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現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカ芸能界ゴシップ情報や、著名人・有名人へのインタビュー記事など。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

ゴシップパラダイス Vol.6

ゴシップパラダイス

ハリウッドをうろついて情報収集するネコのベベが、ハリウッド芸能ニュースやセレブの最新情報を、毎号レポートします。エンタメ界になじみのない読者も、思わず目が留まるジューシーなネタ満載です!


☆スーパーモデルのジゼルが結婚

女性下着メーカーのVictoria's Secretのトップモデルとしても知られる、ブラジル出身のスーパーモデル、ジゼル・ブンチェンは、世界で最も稼いでいるモデルでもある。レオナルド・ディカプリオと長い間、オン・アンド・オフな関係を続けていたという経歴を持つジゼルだが、アメリカンフットボールのThe New England Patriotのクオーターバック、トム・ブレイディーと遂にゴールイン!

レオとお付き合いしていた頃は、金髪モデルに目のないレオの浮気に悩まされ、ケンカを繰り返しては自宅にバラが届けられて許すという、不毛な関係だったと言われている。今年2月に婚約を発表したかと思いきや、同26日にひっそりと式を挙げた。



☆アカデミー賞授賞式
アニストンVSアンジー

『Slumdog Millionaire』がオスカーを制し、日本勢『おくりびと』と『つみきのいえ』も受賞を決めた、今年のアカデミー賞授賞式。『おくりびと』の滝田監督がジャパニッシュで、「サンキュー」を連発する傍ら、永遠のイケメン、ブラッド・ピットを巡る因縁対決に、実は固唾を飲んでいるパパラッチたちがいた。

これまでもフェイスオフ対決が予想されたことはあったが、実際に同席することはなかったブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーとジェニファー・アニストン。だが、今回は恋人ジョン・メイヤーの後押しもあり、遂に同席が実現した。

別れたり付き合ったりを繰り返す年下の恋人ジョン・メイヤーだが、こんな言葉でジェニファーを説得したという。

「世界の人に言わなくちゃ。『ブラッドやアンジーのことなんて関係ない。私だってこの世界にいる』って。人生を取り戻さなくちゃ。ブラッドとアンジーのゴタゴタから解放されるいいチャンスなんだよ。それに僕がいつでも守ってあげるから」。

それにつけても、オスカーにノミネートされているわけでもなく、あえてプレゼンターとして出席したのは、アニストンの女優としての自信の表れではないかという見方もある。というのも、先のクリスマス映画戦線において、アニストンの主演している『Marley & Me』が、オスカー・ノミネートされたブラッド・ピットの主演作『The Curious Case of Benjamin Button』を抑えて興行成績1位となったからだ。
 
そんな周囲の緊張のまなざしの中、ジェニファーとブラピ&アンジーは、受賞会場の最前列に位置していたが、何と15席も離れていた。そして、終始会話や挨拶を交わすことはなかったという。
予想通りの展開ではあったが、がっかりなのである。



☆ジョージ・クルーニー
ERのエピソードに参加

ジョージ・クルーニーが、古巣とも言えるTVシリーズ『ER』の最終シーズンのエピソードに戻ってくる。3月12日に放送予定のエピソードでは、レギュラー出演時に恋人役を演じていたジュリアナ・マグリースとの関係が復活するといった内容になりそう。

さらに同エピソードでは、スーザン・サランドンのERデビューがあり、孫をなくしたおばあちゃんを演じる予定。クルーニーの演じるドクター・ロスとジュリアナの演じる看護婦キャロルとの行方が気になるところ。

クルーニーは、99年に人気絶頂のうちに『ER』を卒業。ジュリアナも翌2000年に番組から姿を消した。



☆ビバヒルのデビッド婚約破棄!

映画『Transformer』の大ヒットで一躍人気女優の仲間入りを果たした、ミーガン・フォックス。TVドラマ『Beverly Hills 90210』シリーズのデビッド役で人気を博したブライアン・オースティン・グリーンとの婚約が解消になったと報じられた。そして、2人は遂に破局を発表、それぞれのキャリアに集中することになるということだ。

90年代に同番組が大人気シリーズとなり、国民的アイドルとなったブライアン。ミーガンに初めて出会ったのは、彼女がまだ高校を卒業するかしないかの駆け出しの頃だった。既に全米の憧れの的「ビバヒル・メンバー」だったブライアンは、30代に差し掛かった大人の魅力を放っており、無名のミーガンにはまるでシンデレラの王子のように見えた。
 
しかし、ミーガンは2007年の『Transformer』公開をきっかけに、一躍、全米で最もセクシーな女優の一人へと生まれ変わり、一方『Beverly Hills 90210』終了後は鳴かず飛ばずだったブライアンと立場が一気に逆転した。
 
昨年は、このキャリアの入れ替わりを原因として、2人の関係が危ぶまれていた。しかし、ブライアンも昨年からTV番組『Terminator:The Sarah Connor Chronicle』にレギュラー出演しており、昨年秋には2人の破局の噂を払拭する発言をしていた。
 
しかし、今回の破局。『Transformer』続編の出演が決定しているミーガンからすれば、一流映画女優とまあまあのテレビ俳優では釣り合わないと思ったのか? お互いの愛を誓って入れた刺青の行方が気になる次第である。



☆オーウェン・ウィルソンと
ケイト・ハドソン復活?

06年に映画『You, Me And Dupree』で共演したのをきっかけに、交際を始めたオーウェン・ウィルソンとケイト・ハドソンの2人。ケイトの離婚の原因となったと言われている割には、その翌年の5月にあっけなく破局した。

2人の絆はこんなものかと思った矢先の同年8月、何とオーウェンが自殺未遂を図った。ウエストロサンゼルスにほど近いサンタモニカに住んでいたオーウェンは、そのまま近所のセント・ジョンズ病院に運ばれ、幸い大事には至らなかったのだが、コメディアンとしての経歴に大きなダメージを負った。

この自殺未遂の原因が、ケイト・ハドソンとの破局ではないかと言われ続けてはや1年半。2人の仲は、またもや復活なのだ。マリブに引っ越したオーウェン邸で共に過ごす2人だが、オーウェンの兄弟たちは、ケイトに弄ばれやしないかと気が気でないということだ。



ハリウッド・カップル・レポート

ニコール&マッデンに第2子が誕生予定

アカデミー授賞式に沸く世間を尻目に、その前日の2月21日夜、ジョエル・マッデンは、恋人、ニコール・リッチーが2人目の子供を妊娠していることを自身のブログで発表した。

2人の間には、昨年1月に長女ハーロウ・マッデンちゃんが誕生している。マッデンは今回のオメデタについて「うれしい発表があるんだ。ハーロウがお姉ちゃんになるんだよ。神様のご加護だな。皆にも僕と同じように幸せを感じてほしいよ」と喜びを報告。

今年27歳のリッチーは、ほんの数年前まではパリス・ヒルトンと並ぶ、ハリウッドお騒がせヤングセレブとして浮名を流していた。リアリティーTVショー『Simple Life』でのおバカぶりで全米を震撼させたパリスだったが、パリスを引き立てたのは、当時今よりもぽっちゃりしていたリッチーの下品な物言いとジョーク。

そんなリッチーだが、パリスとの絶縁を経て、レイチェル・ゾーの激やせスタイリングの洗礼を受け、美しく、そしてやや上品に生まれ変わったのだ。その後、DJ AMとの婚約と破局を経て、2006年にマッデンに出会った。

マッデンと言えば、本業のバンド活動であるグッド・シャーロット、略して「グッシャー」よりも、ヒラリー・ダフと付き合っていたことで有名だった。ちなみに、同バンドでジョエル・マッデンと共に活動する双子の兄弟、ベンジーは、リッチーとの絶縁解除後のパリスと交際していたことがある。目と鼻の先に住む兄弟を介して、パリスとリッチーはしばらくご近所さん同士であった。

そんなリッチーとジョエルなのだが、気になる結婚はと言うと、もちろんいつかはするつもりらしいが、優先順位は低いという。ブランジェリーナ(アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピッド)に続けと言わんばかり。既にお腹が目立ってきたリッチーだけに、少なくとも第2子出産まで結婚はなさそうだ。



セレブなお仕事紹介・その⑥
「ハウスホールド・マネージャー」

ケイト・カーターさん(仮名)は、某ハリウッド有名プロデューサーのハウスホールド・マネージャーを務めている。ハウスホールド・マネージャーの仕事は、お付き合いの会食やヘアカットなどで忙しいセレブな家主に代わって、庭師の手配やクリーニングなどの各メンテナンス、ディナーパーティーのコーディネーション、雇い主のネイルサロン、スパなどの予約、スケジュール管理など多岐にわたる。
 
ケイトさんは、彼らがとにかく何もできないと主張する。「セレブが一般人と違うところは、何でも人に頼むところ。普通の人なら喉が渇いたら自分で飲み物を取りに行くでしょ。彼らは人に頼んで取ってきてもらうの。それがセレブと言われる人たちなのよ。自分では電話一本かけられないの」。
 
仕事は忙しくてやりがいがあるが、続けられるのはお金のせいだと言う。一般企業では、電話を取ったり、スケジュール管理をするアシスタント業務は、せいぜい10ドルの時給から始まるが、セレブのアシストは、一般企業のエクゼクティブクラス。だからこそ、神経が壊れると思うほどのストレスにも耐えられるというもの。
 
この仕事をしていると、一般の感覚が失われて行くとか。雇い主であるプロデューサーの妻は、数千ドルの靴や洋服などを買いこんでは、1度も着ないままタンスの肥やしにしてしまうことも少なくない。高級ブティックから毎週購入される、たくさんの洋服やアクセサリーに接していると、400ドルや500ドルの靴を安いと錯覚してしまうという。
 
3万ドルの花瓶を購入しておきながら、使うことなく戸棚にしまい、あることすら思い出せないこともしばしば、と思えば、おかしな所で財布のヒモは堅い。週20ドル賃金を上げてもらうためにも、もめるのだと言う。
 
しかし、そんなセレブなボスに対しても人間味を感じるのは、家族団らんの時間。いつも好き勝手にしている家族が短い時間ながらも揃った時、学校の話や世間話をしているのを見て、彼らも人間なんだと思うと言う。
 
「毎日どんなことが起こるかとか、何が私を困らせるかなんて想像も付かないの。そういう所が、毎日退屈しなくていいから好きよ」。
 
ハリウッドという所は、ひと握りのセレブたちによって経済活動が成り立つ特殊な社会だと、ベッちゃんはしみじみ思うのだ。




(2009年3月16日号 掲載)


●イラストレーター:小坂 亘
北清水デザインラボ代表。大阪在住のイラストレーター。独特の作風でハリウッドセレブを描いたイラストの数々は、下記のウェブサイト参照。
公式ウェブサイト
www.kitashimizudesignlab.com/wtrgallery.html

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