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テルコ・ゴルノーのきままなスクラップブック

生活に「手作り」をたくさん取り入れたブログでお馴染みの作者 テルコさんの「手作りの宝物」をご紹介します。

テルコ・ゴルノー
テルコ・ゴルノー

2003年よりLA在住。趣味は陶芸・編み物・水泳・サルサなど。旅行も好きで今まで訪れた国は62カ国。

Vol.20) 手伝い隊

このキッチンセット、夫がトイザラスで買ってきたのですが、私は正直言って「こんなに大きいピンクのプラスチックのおもちゃを、部屋に置くの嫌だなあ」と思ってしまいました。ままごとのキッチンだったら、木でできた素朴で可愛いのがいいんじゃないかなあ?
なんて勝手に想像してて、そのギャップが大きかったから。
 
でも、このプラスチックキッチンの良いところは音が色々出るところ。ミキサーを回したり、オーブンのタイマーが鳴ったり、そういう細かい技が子供に興味を湧かせるようです。
 
キッチンで洗い物の真似をしている娘を見ていると、1人暮らしを始めて自分のキッチンを持った時のワクワクした気分を思い出します。 おもちゃの鍋にプレイドウを入れてスプーンで混ぜ、「熱い!」、牛乳をミキサーに入れてジュースを作って「できたー!」、赤ちゃん人形にミルクを飲ませて「良い子、良い子」。最近は英語の方を多くしゃべるようになってしまった娘でも、こういう短い単語はなぜか日本語です。
 
デイケアでは男の子の方が多いし、娘はやんちゃ系の性格だと思うのだけど、同年代の男の子を持つお母さんから「うちの子は、ヘビと恐竜に夢中なの」なんて聞くと、やっぱり男の子と女の子の興味の対象は全然違うものなんだなあと不思議になります。娘が好きなのは「Dora 」「プリンセス」「料理」「赤ちゃん」「掃除」だもの。


自分のキッチンで料理して自信を付けたのか、私が料理をしてる所に来て「マミー、ヘルプ!」と何でもやってみたがります。クッキー生地を丸めたり、バターナイフでトマトを切ったりしてやり遂げたら必ず「Look at me!」「I did it!」。一応、お母さんとは日本語って決めているはずなんだけど、うれしそうに叫んでいるのを見ると「ま、いいか」って思っちゃう。
 
日本語を徹底させたいのだったら、こういうのもきちんと言い直して教えるべきなのかな? それとも混ざっていると思っているのは私だけで、娘の頭の中ではきっちり線が引かれているのかな? どんどん言葉を吸収していっている娘を目の前にして、戸惑っているのは、母の私の方なのでした。「発音良いねー、ソフィ」なんて呑気に言ってる場合じゃないのかな。
 
あまりに何でも手伝いたがるので、私は勝手に「手伝い隊の隊長」と呼んでいます。窓拭きしていたら、自分のキティちゃんタオルを持ってやってきます。拭くのを手伝ってくれるのは良いのだけど、バナナを食べてベタベタの手で触りながら拭くから、余計汚くなっちゃった。
 
ビールを冷蔵庫に入れるのを手伝ってもらったら、ゆっくり過ぎて庫内の温度が上がってしまった。果物の皮を捨ててと頼んだら食器ごとゴミ箱に入ってた…、などなど。私がやり直さなくちゃいけないことばかりだけど、ここは私の我慢どころ。隊長を尊重して、自信を付けてほしいと願っています。




これがピンクのキッチン。つまみを回すと
色々な音が出るのが楽しいらしい。
ジュースを作って家族に振舞います。
おじいちゃんからもらった人形と
隣の家からもらったストローラー。
人形の世話で大忙しのソフィ
赤ちゃんの昼寝の時間だそうです。
ついでにソフィも昼寝してくれないかなー。
庭から花を摘んで料理に
使うことにしましょう。
私のお古のカメラで赤ちゃんの
写真を撮りまくるソフィ。


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 →「Sunny's Laboratory」