ライトハウス
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ライトハウスの特集

アメリカでの教育・進学、ビザ・法律、市民権・永住権、観光・レジャー、求人・仕事、グルメ・レストランなど、現地情報誌「ライトハウス」の過去の特集をご紹介。

ライトハウス誌上 法律相談所Q&A
(2015年6月16日号ロサンゼルス版掲載)

Lighthouse編集部


※本コンテンツの情報は2015年6月時点の情報です。
※この特集では、法律の専門家のさまざまな意見をご紹介しています。同じ問題でも違う見解もあります。また、法律は随時改正されていますので、実際の問題処理にあたっては個別に弁護士に相談してください。


Q1. H1-Bビザ抽選に漏れるかも。今から準備しておくことは?
就職先が見つかり、H1-Bビザを申請してもらうことになりました。
抽選に漏れたときのためのバックアッププランは必要ですか。

A1. グリーンカードも同時に申請しておきましょう

H-1Bビザは毎年の発行枠が決まっています。まずアメリカの大学院卒の人に2万枠。そして日本やアメリカの大学卒の人に6万5000枠。この総計8万5000の枠に、今年は約23万人が応募し、約14万5000もの人が抽選に漏れてしまいました。H-1Bビザはこのように抽選に漏れる可能性が高いビザです。しかも申請のチャンスは年に1回だけ。何年間も当たらない可能性も考えて、必ずバックアッププランを準備しておきましょう。
お勧めは、H-1Bビザの申請を始めたときに、同時にグリーンカードの申請も進めておくことです。今、グリーンカードのプロセスが早くなっていて、運が良い人なら1年くらいで労働許可を取得できます。H-1Bビザ取得は数年、もしくはそれ以上かかるかもしれませんし、ずっと取れない可能性もあります。今年決まった就職先が何年も待ってくれる保証もありません。それならH-1Bビザだけに頼るのではなく、最初からグリーンカード申請も同時に行っておくのが賢明です。グリーンカードは、大卒、または3年以上の仕事の経験があれば取得できる可能性があります。まずは申請の条件が整っているか専門家に相談してみてください。

トーランス
◎瀧法律事務所 Taki Law Offices
21221 Western Ave. #215, Torrance
☎310-618-1818(日本語ライン)
▶ Email:kyoshihara@takilawoffice.
▶ 営業:月〜金9:00am-6:00pm
▶ 休:土日、祝
www.takilawoffice.com

吉原今日子 弁護士
Kyoko Yoshihara

日本で大学を卒業後、渡米。サンディエゴ大学で経営学を学び、MBAを取得。その後、法学博士(JD)を取得。CA州の司法試験合格後、瀧弁護士事務所で移民法を専門に活動している



Q2. H-1Bビザの抽選に漏れた。他に打ち手は?
せっかく就職先に申請してもらったのに、当たりませんでした。
アメリカにどうしても残りたいのですが、何ができますか。

A2. まずはEビザに挑戦。条件さえ合えば申請可

グリーンカード申請の他に打つ手として、まず考えられるのがE-1とE-2ビザです。ただし、このビザが出せるのは日本資本が50%以上の会社だけ。そこにマネージャーかスペシャリストというポジションで雇われなければなりません。このビザは.▲瓮螢国内で申請(Eステータス)、もしくは日本のアメリカ大使館で申請(Eビザ)できます。,2年間のステータスで、その間にアメリカから出国するとステータスが失効します。△5年間のビザで、アメリカからの出国も自由。一見良いようですが、一度、大使館での面接に落ちると将来のアメリカ入国が制限される可能性があるなど、どちらも一長一短です。まずは自分がどのビザを申請できるのか諦めずに探してみましょう

トーランス
◎瀧法律事務所 Taki Law Offices
21221 Western Ave. #215, Torrance
☎310-618-1818(日本語ライン)
▶ Email:kyoshihara@takilawoffice.
▶ 営業:月〜金9:00am-6:00pm
▶ 休:土日、祝
www.takilawoffice.com

吉原今日子 弁護士
Kyoko Yoshihara

日本で大学を卒業後、渡米。サンディエゴ大学で経営学を学び、MBAを取得。その後、法学博士(JD)を取得。CA州の司法試験合格後、瀧弁護士事務所で移民法を専門に活動している
▶ 言語:日本語、英語
▶ 経験:8年間
▶ 日本人顧客率:全体の90%以上
▶ 相談受付分野:移民法
▶ 弁護士を目指したきっかけ:アメリカに来た理由の一つが「アメリカにいる日本人を応援したい」「日本のビジネスをアメリカで広げるお手伝いがしたい」でした。こうやって振り返ってみると、心から打ち込める仕事に出会えていると思います
▶ 読者へのメッセージ:法律に関してのまことしやかな噂が広まっていることがあります。噂をうのみにせず、不安なことは弁護士に相談しましょう。無料相談を利用して聞いてみるだけでも問題解決の糸口が見つかり、心が軽くなるかもしれません
▶ 無料相談あり:オフィスで、もしくは電話にて(初回のみ)
▶ 趣味:食べることです。おいしいものを食べるためには、どこにでも行きます。最近は外で食べたものをヒントに自分流にアレンジして料理を作っています。失敗もありますが、料理も大好きです


Q3. 夫はH-1Bビザ保持者。妻の私は働けるか
現在、H-1Bビザを持つ夫の配偶者として、H-4のステータスでアメリカに滞在しています。
経済的に厳しいので私も仕事をしたいですが、違法ですか。

A3. 特定条件を満たせば申請可

2015年5月26日より、H-1Bビザ保持者の配偶者も特定の条件を満たせば就労許可証を申請できるようになりました。申請できるのは、次の2つのどちらかの条件を満たす人です。まず一つ目は、配偶者であるH-1B保持者に、雇用による永住権の申請認可(I -140 Approval)が移民局から下りていること。二つ目は、配偶者であるH-1Bビザ保持者が、H-1Bステータスを6年以上保持していること(21世紀法に基づく)。H-1Bステータスを6年以上延長するには、永住権の申請を始めて1年以上経っていなければならないなど、さまざまな条件があるので注意が必要です。まずは応募資格の有無を移民法弁護士にご質問ください。永住権も関わってきますので準備は慎重に。たとえこの条件を満たしていなくても、他のアプローチ方法があるかもしれません。

パサデナ/サンフランシスコ/ラスベガス
◎リーブス ミラー ジャン&ディザ Reeves Miller Zhang & Diza
《パサデナ》2 North Lake Ave. 9F, Pasadena
☎ 800-795-8009(パラリーガルの小阪さんまで日本語で)
▶ Email:immigration@rreeves.com
▶ 営業:月〜金9:00am-5:30pm、土9:00am-12:00pm
▶ 休:日
www.rreeves.com

ロバート・リーブス 弁護士
Ropbert L. Reeves

元ニューヨーク市警察官。『New York Times 』などで発表される「アメリカで最も尊敬される弁護士」投票に2015 年まで8年連続ランクイン
▶ 言語:英語(日本語通訳無料)
▶ 経験:35年間
▶ 日本人顧客率:全体の3%
▶ 相談受付分野:移民法・国籍法
▶ 弁護士を目指したきっかけ:人助け、そしてアメリカでの夢を叶えるお手伝いがしたかったから
▶ 読者へのメッセージ:みんなの夢が私の夢です。ビザが取れるまで一緒にがんばりましょう!
▶ 無料相談あり:オフィスでの相談は無料(初回のみ)無料相談をはじめ、全ての相談に日本人パラリーガルが付きます。会話は日本語でOK


Q4. 日本の親戚の遺産を相続できる?
日本に住む親戚(日本国籍)が亡くなりました。
私はアメリカ在住でアメリカ国籍ですが、遺産を相続できますか。

A4. 相続できる可能性あり

亡くなった方が日本国籍の場合の遺言や相続については、日本の法律が使われます。そのため、あなたに遺産を渡すという遺言があれば、遺産を受け取れる可能性があります。遺言がない場合も、あなたが日本の法律で相続人とされれば相続できます。遺言の有無や、あなたが相続人かどうかが分からない場合は、法律事務所に調査を依頼しましょう。知らないうちに他の相続人に財産をうやむやにされるケースもあります。他の相続人の方々との協議も弁護士が代行できるので、まずはご相談を。

東京/福岡
◎弁護士法人 山上国際法律事務所 Yamagami International Law Offices
《東京》〒104-0061 東京都中央区銀座1-6-10 上一ビル5F
☎ (日本81)-50-3775-5971
▶ Email:info@yilaw.jp
▶ 営業:(日本時間)月〜金9:00am-6:00pm ※第3水曜および第3土曜は9:00am-1:00pm
▶ 休:土日(第3土曜除く)、日本の祝日
www.yilaw.jp

山上祥吾 弁護士
Shogo Ya magami

慶應義塾大学卒業。東京弁護士会所属。特に国際相続、国際離婚、国際取引法等に精通
▶ 言語:日本語、英語、中国語
▶ 経験:12年間
▶ 相談受付分野:日本に関連する法律問題全般
▶ 読者へのメッセージ:弊所は、日本に関する国際法律問題を取り扱っている日本の法律事務所です。スカイプなどでのご相談にも応じておりますので、ぜひお気軽にご相談ください
▶ 無料相談あり: 「ライトハウスを見たと言えば初回の電話、またはスカイプの相談無料(30分以内)。お申し込みは電話またはメールにて。支払方法もPayPalなど各種あります


Q5. IRSから高額な追徴命令。どうすればいい?
IRSから「税金の支払い額が不足していた」という旨の手紙が届きました。
追徴金は5000ドルと高額で、とても払えません。正しく申告したはずなのに...。

A5. 反論、金額の交渉などさまざまな手段あり

IRSからの追徴金支払い命令は気が重いものですが、放置しておくと罰金が追加され続けますので、速やかに対処する必要があります。まず、正しく申告されていると思う場合は、IRSに反論しましょう。IRSが間違っていることも実は結構あります。ちゃんと反論することで支払い命令が撤回され、逆にお金が戻ってきたというケースも少なくありません。しかしこの反論は法に則ったものでなければなりません。自分ではとても交渉できないという場合は弁護士が代行して交渉できます。反論だけでなく、万が一、こちらのミスだった場合は罰金の軽減、分割払いなども交渉します。金額の大小にかかわらず、状況を教えてください。そこから弁護士が代行した方が良いケースかお知らせします。間違いで課せられた罰金を払うほどばからしいことはありませんよね。いずれにしても正しい方法で処理しておくことが、長い目で見たときの利益になります。

ロングビーチ
◎ボビー・リー法律事務所 Law Office of Bobby C. Lih
301 East Ocean Blvd. #260, Long Beach
☎ 562-901-3384(日本語ライン)
▶ Email:bobbylih@bobbylih.com
▶ 営業:月〜金10:00am-5:00pm
▶ 休:土日
http://bobbylih.com

ボビー・リー 弁護士
Bobby C. Lih

ロングビーチのオフィスで20年近くリーガルサービスを行う。良心的な料金設定のため、顧客は口コミが大半



Q6. 起業するときのビザは?
アメリカで起業を考えています。申請できるビザはありますか。

A6. Eビザなら出資者本人が申請可能

Eビザは、アメリカと相互的な経済発展を目指して貿易や投資などを行う人のためのビザです。アメリカでビジネスを立ち上げる際には、出資者本人がEビザを申請できます。条件はいくつかありますが、まず会社をマネージメントできる能力があること。また、経営者は日本人でなければならない、などです。どのビザが最適なのかは人それぞれ違いますので、まずはそれを調べてみることが、夢を叶える第一歩です。

ロングビーチ
◎ボビー・リー法律事務所 Law Office of Bobby C. Lih
301 East Ocean Blvd. #260, Long Beach
☎ 562-901-3384(日本語ライン)
▶ Email:bobbylih@bobbylih.com
▶ 営業:月〜金10:00am-5:00pm
▶ 休:土日
http://bobbylih.com

ボビー・リー 弁護士
Bobby C. Lih

ロングビーチのオフィスで20年近くリーガルサービスを行う。良心的な料金設定のため、顧客は口コミが大半
▶ 言語:日本語、英語、中国語
▶ 経験:20年間
▶ 日本人顧客率:全体の85%
▶ 相談受付分野:移民法、その他、ビザが関わる離婚訴訟、交通事故、飲酒運転問題、会社設立など
▶ 読者へのメッセージ口コミでいらっしゃる方が多いことに心から感謝しており、責任を持ってお一人お一人のお世話をしたいといつも考えています。困難な依頼でも全力で取り組み、成功の可能性を引き出しますので、他の弁護士事務所でお断りされたケースでも、ぜひご相談ください
▶ 無料相談あり:相談は何度でも、どんな形でも無料。案件が成立するまで追加料金はありません。ご相談いただいたときに成否の確率や料金もお伝えします
▶ 趣味:/べること、家族に優しくすること、0Ωい魎鼎笋すこと


Q7. 弁護士に頼むときの「成功報酬」とは?
赤信号で止まっていたら、後ろの車に追突されました。
しかし相手は私が急 にバックして来たと嘘をついています。
このままでは車の修理費や、むちうちの通院費ももらえそうにありません。
弁護士に頼むと高いでしょうか。

A7. 相談無料、最初から最後まで手出しはゼロ

「成功報酬」と記されている場合は、被害者であるあなたの手出しは一切ありません。私たちの費用は、加害者の保険会社が支払った中からいただきます。万が一、支払われなかった場合もあなたに請求することはありません。相談は無料なので、いつでも何度でも電話してください。電話したら正式に頼まなきゃいけない、と思う必要もありません。さて、あなたの事故のケースですが100%、相手の過失です。しかし、このように相手に嘘をつかれ、泣き寝入りを余儀なくされたり、保険会社も味方してくれなかったりすることもあります。成功報酬なら費用の心配はありませんから、とにかく早い段階で弁護士に電話をし、問題が複雑化する前に何をどうすべきか指示を仰いでください。

ロサンゼルス
◎MKキム法律事務所 Law Office of MK Kim
3055 Wilshire Blvd. #800, Los Angeles
☎ 310-922-6601(日本語ライン、武本さん直通で24時間対応)
▶ Email:jamestakemoto@gmail.com
▶ 営業:24時間、毎日電話受け付け
▶ 休:なし
http://autoaccident-hotline.com

ムーン・キム 弁護士
Moon Kim

カリフォルニア大学バークレー校卒業。カリフォルニア州弁護士協会、米国弁護士協会会員



Q8.交通事故が起こったとき、まずすべきことは?
左折しようとしたとき、正面から信号無視で直進してきた車に衝突されました。
相手は青だったと言い張り、ドロドロになっています。

A8.目撃者の確保、そして交通弁護士への電話

まず、すぐにしなければならないことは目撃者の確保です。あなたはぶつけられてきっとパニックになっていると思います。それでもすぐに周囲を見渡し、目撃していた人に声をかけ、電話番号と名前だけはもらっておくのです。「私、赤信号なのに突っ込みました」など、あっさり認める加害者はあまりいませんからね。相手が嘘をつけば相手から車の修理費や通院費を得ることができなくなります。
もうひとつ大切なのは、事故が起こった直後に、交通事故専門の弁護士事務所に電話することです。うちの場合は相談も何度でも無料ですから、それを利用しない手はありません。事故現場ですべきことやレッカーのことなども全てお伝えします。弁護士契約をするしないは、後で決めれば良い話です。たとえ契約をしたとしても、成功報酬制です。
英語で加害者や保険会社と直接交渉するのは大きなストレスです。加害者は嘘をつく可能性があるし、保険会社も簡単には支払ってはくれません。なまじ自分で直接保険会社と話したばかりに、正当な損害賠償額がもらえなくなることもあります。途中で手に負えなくなって電話してくる方もいらっしゃいますが、そうではなく事故現場から直接電話してください。最初からプロに任せることで、正当な権利が守られます。たとえ成功報酬費が差し引かれても、自分一人で対応するよりもストレスもなく、納得の額になることがほとんどです。

ロサンゼルス
◎MKキム法律事務所 Law Office of MK Kim
3055 Wilshire Blvd. #800, Los Angeles
☎ 310-922-6601(日本語ライン、武本さん直通で24時間対応)
▶ Email:jamestakemoto@gmail.com
▶ 営業:24時間、毎日電話受け付け
▶ 休:なし
http://autoaccident-hotline.com

ムーン・キム 弁護士
Moon Kim

カリフォルニア大学バークレー校卒業。カリフォルニア州弁護士協会、米国弁護士協会会員
▶ 言語:日本語、英語、韓国語、スペイン語
▶ 経験:21年間
▶ 日本人顧客率:全体の50%
▶ 相談受付分野:交通事故、傷害事故
▶ 読者へのメッセージ:アメリカで交通事故を起こしてしまったら、本当に慌てますよね。言葉の壁もあるしお金の問題もあります。もっと怖いのがステータスの問題です。1人でがんばらないで、ぜひ私たちに相談してください。電話一本で「ほっ!」と思えるはずです。あなたの正当な権利を守れるよう、最善を尽くします。
▶ 無料相談あり:何回でも無料(成功報酬)
▶ 趣味:ゴルフと旅行です。今年は日本へも行きました。普段はパラリーガルの武本さんのおかげで使う機会の少ない日本語ですが、旅行中はスラスラ口から出てきて自分でもびっくり、感激。一生懸命、勉強した甲斐がありました。





アメリカと日本の弁護士の違いは?

日本では1人の弁護士がいろいろな分野の案件に対応するというのが割と一般的です。まあ、大きい弁護士事務所では、専門ごとに担当が分かれている場合もあるようですがね。一方、アメリカでは専門ごとに分業化されているのが普通です。離婚のことなら離婚弁護士、ビザのことなら移民法弁護士、税金のことなら税法弁護士、会社の設立のことなら会社法弁護士、雇用問題は労働法弁護士...といった具合にね。病院に例えたら分かりやすいかな。利用者は歯のことは歯医者へ、目のことは眼科へ行くでしょ。


専門以外に頼んでも別にいいよね!?

可能ですが、やめた方がいいでしょうね。やっぱりその分野に強い人に頼むべきです。日本の感覚で、「弁護士なんだから、こっちの分野も知っているでしょう」と思ったら間違いです。


アタシたち在米日本人が多く関わる弁護士は?

⇒貸したお金のことで揉めているときは民事案件。それに恐喝や嫌がらせが加わってきたら刑事案件になります

一般の読者さんが関わることが多いのは主に民事案件(右表参照)ですから、移民法弁護士、離婚弁護士、会社法弁護士、交通事故に関わる弁護士などですね。会社を経営しているなら会社法弁護士や労働法弁護士とかね。確率は少ないけど、犯罪に巻き込まれたときは刑事案件になるので、刑事専門の弁護士が必要になることもあるでしょう。


良い弁護士の見分け方なんてある?

アメリカの弁護士名鑑である「マーティンデール・ハベル(Martindale-Hubbell)」を参考にするのも良いかもね。過去の裁判成績などを基に、第三機関が弁護士を査定している本です。また、実際に質問を投げかけてみたときに、1日から2日以内に回答してくれる人なら安心できていいですよね。時間がかかりそうな案件のときも、ただ待ちぼうけにさせるのではなく、今、どの段階にあるかなどを途中で教えてくれる人がお勧めです。


料金システムはどうなってるの?

基本的には時給、定価制、成功報酬の3種類です。時給の場合、1時間300ドルから350ドルが相場。でも、経済的に厳しい人や案件によってはもっと安くしてくれるところもあるでしょうね。離婚訴訟などは通常、時給です。最初に相談に行ったときに、裁判が終わるまでに、だいたいいくらかかるのかを聞くのをお忘れなく。実は全て終わるまでこの金額で請け負いますというフラットレートでやっているところもあります。時間がかかりそうな案件は、最初にフラットレートにできるか聞いてみてもいいかもしれません。
定価制というのは、ビザやグリーンカードの申請依頼のときにあるかもしれません。これらを移民法弁護士にお願いする場合は、定価が決まっているところが多いようです。もちろん事務所や案件の内容によって違いますから、自分で確認してくださいね。


成功報酬とはどんなとき?

成功報酬になるのは、主に交通事故です。これも事務所によって違いますから、あらかじめ聞いた方がいいです。交通事故の場合は、ぶつけられたケースでこちらに非がなければ、ほぼ勝ちます。ここで知っておくべきことは、保険会社の考え方です。保険会社は補償しなければならない金額が大きいときは、示談を勧めてくることもあるということ。弁護士が同意していないのに、勝手に小切手を送ってきたというケースも聞いたことがあります。素人だとやっぱり弁護士を立てて戦うのは面倒だし、半年、1年、あるいはそれ以上待つのは不安です。だから小切手を目の前にすると、つい示談に応じてしまいます。


Aさんが事故に遭ったらどう対応する?

実は、ずいぶん昔に私の妻が運転中にぶつけられたことがありました。保険の内容を確認してみるとフルカバーだったので最高補償額は10万ドル(※補償内容は各自違います)。私の弁護士が半年ほどかけて交渉してくれた結果、補償金額は7万ドルまでいきました。しかし弁護士は「これは最高補償額の10万ドルが出て当たり前のひどい事故です。あと1年間、待てるなら交渉を続けます」と。でも私は「もうこれ以上はいいです」と断ってしまいました。あの頃はまだ何も知らなかったから...。
読者のみなさんは、私の経験をぜひ参考にしてください。私も、もしこの記事を先に読んでいたら、もう1年がんばったことでしょう!もちろん内容によりますけどね。自分の権利はやっぱりしっかり守らないといけません。ここぞというときは弁護士の力を借りて力強く戦ってほしいですね。






ラブラブ写真を持参怯えながら臨んだ面接(30代Kさん)

僕は日本人、妻はアメリカ人なんですが、日本からアメリカに住むことになったときに、グリーンカードの申請で弁護士さんにお世話になりました。緊張したのは移民局での面接です。弁護士さんからは「奥さんと交際していた頃の写真やメール文を持参するといいですよ」とアドバイスをいただきました。面接の途中でカップルが別々の部屋に分けられ、それぞれ相手の歯ブラシの色や、引き出しの上から2番目には何が入っているかなどを聞かれることもあるとのこと。いろいろ覚えて臨みましたが、ほっ。そのような質問はありませんでした。正直、何より怖かったのは、英語!妻が日本語ペラペラのため、あまり英語を使う機会がありませんでした。でも本番前に弁護士さんが模擬面接をしてくれ、当日も横に付き添ってくれたので、とても心強かったです。おかげさまで今、アメリカで2人、仲良く生活しています。


音信不通の元カノから取り戻した6000ドル(40代Rさん)

彼女に6000ドル貸したまま、別れた僕。喧嘩別れでもなかったんですよ、でも別れてから連絡が取れなくなってしまい...。未練があったわけではないです!かわいかったですけどね...。他にも彼女が勝手に僕名義で買ったベンツの借金も丸々僕に来ていたし、僕の家財道具も全て持って行かれたので、こちらも必死です。無視され続けて半年くらい経った頃、友達が弁護士事務所を紹介してくれました。弁護士さんに話すと、すぐに彼女に内容証明を送ってくれました。それだけ。たったの1回の手紙で彼女からの返済が始まりました。弁護士事務所から手紙が来て、彼女もびっくりしたんでしょうね。本当にスッキリした思い出です。