アメリカ生まれの日本人学生と帰国生のための日本の大学への進学&留学ガイド2017

アメリカで子育て中の保護者にとっても、アメリカで育つ子どもにとっても、将来の大学進学は一大事。アメリカの大学に進学する選択肢もありますが、日本の大学への進学や留学も気になりませんか? 実際に日本の大学を進路として考えた時に何から準備し始めればいいのか、また、今、グローバル化へ向けて大きく変わろうとしている日本の大学についてご案内します。
※本コンテンツは「ライトハウス 2017年4月1日号」に掲載されました。

67%が日本の大学進学に興味あり!日本の大学が向いている学生とは?

2017年1月、ライトハウスでは西海岸の日系教育機関に子どもを通わせる保護者に大学進学についてのアンケートを実施しました。その結果、日本の大学も将来の選択肢に入れたい、日本の大学へ留学させたいなど、全体の67%の保護者が、何らかの形で日本の大学も将来の選択肢に入れていると回答しました。
 
大学進学 保護者はこう考える
大学進学 保護者はこう考える

では、特にどんな学生にアメリカの大学よりも日本の大学が向いているのでしょうか?
本誌で「米国大学進学ガイダンス」を連載している教育コンサルタントの原田誠さんは、日本の大学が向いている学生には大きく2タイプあると言います。
 
①日本が好きで、将来は日本に住み、日本で仕事をしたい学生
将来、日本で活躍したいなら、日本の大学進学を検討する価値があります。この中には、アメリカの大学に進学した日本に興味のある学生が日本へ留学(交換留学制度を含む)するパターンも含まれます。
 
②アメリカの大学が合わない、またはアメリカでのキャリア構築に悩む学生
カレッジや大学の1年目の中退率が30%のアメリカ(データ元: www.collegeatlas.org)。アメリカは再チャレンジが可能な国とは言われているものの、大卒者と比べて中退者のキャリア構築が難しいのは事実です。しかし、基礎学力があれば、日本の大学に進学してキャリアを再構築する道もあります。
また、親の駐在などを機に、ある程度大きくなってから渡米し、高校でも英語で苦労しているような学生の中には、日本の大学の方が魅力的と感じる場合があります。
それでは、日本の大学の進学・留学の実状を見ていきましょう。

 

新二世の日本の大学進学のメリット

日本の大学の良さってなんでしょうか? 日本の大学の魅力や、新二世(下記コラム参照)が日本の大学に進学するメリットには、次のようなものが考えられます。
 
●専門知識を1年目から学べる
アメリカの多くの大学と異なり、入学時に専攻する学科を決めることが多い日本の大学。日本には1年生から専門科目を学べる大学がたくさんあります。
●日本文化や日本社会を体験し、学べる
日本での生活を実際に体験することで、真の日本を知ることができ、国際人としての視野が広がります。
●日本で就職の情報を得やすい
将来、日本での就職を目指す場合、日本の大学に進学すれば、多くの仲間と協力して取り組むことができます。
●アメリカより治安が良い
初めての1人暮らしなら、気になるのが治安。進学先によってはサポート体制が充実していたり、親戚が近くにいたりする場合もあるでしょう。
 
また、日本では政府主導で20年までに留学生を30万人にする「留学生30万人計画」を実施中です。多くの大学でグローバル化を押し進めており、外国人学生獲得に熱心で、授業でも英語が重視されつつあります。さらに日本は大学入試改革(詳細はこちらの「高大接続改革」参照)まっただ中で、新二世が日本の大学に進学するには多彩な入り方が用意されています。全体的にどの大学も、日米2つの文化を理解した新二世の入学に対して歓迎ムードです。
経済的な面では、アメリカの私立大学と日本の私立大学を比べた場合、学費はおよそ三分の一から二分の一程度というケースが多いようです(ただし奨学金は除く)。為替にもよりますが、生活費も寮などに入ることができれば、日本の方が比較的安価に抑えられそうです。

 

「新二世」って何?

一般的に、戦前にアメリカに移住した日本人を日系一世、その子どもは日系二世と呼びます。また戦後に移住した世代は新一世、その子どもは新二世と呼ばれています。
日本国外に暮らす日本人の子女の動向や日本企業のグローバル化に詳しい駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の各務洋子学部長は、新二世を次のように定義しています。「新二世とは、戦後に日本からアメリカに渡って永住を決めた日本人の親を持つ、アメリカで生まれ育った子どもを指します。これにはどちらか片方の親だけが日本人の場合も含まれます。また、日本生まれでも、あまり日本の記憶がないうちにアメリカへ移住して育った場合も含まれます。私の研究においては、アメリカで教育を受けていて、英語がネイティブであること。そして、多少なりとも日本人のアイデンティティーを持っていることを新二世の条件としています」。
 
この特集では、「新二世」に日本生まれで数年だけアメリカに滞在した場合や、アメリカ生まれでも数年で生活拠点を日本に移した場合は含めていません。そういった人たちは、本特集内では「帰国生」と呼んで区別しています。ただし、大学受験の現場で一般的に使われている「帰国生入試(帰国子女入試)」には、帰国生だけでなく新二世も対象になる場合も往々にしてあります。

 

「高大接続改革」って?

2016年、文部科学省より発表された「高大接続システム改革会議最終報告」。従来からの暗記重視の大学入試は時代にそぐわないことから、①十分な知識・技能、②答えが一つに定まらない問題に自ら解を見い出していく思考力・判断力・表現力、③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度、この「学力の3要素」を大学入試で重視する、つまり高校教育を変えていく改革です。
これに伴い、20年にはセンター試験に変わる新たな試験が導入され、AO入試や推薦入試も変わる予定です。この教育改革がどうなるか?これからの動向に注目です。

大学の現場から:新二世の活躍が日本のグローバル化の鍵

各務洋子学部長

取材協力:駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部
各務洋子学部長
TEL:(日本81)3-3418-9048(入学センター)
駒澤大学ウェブサイト

英語もアメリカの文化も自分のものになっている、そんな新二世が日本のコミュニティーに入れば、間違いなく日米の架け橋になるでしょう。新二世は、生活習慣や考え方など、日米文化の翻訳家。大学にそういう人が入ると、日本人だけの集団から生まれる思考とは異なる別の考え方が入り、お互いにとって良い刺激になります。もちろん、英語力の高さは言うまでもなく、これも他の学生にとっては良い刺激になります。また、新二世にとっても日本人だけのコミュニティーに入ることは、将来へ向けて素晴らしい経験になるでしょう。
 
私の学部には多くの外国人講師がいますが、彼らが言うには、自分の話すことのどのあたりが日本人にとって分からないのかが分からないそうです。でも、大半の新二世は、アメリカ人にとって日本人のどのあたりが奇妙か、逆に日本人がアメリカの何に違和感を感じるか分かるはずです。実は、これはすごく大きな強みなのです。日米の差異を感覚的に理解できる新二世は、日本のグローバル化の鍵を握る重要な存在であると確信してます。

採用の現場から:グローバル市場で活躍できるチャンスの多い新二世

竹内浩マネージングディレクター

取材協力:ライトハウス・グローバル
竹内浩マネージングディレクター
Lighthouseグローバルウェブサイト

グローバル人材紹介会社である当社のクライアント企業が求めているのは、社会の変化が常態化する中で、さまざまな人と恊働し、自分で考え、変化に適切に対応できるスキルを持つ人材です。
 
グローバル化もあり、日本企業はここ数年、外国人の採用も積極的に進めていますが、問題は定着率です。日本流の企業環境やマネジメント、生活習慣などに馴染めないケースも多いので、新二世が日本留学や進学を通して就労前に日本人の気質や企業の構造などを実感できるのはお互いにとってメリットでしょう。
 
企業において、新二世は、日本人としてのメンタリティーを持ちながらも多様性・国際感覚を有していることなどが評価されています。
グローバル市場で事業運営・成長戦略を推進していく企業であれば大小かかわらず新二世の活躍できるチャンスは大きいでしょう。今後、海外で展開しようとしているスタートアップベンチャーや内需型企業(業界)なども個人としての力が発揮しやすく、多くの新二世に向いていると思います。

 

留学?進学?それぞれの特徴

日本の大学への進学、留学を考えたとき、どんな選択肢があるのでしょうか?

留学の特徴

日本の大学の多くはセメスター(2学期)制。アメリカの大学に在籍しながら、日本の大学に留学する場合、1(半年)または2セメスター(1年)の留学が主流です。留学の場合、大学の主旨としても、本人の意思としても日本文化の理解や日本語の習得がメインになるので、多くの場合、日本語で話すことが求められます。一部、英語の授業もあるかもしれませんが、基本的には日本語で学ぶと考えておいたほうがいいでしょう。
アメリカの大学の学生として交換留学を考えているなら、進学を志望するアメリカの大学に日本のどこの大学と提携しているかを確認するのが早くて確実です。アメリカの大学を休学して個人的に留学しても、日本の大学でとった単位をアメリカの大学から個別に認定してもらえる場合もあります。
また、短期留学でも奨学金は得られます。下記のリストや気になる日本の大学のウェブサイトなどを調べてみましょう。

進学の特徴

日本の大学を選ぶとき、まず大きく分かれるのが、日本語で学ぶか英語で学ぶかです。従来からの日本語で授業を受けるパターンに加え、近年は英語で授業を受けられる日本の大学も増えてきています。海外からの学生獲得のため、英語での授業が主流のカリキュラムを作っている大学も増えています。英語だからといって外国人だけが教室にいるわけではなく、ある程度の英語ができる日本人も対象です。しかし、日本で全て英語のプログラムを作るには限界があります。英語で受ける場合、取れるクラスが限られていたり、教える先生も限られていることから日本の通常と同じレベルの授業が受けられるとは限りません。英語がメインのプログラムを志望する際は自分が学びたい分野の授業が取れるのかを確認しましょう。
英語が主流のカリキュラムでも日本語で行われる授業の受講が義務付けられていたり、メインは日本語ながらも英語力を磨き上げるプログラムを用意していたりする学校もあります。英語と日本語の授業の割合は大学や学部によって異なりますが、100%英語だけで過ごすことはあまりないようです。
海外から新二世が受験する場合、帰国生入試を思い浮かべる人も多いでしょうが、帰国生入試枠を作らず、帰国生はAO入試で受けてもらうという大学も増えています。また、新二世は外国人留学生入試や公募推薦入試、英語と中心とした一般入試なども利用できるでしょう。一般入試以外は出願期間や試験日程がバラバラで長期にまたがり、受験資格の条件も大学によって多種多様ですから注意が必要です。

 

「英語4技能試験」とは?

現在、日本の教育界で、子どもの英語力の向上は大きな課題となっています。20年には英語の授業は小3から開始。小中高を通じて、読む、書く、聞く、話すの4技能が重要視され、今まで読解が中心だった大学入試も4技能が試されるようになります。これにより、新二世が力を発揮しやすい入試に変わる大学も出てくるかもしれません。また、4技能をバランス良く教えられる英語教師の需要が高まっているものの、ネイティブ並みの英語力を持つ教師は圧倒的に不足しています。バイリンガルで教育に興味がある新二世なら、日本の大学で教員免許を取り、将来は英語教師として活躍する、そんな未来もあるかもしれません。

情報の集め方

現在、日本にある大学は775校(2016年、文部科学省)。ここから志望校を絞るのは至難の業です。まずは、住みたい地域の大学、もしくは興味のある学術分野のある大学を手がかりに探してみましょう。次のサイトは進学先を考えるヒントになるかもしれません。
Study in Japan
外務省による留学情報総合サイト
Gateway to Study in Japan
日本学生支援機構による留学情報総合サイト
Japan Study Support
アジア学生文化協会による留学情報総合サイト
日本学生支援機構
留学生支援や奨学金情報もあり

 

【気になる数字】

10.1%:アメリカの16~24歳の失業率
日本の15~24歳の完全失業率は4.3%(データ元:2017年1月、総務省統計局労働力調査)。新卒採用という枠を設ける企業が少なく、高卒大卒者が最初の就職先を見つけるのが大変なアメリカ。日本は企業が一斉に新卒採用を行うので、新社会人としてスタートしやすい国と言えるかもしれません。(※データ元:2017年1月、U.S. Bureau of Labor Statistics)
2/3以下:アメリカの4年制大学の卒業率
卒業が難しいアメリカの大学。4年制大学の卒業率は2/3以下となっています。一方、日本の大学卒業率は81.24%(2014年文部科学省委託調査「大学教育改革の実態の把握及び分析等に関する調査研究」)となっており、これは先進国の中でもかなり高い割合です。(※データ元:www.collegeatlas.org)
97.3%:日本の大卒就職率
昨春の日本の大卒就職率は前年同期比0.6ポイント増で1997年の調査開始以来、過去最高の数字となりました。男女別では女子(98.0%)が男子(96.7%)を4年連続で上回り、文系は97.1%、理系は98.2%でした。(※データ元:2016年4月1日、文部科学省就職状況調査)

 

進学留学の疑問/選び方、お金、受験

アンケートで小学生から高校生の子を持つ保護者から寄せられた疑問や不安に、教育コンサルタントの原田さんがお答えします。

Q1:(進学について)たくさんある日本の大学の中から、どこに注目して進学先を選べばいいのでしょうか?

A:情報集めは確かに難しいです。新二世のための情報がまとまったサイトなど存在しないので、今のところは、興味のある大学のウェブサイトをひとつひとつ見ていくしかないのです。帰国生入試の情報だけであれば、予備校が帰国生向けの入試情報をまとめてチラシを作ったりしてます。でもそこには、外国人を対象にした入試、英語で受けられる入試などまで横並びで紹介されているわけではありません。新二世は、外国人入試やAO入試など他にもいろいろな入り方もありますから、帰国生入試を調べるだけでは不足があります。
日本の大学は今、戦後最大と言われる教育改革のまっただ中にあり、20年から実施される高大接続改革(左ページコラム参照)以降、大きく変わるはずです。ですから、この大学は今どうか?よりも、これからどの大学が伸びるのか?ユニークなプログラムを作るのか?の見極めが大切になってきます。入試制度改革が進み、大学のグローバル化が進むと、大学の格差が広がることが予想されます。知名度の高い大学が生き残れる保証はどこにもありませんし、既にグローバル対応が遅れている国立大学もあるわけです。過去にどの大学が帰国生に好まれていたかは、これから先の大学選びではあまり役に立たないかもしれません。今の小中学生が大学に進学する頃、日本の大学の状況は今と全然違う可能性は大いにあります。気になる大学には一時帰国の際などに足を運び、自分の目で見るのが一番でしょう。

Q2:(進学・留学について)日本の大学への進学や留学にあたって必要とされる日本語能力はどの程度のものですか?

A:進学の場合に要求される日本語力は、その大学の入試形態にもよります。多くの入試では日本語による小論文があり、日本語で試験を受けるなら、試験問題も日本語で理解できなければなりません。基準は入試で必要とされる日本語力があるかどうかです。これは大学によってかなり差があり、一概にこれだけ勉強しましょうと言えるものではありませんが、志望校の帰国生入試の過去問からある程度判断できると思います。ただ、今の日本は入試制度改革の真っ最中ですから、数年後に試験内容が変わる可能性は大いにあり、今、この大学ならこれくらいの日本語力がいると細かく分析することにはあまり意味がないでしょう。
もうひとつ、注意したいのは英語で入試が受けられる学校です。日本語が必要ないのはあくまでも入る段階でのことで、大学側は入学後に日本語のクラスで学んでほしいわけです。「入試で必要ない=勉強しなくていい」ではありません。大学も経験上、ある程度の日本語のバックグラウンドがある方が教えやすいし伸びると分かっているので、同じような学生がいたら、全く日本語ができない学生よりもある程度できる学生に優先して合格通知を出すでしょう。日本へ行くからには、日本語の勉強は必須と覚悟しておいてください。
アメリカの大学に在籍し、交換留学で提携している日本の大学に行く場合、アメリカの大学が設定している交換留学の条件をクリアしていれば、日本の大学のアドミッションでトラブルになることはないと思います。

Q3:(進学・留学について)日本の大学の学費や生活費はどれくらいかかるのでしょう?奨学金制度はどのように調べればいいですか?

A:大学の学費は、その大学のウェブサイトをみれば一目瞭然です。そこには奨学金についても書かれています。外国籍の人向けの奨学金制度の情報も書かれていますから、確認しておくといいですね。奨学金には、大学が用意している奨学金と、大学の枠にとらわれない奨学金があり、いずれにしても大学の入試要項やウェブサイトの奨学金情報のページに書いてあります。奨学金にはアメリカの奨学金のように返す必要のない給付型と、後に返す必要のある貸与型があります。日本の奨学金は給付型より貸与型が多いです。
また、大学によっては、生活費の目安も書いています。ウェブサイトに書いていない学校も、直接問い合わせれば大概教えてくれます。あとは寮に入れるか否か、住む地域で生活費は変わるでしょう。

Q4:(進学について)子どもの学力が、日本においてどの程度のレベルなのか分かりません。進学するには何をどれくらい勉強しておけばいいのでしょうか?

A:大学進学への基本的な準備は、アメリカの大学へ行くのも日本の大学へ行くのも大きな違いはありません。きちんと学力を付け、高校で良い成績をとる。これが第一条件です。高校の成績は、アメリカの大学へ行く場合も、日本の大学へ行く場合も提出しますから、高校で満足いく成績を収めることが大事なのは日米同じです。
アメリカの大学進学は、受けてみないと分からないところがあります。SATのスコアは参考情報であり、その情報だけで入れるか予測できるほど簡単ではありません。日本の大学もこれからそういう方向に変わっていくはずです。今行われつつある日本の入試改革では、生徒を点数だけで切らず、アメリカのようなやり方で人物評価をする方向に変わろうとしています。ですからテストの点数だけで合否を決めるわけではない。東大だって模擬試験の結果だけでは入れるかどうか予測できない、そういう時代になろうとしています。既に東大は16年から推薦入試を導入しました。偏差値だけでは測れない魅力ある学生が欲しくて始めたわけです。こういう動きが広がると、アメリカの大学同様、どこに入れてどこに入れないのか予測がつかなくなります。なので、高校でできる限り頑張って満足いく成績を収めた上で、行きたい大学をいくつか受け、結果を見て決める。日本の入試もそういうふうになるでしょう。特に海外から来る学生に関しては、成績以外の面でも魅力的な学生を呼びたい日本の大学の意向はあります。
あの大学に入るにはこれくらいの学力・偏差値という親世代の考え方は時代に合わなくなってきます。日本の大学入試が大きく変わりつつあることをまず心得ておいた方がいいでしょう。

Q5:(進学・留学について)まだ子どもが小さいのですが、今からできる大学進学準備にはどんなことがありますか?

A:海外の大学に進学する日本の高校生が増えているご時世です。アメリカに住む小さな子どものいる家庭で、子どもの将来は日本かアメリカと今から決めつける必要はありませんので、大学の入試情報の収集などは今すぐ始めなくてもいいのかもしれませんね。
15年に野村総合研究所の発表したデータによると、現在、日本にある仕事の49%は10~20年後にAIやロボットに置き換えられるそうです。今まで良い仕事と言われていた仕事が良い仕事のままとは限らないし、新たな仕事もたくさん生まれてくるわけで、親世代の成功体験は役に立ちません。そういう時代を生きていく子どもたちに必要なのは、世の中が変わっても生きていける力でしょう。具体的に今できるのは、得意科目、芸術的才能、リーダーシップやスポーツなど、何か得意なことを伸ばすことです。勉強と課外活動を高いレベルで頑張れれば、人間としても相当成長できるはずですから、成長したその先に、良い進学が待っていると言えるでしょう。子どもの長所を伸ばしてあげる、親にできるのはそれに尽きます。

新二世の日米進学スケジュール

大学進学の準備は、いつ何をすべきか?日米の大学を併願した場合を想定し、原田さんにスケジュールを教えてもらいました。

●10年生以下

【将来の目標設定】
将来を考えることが進学準備のスタートです。社会に出てから数年後に、どこで何をしていたいのか考えましょう。自分の興味のある分野を広げたり、深く掘り下げたりすることが、進学準備に役立ちます。 
【日本語学習】
将来日本で学ぶ可能性が少しでもあるなら、日本語の学習は不可欠です。英語で学べる日本の大学に進学する場合でも、進学後に日本語力は必ず必要となります。毎日少しずつでも日本語に触れる機会を作りましょう。
【大学訪問】
大学訪問の開始に早過ぎることはありません。日本の大学を目指す学生も、日米を比較できるのでアメリカの大学を訪問することを勧めます。アメリカの大学は通年キャンパスツアーを実施しています。

●11年生

【高校の学習】
日米を問わず、入学審査で重視されるのは高校の成績。最も重要なのが11年生の成績です。日々の学習に地道に取り組みましょう。
【テスト対策】
ACTとSATを受けましょう。入学審査は、ACTとSATのどちらかのスコアがあれば十分ですが、自分に合うテストを見極めるため、まずは両方1回ずつ受けることをお勧めします。11年生の後半に自分に合う方のテストを再び受け、スコアアップを目指しましょう。また、SAT Subject Testのスコア提出を義務付ける日本の大学は少ないですが、任意で提出はできます。納得のいく点数が取れれば入学審査で評価してもらえます。学期の最後に受けると高得点が狙いやすいので、5月か6月に2科目程度受けるといいでしょう。ただし、日本語のSubject Testを受けられるのは11月のみです。
【大学訪問】
夏休みは日本の大学のオープンキャンパスが数多く開催されます。春休みは、アメリカの大学も訪問するのに良い時期です。キャンパスツアーは、オンラインで申し込めます。家族で参加することをお勧めします。
【推薦状の手配】
実際に書いてもらうのは12年生の秋以降ですが、11年生が終わるまでに、大学に提出する推薦状を書いてもらえる先生を2名確保しておくと安心です。

●11年生が終わった夏休み

【大学のリストアップ】
進学先の候補をリストアップします。日本の大学を選ぶ際は、学習方法(日本語か英語か)や、秋入学か春入学かで、申込期間が異なります。プログラムによっては、日本以外の国籍を有することが条件の場合もあるので、要件を確認してください。日本の大学進学を目指す学生も、途中で気が変わることもあるかもしれないので、アメリカの大学もリストアップすることをお勧めします。
【エッセーの準備】
自分の今までとこれからを文章で表現できるように、まずはブレインストーミングを行います。ブレインストーミングで得られたアイデアを形にするには時間がかかるので、先送りせずに計画的に取り組みましょう。

●12年生

【スケジュール作成・アプリケーション提出】
志望校が決まったら、各大学の締め切りに合わせてスケジュールを立てます。高校の成績や推薦状の手配、テストスコアの手配、願書の提出、面接日程など、必要な書類や手続きを管理しましょう。日米どちらの大学も締切日を複数設けている場合があります。その場合、早い締切日に合わせて提出してください。

日本の学習塾塾長が明かす 留学・進学ここに注意!

いざ日本への留学・進学を決断! しかし、アメリカから日本の大学への受験には注意が必要です。日本の学習塾塾長で帰国生受験の総合コンサルタントでもあるYou-学舎の尾崎代表に過去の事例を伺いました。

学習塾として、我々の経験から新二世が日本の大学入試で気を付けたいことを紹介しましょう。

尾崎公彦塾長

取材協力:You-学舎 尾崎公彦塾長
TEL:(日本81)75-315-5248
online-kobetsu@yougakusya.com
(海外事業部)
You-学舎ウェブサイト

①現地校の先生の書類不備

現地校の先生に大学所定の推薦書用紙を渡したにもかかわらず、違う用紙に書いてこられたことがあり、慌てて書き直してもらいました。必要な書類はコピーを取って見本を書き、このように書いてほしいと先生に具体的にお願いするのが得策です。

②英語の資格試験が受けにくい&指示が曖昧

帰国生入試は英検やTOEICの結果の提出を求める大学が多いのですが、アメリカでは受験機会が限られているので注意が必要です。英検準1級以上を所持していれば、多くの大学の受験資格を満たすでしょう。
また、IELTSのスコアを要する大学もありますが、IELTSにはAcademicとGeneralの2種類があるので、どちらのスコアがいるのか確認してください。以前、ある大学のウェブサイトにはどちらのスコアが必要か明記されていない上、私と保護者への説明が食い違い、当校の生徒が受験できなくなりそうになったことがありました。私が大学に出向いて交渉し、その生徒は無事に受験でき、合格したこともありました。

③過去問が手に入りにくい

人気校は帰国生入試の過去問を出したがらない傾向にあります。過去問など存在しないと言う大学すらあります。しかし、そういった大学も、教育関係者だけに公開する場合もあります。ですから、塾などを通じて過去問を入手するのは手です。逆に過去問をオープンにして、受験生に配布している大学もあります。
不明な点は大学に直接問い合わせることが大事です。口コミは的を外している場合もありますし、大学が去年と今年で入試方法を大幅に変更するのはよくあることですから。
最後に私からのアドバイスですが、現地校での学業以外の活動、例えば、スポーツやボランティアの実績があると帰国生入試では有利です。日本の大学は現地校の学力レベルが分かりませんし、世界中から来る受験生を比較しなければなりません。そのような状況で大学の決め手は学業以外の活動や面接で出てくる人柄など数値化されない部分です。学外での経験をプレゼンできるように準備しておくといいですね。

 

進学・留学どうだった?私の日本の大学体験談

実際に、日本の大学に留学・進学した新二世のみなさんに、入学の動機やキャンパスライフ、これから日本の大学を目指すみなさんへメッセージをいただきました。

留学を生かして日本で就職

大学体験談を寄せてくれたみなさん

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の交換留学制度で、国際基督教大学(ICU)に約10カ月間留学しました。両校とも3学期制で単位移行に無理がなかったことが決め手です。ICUでは2カ国語で日常を過ごすことができ、日本語力が向上しました。選択した授業の「宗教学概論」は大変興味深く、宗教を客観的な立場から観察でき、自分の宗教観が変わったほどです。また、「翻訳入門」ではマンガから実践的な翻訳スキルを学びました。ICUで多くの海外育ちの学生や留学生と交流できたのも有益でした。卒業後は日本の外資系企業に就職が決まっています。

小川朗歩さん◎国際基督教大学(ICU)
カリフォルニア州出身
日本語学習歴:小1~中3まで週末補習校。高校で日本語の授業を2年間受講する。

国際交流スタッフとして活躍

大学体験談を寄せてくれたみなさん

在米中の高校3年の時、日本の大学進学を決め、実家に近いことから関西大学へ進学を決めました。関西大学は国際交流が盛んです。中でも留学生サポート団体「KUブリッジ」には多くの留学生が参加していて、私は国際部のスタッフとして関わることが多く、多国籍の学生と交流しています。将来は建築士の資格を取得し、アメリカで建築を学んでいる友人と一緒に仕事をしてみたいです。日本の大学を目指す人に伝えたいのは、やりたいこと、好きなことがあれば、いろいろ取り組んでほしいということ。一時帰国の際はぜひオープンキャンパスにも足を運んでください。

尾崎瞳さん◎関西大学 環境都市工学部建築学科
滋賀県出身、13歳からアリゾナ州育ち
日本語学習歴:近くに日系教育機関がなく、進学に向け独学で日本語で勉強に励む。

日本ならではの深い学びがある

大学体験談を寄せてくれたみなさん

日本とアメリカ、どちらで進学するか迷いました。しかし、建築を学ぶなら、天災の多い日本の方がより深く学べると考え、日本の大学に進学することを決めました。現在はほぼ100%日本語で講義を受けています。関西大学では1年生から建築について理論や製図を通して段階的に学びを深めることができます。共通教養科目で総合的な知識を身に付け、視野を広げることができるのも魅力です。今後は大学院に進学して専門を深めるか、就職するか迷っています。将来的には建築士の資格を取得し、英語力を生かしつつ、建築に関わる仕事をしたいと考えています。

鴨川絢美さん◎関西大学 環境都市工学部建築学科2年生
静岡県出身、8歳からノースカロライナ州育ち
日本語学習歴:小2~高1まで週末補習校。小学生時代は夏休みに日本の小学校へ通う。

アメリカを出て広がった視野

大学体験談を寄せてくれたみなさん

日本で生活してみたかったので大学は日本への進学を希望し、中でも主に英語で学べる立命館大学を選びました。今は、英語7割、日本語3割の割合で授業を受けています。私の専攻では日英両方で多くの授業の選択肢がある上、他大学の教授の特別授業も受講できます。また、外国人留学生向けの多彩なプログラムがあり、それぞれに合った形で自分を試せます。アメリカから京都の大学という、全く違う環境に自ら進んだことで視野が広がりました。卒業後は大学で培った自分の日本人らしさを生かし、国際的な場で日本人として人の役に立てる仕事をしたいです。

池田若葉さん◎立命館大学 国際関係学部国際関係学科2回生
ニュージャージー州出身
日本語学習歴:小2~4は日本の小学校。小5~高1まで週末補習校。小5~高1まで日系学習塾に通う。

 

新二世の未来を応援する 日本の大学リスト2017 保存版

※五十音順、学べる分野はそれぞれの大学で学べる分野を示しています。学部名ではありません。

関西大学/「考動」する関大人が世界を拓く

関西大学

「学の実化」(学理と実際の調和)を理念に、変革の時代に求められる人材を養成します。

充実したキャリア支援により、高い就職実績と資格試験合格率を誇る関西大学。グローバル・フロンティア科目を英語で学ぶことができ、留学生別科の設置や留学生の住環境・就職活動支援事業「CARES-Osaka」へ参画するなど、留学生の受け入れにも力を入れています。また、一人一人の特長を生かせるさまざまな入試制度も人気があります。

◎関西大学
▶千里山キャンパス:大阪府吹田市山手町3-3-35
▶高槻キャンパス:大阪府高槻市霊仙寺町2-1-1
TEL:(日本81)-6-6368-1121(代表)
関西大学ウェブサイト
 
学べる分野:文・人文、社会国際、法政治、経済経営商、教育、理、工、芸術スポーツ、その他
担当者の一言:計4キャンパス、13学部で、3万人の学生が夢の実現に向けて充実した学生生活を送っています。

関西学院大学/Mastery for Service

関西学院大学

キリスト教主義に基づく教育を通じ、「Mastery for Service」を体現する人材の育成が使命。

文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業(タイプB)に採択されるなど、日本の国際化をけん引していくと期待される大学の一つ。学生・教職員が協働する「国際性豊かな学術交流の母港」を整え、同校のスクール・モットー「Mastery for Service」を体現する人材の育成を、現在そして未来において実現することを目指しています。

◎関西学院大学
▶西宮上ケ原キャンパス:兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155
▶神戸三田キャンパス:兵庫県三田市学園2-1
TEL:(日本81)-798‐54‐6135(入試課)
TEL:(日本81)-798‐51‐0952(国際教育・協力センター) 
関西学院大学ウェブサイト
 
学べる分野:文・人文、社会国際、法政治、経済経営商、教育、理、工、生活科学、芸術スポーツ、その他
担当者の一言:充実した経済援助制度、活発なクラブ・サークル活動が魅力です。希望者には寮も用意しています。

国際基督教大学 (ICU)/リベラルアーツで可能性の翼を広げよう

国際基督教大学 (ICU)

日英バイリンガルによる少人数クラスで、対話重視の徹底したリベラルアーツ教育を提供します。

日本初のリベラルアーツ大学として人文、社会、自然科学分野を擁する本格的なリベラルアーツ教育を実践。30を越えるメジャーから2年次の終わりまでに専門を決定。850を超えるコースから主体的にカリキュラムを組み立てます。多国籍で教員対学生比1:18の少人数教育が特徴。半数以上の学生が、卒業時までに留学を経験します。

◎国際基督教大学(ICU)
▶東京都三鷹市大沢3-10-2
TEL:(日本81)-422-33-3700(アドミッションズ・センター)
国際基督教大学ウェブサイト
 
学べる分野:文・人文、社会国際、法政治、経済経営商、教育、理、総合、情報、環境、生活科学、その他
担当者の一言:新学生寮2棟が4月に開寮。既存寮と併せて約900名の留学生を含む学生が学内で共同生活しています。

駒澤大学・グローバル・メディア・スタディーズ学部/グローバルに活躍するプロになろう!

駒澤大学・グローバル・メディア・スタディーズ学部

今、世界に広がる「ZEN(禅)」を唱えた道元禅師の精神を建学の理念とする大学です。

専任教員の3割が外国籍で、アメリカ、イギリス、フィンランド、韓国、中国など、多様なバッググラウンドを持つ教員が専門分野を教えます。グローバルに活躍するプロを育てるために、世界各国で育った教員から、実践的な事例を用いてビジネス、経済、法律、政治などの専門分野を学べる環境を整えています。留学生、帰国生向けの入試情報、就職支援にも対応。

◎駒澤大学・グローバル・メディア・スタディーズ学部
▶東京都世田谷区駒沢1-23-1
TEL:(日本81)-3-3418-9048(入試課)
駒澤大学・グローバル・メディア・スタディーズ学部ウェブサイト
 
学べる分野:文・人文、社会国際、法政治、経済経営商、総合、情報、その他
担当者の一言:7学部が同じキャンパスで学ぶため、学部を超えた出会いの場がたくさんあります。

中央大学/世界と日本の「中央」へ

中央大学

可能性を広げるさまざまな機会に恵まれた中央大学の卒業生は、世界中で活躍しています。

高度な知識と広い視野を持ち、地球規模で活躍できる「グローバル・パーソン」を養成すべく、各学部においてグローバル人材養成プログラムを展開しています。帰国生の進学先として人気の総合政策学部では、専門科目を英語で受講する「GATE(Global Access Training & Education)プログラム」を2017年度からスタートします。

◎中央大学
▶多摩キャンパス:東京都八王子市東中野742-1
▶後楽園キャンパス:東京都文京区春日1-13-27
TEL:(日本81)-42-674-2144(入学企画課)
中央大学ウェブサイト
 
学べる分野:文・人文、社会国際、法政治、経済経営商、教育、理、工、総合、情報、環境
担当者の一言:異文化交流の拠点となるグローバルラウンジや国際寮を設置しています!

一橋大学/Captains of Industry

一橋大学

国際的に通用する、産業界のリーダーたり得る人材の育成を使命としています。

社会科学における大学ランキングでは常にトップレベルの一橋大学。少人数制ゼミナールで教員が学生一人一人を丁寧にサポートし、他学部の科目を自由に履修できること、英語による授業の豊富さが魅力で、日本人学生と外国人留学生のアカデミックな融合を実現しています。風格ある緑豊かなキャンパスは、幾つものドラマロケに使用されています。

◎一橋大学
▶東京都国立市中2-1
TEL:(日本81)-42-580-8150(入試課)
一橋大学ウェブサイト
 
学べる分野:文・人文、社会国際、法政治、経済経営商、総合、環境
担当者の一言:外国人留学生と日本人学生が混住する国際学生寮や、キャリア支援サービスが充実しています。

立命館大学/自分を超える、未来をつくる

立命館大学

「自由と清新」を建学の精神とし、進取の気風と国際性・創造性に溢れる私立総合大学です。

人文・社会・自然の分野で学べる14の学部を設置しています。英語で学士課程の学位が取得できる国際関係、政策科学、情報理工の3コースは、海外からの学生に好評です。なお、同コースでは、入学時の日本語力は問いません。また、学生の日本語レベルに応じた日本語クラスも開講しており、留学生のサポート体制も万全です(※一部正課授業外)。

◎立命館大学
▶衣笠キャンパス:京都府京都市北区等持院北町56-1
▶大阪いばらきキャンパス:大阪府茨木市岩倉町2-150
TEL:(日本81)-75-465-8162(入学センター 国際入学課)
立命館大学ウェブサイト
 
学べる分野:文・人文、社会国際、法政治、経済経営商、教育、理、工、医薬、総合、情報、環境、芸術スポーツ、その他
担当者の一言:米国協定大学と本学の2学位を、最短4年で取得可能なデュアル・ディグリープログラムが人気です。

立命館アジア太平洋大学(APU)/Shape Your World

立命館アジア太平洋大学

基本理念は、「自由・平和・ヒューマニズム」、「国際相互理解」、「アジア太平洋の未来創造」。

2000年に別府市に設立された、日本初の本格的な国際大学。留学生と日本人が半数ずつ在籍し、国際認証「AACSB」に基づくビジネス教育や日英両言語での授業、学生のレベルに応じた日本語クラスなどを実施しています。また、例年350社以上の企業が来学し、新卒採用説明会や筆記試験・面接を行うオンキャンパス・リクルーティングもあり、就職支援も充実。

◎立命館アジア太平洋大学(APU)
▶大分県別府市十文字原1-1
TEL:(日本81)-977-78-1120(入試課)
立命館アジア太平洋大学ウェブサイト
 
学べる分野:文・人文、社会国際、法政治、経済経営商、教育、情報、環境
担当者の一言:寮「APハウス」には、新入生から博士課程生までの、さまざまな国・地域の出身者が暮らします。

大和大学/大志を、まとえ。

大和大学

学生と教職員の情熱が共振する学風。ビジネス、政治、行政、教育、医療が学べます。

日本屈指の進学校、西大和学園が設立。2016年4月開設の「政治経済学部」は、日本を代表する企業約30社と連携し経営陣によるリレー講座を実施しています。現役政治家やトップ官僚の特任教授による講義などを中心に、実社会に即したダイナミックな学びの場を提供。留学生の受け入れも積極的で、将来世界中を舞台に活躍できる人材を育成しています。

◎大和大学
▶大阪吹田キャンパス:大阪府吹田市片山町2-5-1
TEL:(日本81)-6-6155-8025
大和大学ウェブサイト
 
学べる分野:社会国際、法政治、経済経営商、教育、その他
担当者の一言:開学4年目の新しい大学。新たな歴史を作っていこうという気迫のある学生が集っています!

(2017年4月1日号掲載)

アメリカ在住日本人のための教育・進学セミナー

「アメリカ大学進学ガイダンス」のコンテンツ