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テルコ・ゴルノーのきままなスクラップブック

生活に「手作り」をたくさん取り入れたブログでお馴染みの作者 テルコさんの「手作りの宝物」をご紹介します。

テルコ・ゴルノー
テルコ・ゴルノー

2003年よりLA在住。趣味は陶芸・編み物・水泳・サルサなど。旅行も好きで今まで訪れた国は62カ国。

冬のルームシューズ

「頭寒足熱」という言葉通り、この冬は手編みのルームシューズで足元を暖めています。ウール100%のセーターをうっかり洗って縮めてしまった経験はありませんか?この原理を利用して、わざと大きく編み、洗って縮め、自分の足のサイズに合わせるという技法で作ったルームシューズです。 

太い編み針で毛糸を2本取りして編むため、すぐに編み上がりますが、とてもルームシューズには見えません。しかしこれを熱いお湯を入れた洗濯機で洗うと、縮まってフェルト化し、ふわふわの可愛い靴になるんです。最初に考えた人はすごいと思います。

圧縮ウールは何しろ暖かく、軽いのがいいです。底だけ違う色にしたり、刺繍をしたり、子供サイズで作ったり、この冬の私の机はルームシューズ工場と化しています。





3つのパーツを縫い合わせて、片足分のシューズを作ります。



縫い合わせてフェルト化させる前の状態はこんな感じ。履いてみてもぶかぶかで、これで本当に大丈夫なのか不安になるところ。左右の違いの目印に糸を結んでおきます。
熱いお湯でテニスボールと一緒に洗って(繊維がからまりやすくなります)ウール
の繊維を縮ませます。つなぎ目も消え、ちゃんと立体的な靴になり感激!

段数を減らし、細めの編み針を使って子供サイズの靴にも挑戦。真っ赤なバレエシューズのようなのが欲しいという娘のリクエストです。
ピンクのダイヤモンドみたいなボタンをつけて、娘も大満足。ボタンは、左右を間違えないという利点もあります。
底をグレー、本体を水色で編んだもの。母へのプレゼントにしました。


●テルコさんのホームページはこちら
「Sunny's Laboratory」
「Mosaic House Blog」


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