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ライトハウスの特集

アメリカでの教育・進学、ビザ・法律、市民権・永住権、観光・レジャー、求人・仕事、グルメ・レストランなど、現地情報誌「ライトハウス」の過去の特集をご紹介。

お洒落気分に浸りたい!
雰囲気に酔えるカフェ(1)

Lighthouse編集部

街の至る所にある大手チェーンカフェは便利でいいけれど、アメリカのカフェ文化を堪能したり、大手にはない個性を味わいたいのなら、独立系カフェを訪れてみるのが一番。今回は、ユニークでエッジの利いた、地元民に愛されるカフェをご紹介。地元じゃない人も、週末に足を伸ばしてみてはいかが?



※みなさんの《お洒落気分に浸りたい!雰囲気に酔えるカフェ》情報をお寄せください!
ライトハウスではロサンゼルスのコミュニティサイトLighthouseLA.netで地域の人々と書き込みを通して情報交換をしています。みなさんのとっておきの情報をお待ちしています。





繊細な日本の味のケーキで楽しむ午後のひととき
Cafe Blanc Costa Mesa

エスプレッソ(シングル:・ダブル:.75)と、チョコレートの中にラズ
ベリーとバニラムースが入った同店のシグネチャーケーキ「Miroir」($5.95)
楽しくおしゃべりで時間を過ごせる店内喫茶スペース
パティオならオープンスペースの開放感も味わえる
さ╂瓩砲茲辰謄薀ぅ鵐淵奪廚変わるケーキの数々は、目移り必至

4年前にオープンし、その芸術的なプレゼンテーションと、日本人好みの繊細でデリケートな味のケーキで、知る人ぞ知るコスタメサの名店となったのが、Cafe Blanc(カフェ・ブラン)。開店以来、顧客から愛され続けているレシピや味はそのままにサービスが拡充し、さらに多くのファンを足を運んでいる。
 
清潔感があふれ、陽光が爽やかに注ぐ店内の喫茶スペースは、午後のひとときを友達とおしゃべりで過ごすにはもってこい。厨房でパティシエがケーキを作る様子が、カウンター奥の天井に設えられたミラーに映るので、1人で来ても、華麗な職人技を眺めながら時間が過ごせるはずだ。自分が食べているケーキが、どのように作られているか見られるのは興味深いものだ。
 
店内が満席でも、気持ちの良いそよ風が吹き抜けるパティオ席もある。オープンスペースで外の空気に触れながら大勢で時間を過ごしたいグループにはうってつけ。
 
日本人に圧倒的人気を誇るケーキは、20種類以上。旬によりラインナップは変わる。もちろんすべて同店のパティシエが腕によりをかける自家製だ。スポンジにしみ込むことまで考慮して、同じケーキでもクリームを3種類使い分けるなど、一見気付かないところにまでこだわりを持って作られているからこそ、素晴らしい味が出せていると納得。暑い今の時期には、ホワイトピーチやグレープフルーツなどのフルーツゼリーが人気とのこと。
 


また、特にアメリカ人を中心に人気が高いのがジェラート。季節でフレーバーが変わるが、約24種類から選べる。こちらももちろん自家製だ。アイスクリームよりさっぱりとして、口の中で素材の香りが広がる。カップは3・25ドルから、コーンは3・25ドル、ワッフルコーンは5・25ドル。 

「ぜひ1度ご来店され、味を覚えていただければ、ファンになっていただけると思います」と同店。

Cafe Blanc
298 E. 17th St. Unit B
Costa Mesa
☎949-631-9999
www.cafeblanc.us
Wed-Mon: Noon-9:00pm
Closed on Tuesdays


人にも自然にも優しい地球環境を考えるカフェ
Urth Caffé Los Angeles

宇治の抹茶を使った「ジャパニーズラテ」は、スタンダードグレードと
プレミアムグレード(2ドル増し)がある。
スタンダードはS:$3.25、L:$4.25
アートが美しい「カフェラテ」はS:$3.50、L:$4
ペストリーも専任シェフが毎朝作り、作り置きはしない。バターから
すべて自家製でオーガニック。「フラワーレス・チョコケーキ」
「NYチーズケーキ」「フレッシュフルーツタルト」(各$6.25)

厳しいオーガニック基準と企業倫理を遵守し、高い品質基準を自社に課していることで有名なのがUrth Caffé(アース・カフェ)だ。1989年にウエストハリウッドにオープンした同カフェは、ビバリーヒルズ、サンタモニカに続き、昨年11月にリトルトーキョーのすぐ近くの「アート・ディストリクト」に、4店目をオープンした。
 
ギャラリーやスタジオ、ロフトが軒を並べる、ロサンゼルス・ダウンタウンで、今、最もお洒落なエリアのひとつであるアート・ディストリクト。そこに建つ築100年の建物をアールデコ調に改装してカフェにした同店。新築された時計塔がひときわ目を引く。改築前のレンガや梁などの木材もきちんと再利用しているというあたり、さすがは環境意識が高いカフェだ。


築100年のインダストリアルビルディングを改装。廃材も再利用し、
お洒落に生まれ変わった

地域柄、同店の顧客にアーティストが多いのは当然だが、官庁街で働く公務員やファッション関係、日本人や日系人も多いそうだ。「先日は、スーパーモデルのタイラ・バンクスが来店しましたよ」と話すのは、オーナーのシャロム・バークマンさん。
 
ダウンタウンのアート・ディストリクトと言うと、少し前までは「危険なエリア」とされていたが、「今やダウンタウンで最も安全なエリアということをご存知ですか?」と、バークマンさんは話
す。加えて、駐車場などもセキュリティーが常駐しているので、夜間でも安心できる。
 
さて、肝心のコーヒーだが、厳しいオーガニックの国際基準をクリアした、オーガニック中のオーガニックで、身体にやさしいのはもちろん、手摘みで収穫したコーヒー豆は、3度の選定過程を経て厳選される。そのため、同店のスペシャルグレードコーヒーは、収穫量の何と1%未満しか取れないのだという。さらにローストマスターが、毎日全店舗の豆のロースト具合を厳しくチェックし、基準に達しない物は、転売するか、廃棄することにしているとか。そこまでのこだわりがあるからこそ、『Los Angeles Magazine』誌で「ロサンゼルスで最も美味しいコーヒー」に選ばれたのも納得がいく。


夫婦で日本に出かけ、宇治で茶摘みもやったというオーナーの
バークマンさん。「日本文化、日本食を愛しています」

オーガニック、高い品質に加え、同店が重んじているのが、フェアトレード、地球環境保護といった企業倫理だ。オーガニックや品質基準を保つ目的もあるが、同店が契約するコーヒー農場から毎年1カ所を選び、同社スタッフが現地に赴き1年間、品質維持の指導や労働環境の監督、生育環境の保全などを行っている。コーヒー豆を安く仕入れるために、現地の労働者を搾取したり、熱帯雨林を切り崩してコーヒー農園を作ったりといった、社会問題や環境問題に対し、同社では国際基準に見合った賃金を支払い、契約農家には環境の保護を徹底させている。同社の1杯のコーヒーの陰に、このような努力が行われているかと思うと、美味しさ以上にありがたみを感じるかもしれない。

Urth Caffé
451 S. Hewitt St., Los Angeles
☎213-797-4527
www.urthcaffe.com
Daily: 6:00am-10:00pm
Open 7 Days