バーのサービス内容 (±0)
9番ホール:
料金(注) (±0)
Total:
イーブンパー (±0)
注:料金は「安ければ良い」という意味ではなく、内容に見合っていたかどうか


今回は、トーランス方面にお住まいの方ならよくご存知の通称“ヴィクトリア”です。サウスベイのどこからでも近く、昔から多くの地元ゴルファーに愛されてきました。2001年には大改装というお色直しも行われ、その改装時にはあのアーノルド・パーマーもプロジェクトに参画したそうです。ところでゴルフコースを造る時に、The Links と冠することはかなり勇気がいると思いませんか? ゴルファーはすごいリンクスを想像するでしょうから。ここは…正直言ってその名前にはちょっと無理があるかも?でもそんなことより、多くのゴルファーが長年愛してきたという雰囲気が満載で、ここが生涯で初めてラウンドしたコースだとか、夏の朝にプレーしてから仕事に行った想い出とか、そういう時によく名前が出てくるコースです。場所はFWY405号線と110号線が交わるすぐ近くという、とても便利なロケーション。詳しくはhttp://www.linksatvictoria.comにて。


まずはプロショップの対応は、爽やかな若いアジア系のお兄さんが、てきぱきと問題なくこなしていました。パーです。ドライビングレンジは結構広くて距離も有り、変に傾いていたりしないので、ゆっくりと練習したい時にも使えそうです。ただ市営コースなので、やはり打席は人工芝マット、左右には当然大きなネットありで、ちょっとバーディは出ません。ここもパーでしょう。カートは一般的なもので特に問題ありません。引き続き連続パーです。ここは筆者が昔LAに来た当初にプレーしたコースですごく懐かしく、少々悪い印象が出ても、とても辛い点が付けられません。かなり偏見の含んだ連続パーです。でもそんなことあるでしょ? 例えば何故か憎めない人。つい採点が甘くなる人。そんな感じなんですよ。ここのコースは。


次はコース全体の景観ですが、まあ、申し訳ないですが…普通のコースです。ザ・リンクスと堂々と名前を付けていますが。さてリンクスとは: 海岸沿いの砂地に近い位置にあるゴルフコース、またはその地形などを利用して設計されたゴルフコース… と辞書には出ています。でもここから海岸まではちょっと遠いぞ! スコットランドやアイルランドを連想させる雰囲気は…全く無い! あまり木が無いから、リンクスっぽく見えるという印象だけ。ウーン、詐欺っぽいけど、でもそれでもやっぱり許せてしまう。何故か? それはヴィクトリアだから。というわけでコースの景観もたいしたことはありません。ただ、ここは名物の飛行船の離着陸が頻繁に見られるコースなのです。INの何ホールかのすぐ横で、意外と俊敏に舞い上がる姿を目の当たりにできます。飛行機系オブジェクトが大好きな私はいつも思わず見入ってしまいます。

次にフェアウエイのコンディションですが、これはあまり良くなかったですね。リンクスというネーミングからも想像できるように木が少ない→木や芝が育ち難い土壌… ということなのでしょうが、芝の全く無い箇所が幾つか見られました。また数ホールは大改装中で、その工事の影響があるのかもしれませんが、コンディションは明らかに良くありません。さすがにここはボギーですね。それからグリーンのコンディションはまずまず。決して素晴らしいとは言えませんが、速さもホールごとのバラつきがそれ程なく、まあ合格点でしょう。パーです。


それからホットドッグ、味は普通だったんですが… すごく可愛い女の子がスナックバーで働いていて、男性ゴルファー達に天使のような微笑を投げかけていました。その日の私の同伴者は、20代のイケメンから40代のシブイオヤジまでバラエティに富んでいたのですが、みんな目がハートマークになっていました。「掃き溜めに鶴」とはまさにこの事か。もしくは、しょぼい(失礼!)ゴルフコースのちょっと傾いたスナックバーに咲く、一輪の可憐な花か… とにかくここはバーディでしょう。ナイスバーディ!(何に?)


プレー後のバーは、同じスナックバーでしたが、その女の子はもう帰っていませんでした。急に室内が暗く感じたのは、日暮れが迫っていたからだけでは有りません。寂しい店内なのでパーどまり。プレー費は週末のレギュラータイム、カート込みで41ドル。あのロケーションでこれは安い! と思いましたが、まあコースも“なんちゃってリンクス”なので、このぐらいでしょう…パーです。


気軽に行ける代表的なコースで、何か憎めない、女性やビギナーの心強い味方のヴィクトリア。これからも、様々なゴルファーの思い出造りを手伝ってあげてください。

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