本誌紹介

最新号特集

カリフォルニアの楽園
お花見スポット(2)

*Corona Del Mar*

Sherman Library & Gardens
「天国」の異名を持つ庭園
コロナデルマーのオアシス

©Stefanie Kristiansen

 オレンジ・カウンティーのコロナデルマービレッジに位置するSherman Library & Gardens。個人がオフィスとして利用した2.2エーカーの所有地で、「日常のストレスから解放される穏やかなオアシス」をコンセプトに庭園に改装し、1966年から一般公開している。
 園芸家たちに「天国」と呼ばれる園内には、庭園を始め、日干しレンガの旧宅、2万1千冊の蔵書を持つ図書館、植物博物館を配する。これらに囲まれるように配された噴水や数々の銅像は、サクラソウやマリーゴールド、パンジーなど季節の花々と共に、穏やかな空間を作り出している。
 同園は、落葉中低木のフクシア、ベゴニアやランが有名だ。砂漠植物や温室のランやシダ類などエキゾチックな熱帯植物を含め、地理学的、植物学的にも興味深いコレクションが多い。巨大なカリフォルニア・ペッパーツリーに囲まれたカクタスガーデンには、ランなどの花々と共に太平洋の島々のような雰囲気を提供している。
 毎年恒例のツアーが「Spring Garden Tour」(30ドル)。同園やニューポートビーチなど合計5カ所の庭園を自由に巡回し、定評のあるイベントだ。今年は、5月18日に開催される。

【Sherman Library & Gardens】
2647 E. Pacific Coast Hwy., Corona Del Mar MAP>>
☎949-673-2261
www.slgardens.org
■10:30am〜4:00pm
♦$3(17歳以上)、$1(12〜16歳)、11歳以下無料

*Valley Center*

The Lavender Fields
癒し効果バツグンのラベンダー
オーガニックで効果は倍増

©Ellen Sullivan / The Lavender Fields

 サンディエゴの北部に位置し、パロマー山脈のふもとに広がるThe Lavender Fields。フリーウェイ15号線を南に下ったテメキュラの先、バレーセンター内にある。同畑の始まりは、1998年6月にエレンさんとポールさん夫妻が9エーカーの牧場を購入したことによる。
 同畑のラベンダーはすべてオーガニック栽培で、イギリス産やフランス産など28品種、1万6千株以上が植栽されている。手作業で刈り取られたラベンダーを使用する100%オーガニックのエッセンシャルオイルと、花から抽出した水を蒸留して作るソープやキャンドルなどが好評を得ている。同畑のギフトショップで購入が可能。
 今年は、5月3日からの営業開始だが、土曜日と日曜日のみの営業となる。ラベンダーの見頃は5〜6月頃だが、開花状況は電話で確認してから出かけたい。
 個人ツアーは、土曜日と日曜日に開催。20人以上で出かける場合は、事前予約をしておけば、月曜日〜金曜日に約45分間、同園の歴史、ラベンダーの生育などの案内が受けられる。
 「日焼け止めと水は、必ず持参してください」とエレンさん。行き方は、「他のウェブサイトで調べると違う場所が表示されることがあるため、必ず左記のサイトで確認してください」とのことだ。

【The Lavender Fields】
12460 Keys Creek Rd., Valley Center MAP>>
☎1-888-407-1489 / ☎760-742-1489
www.thelavenderfields.com
■10:00am-5:00pm
♦無料

*Carlsbad*

The Flower Fields
数百万本のラナンキュラス群生
50エーカーは虹色に七変化

©The Flower Fields

 カールスバッドの海岸近くに位置するThe Flower Fields。フリーウェイ5号線をサンディエゴに向かって南下し、カールスバッドに入ると、突然広がるラナンキュラスの花畑に目を奪われる。
 60年以上前に球根栽培事業を目的とした耕作を始めた同園。50エーカー以上もある広い園内は、シーズンになると黒い土で覆われた畑が一変して、赤、オレンジ、白、ピンク、紫など色鮮やかに数百万本ものラナンキュラスが、緩やかな傾斜を覆い尽くす。
 同フィールドでは、40年代から現在に至るまでのバラのコレクション「Rose and Theme Gardens」も見どころだ。カリフォルニアのエックファミリーによる、世界的に有名なポインセチアの品種改良の歴史を辿れる「Poinsettia Display」も充実している。スイートピーに囲まれて作られた迷路「Sweet Pea Maze」は大人も子供も楽しめる。
 開花シーズンは3月初旬から5月初旬の6〜8週間。これに合わせて、園内では3月29日から5月11日まで、「Kid's Day」(3月29日)、「Red Hat Ladies Day」(4月5日)、「Art & Craft Fair」(4月12日・13日、19日・20日)、「Orchid Fair」(4月25日〜27日)、「Exotic Plant Sale」(5月3日・4日)など、さまざまなイベントが開催される。
 園内を1周するワゴン車「Antique Tractor Wagon Ride」はオススメ。数カ所の停留所で自由に乗り降りができ、大人も子供のように楽しめること間違いなし。

【The Flower Fields】
5704 Paseo Del Norte, Carlsbad MAP>>
☎760-431-0352
www.theflowerfields.com
■3/1〜5/11・9:00am-6:00pm
♦$9(一般)、$8(60歳以上)、$5(3〜10歳)、2歳以下無料

*ロサンゼルス近郊の花の名所*


【The Los Angeles County Arboretum & Botanic Garden】
 アジアやアフリカ、オーストラリアなど原産地別に植栽された127エーカーの植物園。5/2〜/4にある「LA Garden Show 2008」は必見。毎年1万5000人が訪れ、プラント販売や講義などが開催される。
301 N. Baldwin Ave., Arcadia MAP>>
☎626-821-3222
www.arboretum.org
■9:00am-5:00pm(入場は4:30pmまで)
♦$7(一般)、$5(62歳以上&学生)、$2.50(5〜12歳)、4歳以下は無料

【Exposition Park Rose Garden】
 「都会のオアシス」と呼ばれる同園。エクスポジションパーク内、サイエンスセンター正面に広がるバラの名所。1928年から植栽された2万本以上のバラは、4月〜11月頃までが見頃。
701 State Dr., Los Angeles MAP>>
☎213-763-0114
■9:00am-日没(3/15からオープン)
♦無料

【The Pageant of Roses Garden】
 約3.5エーカーのバラ園。3月中旬〜4月初旬頃から1万本以上、約300の改良品種のバラが咲き誇る。2000年の「International Rose Trials in the USA」以来、国際的な注目を集めている。
3888 South Workman Mill Rd., Whittier MAP>>
☎562-699-0921
■8:00am-日没
♦無料

【Schabarum Regional Park】
 ピクニックやキャンプ、ハイキング、乗馬などが楽しめる640エーカーの広大な公園。春の見どころは、水戸の偕楽園から1992年に贈られた約250本の梅や、約115本の桜。
17250 E. Colima Rd., Rowland Heightsr MAP>>
☎626-854-5560
■7:00am-6:00pm(10/1〜4/30)
 7:00am-8:00pm(5/1〜9/30)
♦無料、週末$4(車1台につき)

【South Coast Botanic Garden】
 「パロスバーデス半島の宝石」として知られる植物園。約87エーカーの敷地内では、地中海や南アフリカなどから2500種以上もの植物を抱える。2、3月には、桜やモモ、チェリー、プラムなど果樹が見頃。
26300 Crenshaw Blvd., Palos Verdes Peninsula MAP>>
☎310-544-6815
www.southcoastbotanicgarden.org
■9:00am-5:00pm
♦$7(一般)、$5(62歳以上&学生)、$2.50(5〜12歳)、4歳以下は無料

(2008年3月1日号掲載)