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テルコ・ゴルノーのきままなスクラップブック

生活に「手作り」をたくさん取り入れたブログでお馴染みの作者 テルコさんの「手作りの宝物」をご紹介します。

テルコ・ゴルノー
テルコ・ゴルノー

2003年よりLA在住。趣味は陶芸・編み物・水泳・サルサなど。旅行も好きで今まで訪れた国は62カ国。

Vol.14) キャロットクッキー

私の育児での大きな間違いは、離乳食を卒業してすぐにお菓子をあげてしまったことです。それまでは野菜もそれなりに食べていたのですが、いったん甘い物の魅力を知ってしまうと、野菜の味などつまらなく感じてしまうのでしょう。 

私自身がとにかく甘い物が大好きで、週に何度もお菓子を焼くので、朝食にケーキということなどはザラなのです。そんな母親を見ているので、私が何か食べていたり、クッキージャーなどを見つけると「クッキー」「ケーキ」を連発して、必死にねだります。甘い物の食べ過ぎは悪いとわかっていても、自分が焼いたお菓子をこんなにうれしそうに食べてくれると、やっぱりうれしくて「少しだけね」。そんな悪循環で、バターや砂糖たっぷりのお菓子をあげ続けているダメなお母さんです。

私がお菓子を作る時に、気が向けばソフィにも手伝ってもらいます。「これ、ゴミ箱にポイして」「熱いからオーブンに触らないでね」くらいはわかるようです。大人と同じ作業を手伝うリアル感が子供をワクワクさせるんでしょう、ボウルやアイスクリームスクープを持って私のやることを真似します。卵を割るのを任せると、うれしくて目がキラキラ! 殻を取り除くのは私の役目ですが、放っておくと何個でも割ってくれそうです。

今回はニンジンとオートミール入りのクッキーを一緒に焼きました。白砂糖の代わりにハチミツとレーズンで甘みを付け、クルミも入って栄養満点です。これで喜んでクッキーを食べてくれるなら、ブロッコリーや豚肉、タマネギだって入れたいくらいです…。

料理はお母さんにチョロチョロ付いて回って、見たり手伝って覚えるのが一番。あまり子供と遊ぶのが得意でない私も「一緒にお菓子を焼く」という行為には憧れていました。

このレシピはアメリカンカップで作っています。バターもクリーム状にしたりせず、レンジで溶かすだけなど、とにかく混ぜるだけで簡単。ぜひ作ってみてくださいね。


< キャロットクッキー>
*材料(20枚分)
・無塩バター(溶かす)1/2カップ(1本)
・ハチミツ  1/2カップ
・卵黄 1個
・ ニンジン(荒くすりおろす) 1本
・小麦粉 1カップ
・塩 小さじ1/2
・シナモン 小さじ1/2
・オートミール 1/2カップ
・レーズン、クルミ 各ひとつかみ
*作り方
順番に材料を混ぜていくだけ! アイスクリームスクープで大さじ1ずつ天板に生地を載せ、350℉(180℃)に余熱したオーブンで約15分焼きます。




ただ混ぜるだけなので、
子供にも手伝ってもらいやすい
何でも自分でやってみたい子供には、
お菓子作りはぴったり。
アイスクリームスクープは
クッキー作りの必需品
はちみつ入りなので、しっとりした
ケーキタイプのクッキーです
お手伝いをして焼いたクッキーは
特別においしいかな?
やっぱりクッキーには牛乳が合うね



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