京都のバイリンガル小学校には帰国子女も通えますか?

Q. 京都にバイリンガル小学校が開校 帰国した子供も入学・編入可能?

A. 文系だけでなく、理系も希望で、 英語で学べる日本の大学は?

松本輝彦(INFOE代表)

同志社国際学院

同じキャンパスの中に初等部と国際部を持つ同志社大学付属同志社国際学院(DIA: Doshisha International Academy)が、4月に京都府木津川市に開校しました。京都、大阪、奈良にまたがる京阪奈丘陵に、関西文化学術研究都市があります。この地域内に、世界的な学術研究機関や国際的な交流拠点作りのための住宅や都市基盤整備の一環として木津川市に提供された校地に、新しい国際教育を目指したDIAが新設されました。

インター校

DIAの国際部(DISK: Doshisha International School in Kyoto)が、1年~12年の課程を持つインターナショナル・スクールとして、11年9月に開校します。DISKでは、世界的に高く評価されている国際的なカリキュラムであるIBプログラムを採用し、小学校から高校卒業までの12年間、一貫した考え方に基づく高水準の教育を提供します。さらに、学習言語は英語ですが、日本語を必修科目として学ぶことにより日本語・日本文化への理解を形成し、日本にあるインター校で学んだことを生涯にわたって大切にできる児童生徒を育成することも目的としています。このように日英両語によるバイリンガル、バイカルチャー教育を明確に掲げたインター校は、日本には少ないと思われます。

バイリンガル・キャンパス

バイリンガル小学校とインター校の共生するキャンパス。さらにそれぞれの学校で日本語と英語の両言語での学習が必修。この学校生活・学習環境がDIAの大きな特徴です。

特に、「国際部エレメンタリースクールの児童は、初等部の児童との日常的な教育共存関係の中、さまざまな教育機会に恵まれ、初等教育の段階で求められる人間形成にとって理想的な環境に置かれる」という特徴ある教育を本格的に提供する学校は、日本で初めてと思われます。初等部では「日本の学校と同じ学習内容を日本語と英語で学ぶ」、と明言しています。英語中心の学習を実践する日本の国際学校の多い中、「学習の基本を日本語で」として、人格形成・言語習得の中心的発達段階、さらには中学・高校での発展学習の基礎段階である小学校での教育を目指すDIAは、海外での学習の継続を願う帰国児童にとっても大きなチョイスとなります。

新しい国際教育

「帰国子女教育」から「新しい国際教育」への移行が、日本、特に関西中心に急速に進んでいます。日本に帰国した小学生には「日本語」、または「英語」での教育しかチョイスがなかった帰国子女教育に、バランスのとれた環境とカリキュラムでバイリンガル・バイカルチャー教育を提供する「新しい国際教育」です。その新しい学校では、帰国児童だけではなく、国際結婚家庭や外国人家庭の子供、さらには留学生なども含めた、真に国際的な学習環境が提供されます。

同志社国際学院:Webサイト

(2011年6月16日掲載)

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