さて、どこに連れて行こう か？というのは週末の大きな 課題。夏休み中は動物園や遊 園地に行くと混んでいて、暑 くて疲れも 10 倍です。子供中 心なのは仕方ないけど、でき れば大人も楽しみたい…。そ ういう意味で有意義に過ごせ た、先日のある日曜日のこと を紹介します。

パンケーキの朝食の後、た まった仕事を片付けに日曜だ というのに夫が会社へ出かけ て行きました。私はソフィを 連れてロングビーチのアン ティークマーケットへ。歩き 疲れた時のためのストロー ラーと水分補給の飲み物と退 屈しのぎのおやつは必需品で す。私はお目当てのガラス瓶 やアクセサリー、カゴなど掘 り出し物を見つけて大満足 だったし、娘は古い木馬や ビーズのおもちゃなど見つけ て喜んだり、お店の人にボー ルを無料でもらって遊んでも らったりと、彼女なりの子供 目線でしっかり楽しんだ様子 でした。

私の楽しみに付き合わせて 子供が退屈そうだと罪悪感が 生まれるけど、彼女も自分な りに楽しみを見つけてくれた ら、２人ともハッピーですよ ね。私が子供の頃、気晴らし にデパートへ出かける母に くっついて行くのが好きでし たが、今は逆の立場になり母 の気持ちが少しわかります。

昼過ぎに夫と待ち合わせ、 よく行くメキシカンレストラ ンで昼食にしました。娘はト ルティーヤチップスをナイフ で刻んでままごと遊び、大人 は昼から大きなグラスのマ ルガリータを飲んでご機嫌 です。休日はこうでなくっ ちゃ！

いったん家に戻って昼寝し た後は、ビーチに砂遊びをし に行きました。この冷夏です から、水着ではちょっと寒 い。服を着たまま海草や貝を 拾ったり、砂の城を作ったり して遊びました。大人のよう に日焼け対策だとか流行の水 着とか、駐車の大変さとか考 える必要もなく、ただ海にい るだけでワーイ！と喜べる子 供の無邪気さが眩しい。

シャワーを浴びてさっぱり したら、庭の暖炉でたき火を しながら、グリルでハンバー ガーを作って夕食にしまし た。大人が準備したり肉が 焼けるのを待っている間に も、娘は音楽に合わせて踊っ たり、三輪車に乗ったり、花 を摘んだりと忙しい。普段は ハンバーガーを作っても食べ た試しがないのに、自分でパ ンに挟んで「I did it!」と得 意げに見せ、ぺろりと食べて しまいました。チーズもケ チャップもなし、肉とパンだ けでおいしいのだろうか…と 不思議に思ううちに電池切れ でバタンキュー。

元々、遊園地などに朝早く 出かけ、１日中歩き回って ぐったり疲れるのが苦手でし たが、今は時々付き合わざる を得ません。子供の喜ぶ顔さ え見られれば幸せ、っていう 人もいるでしょうが、私はダ メ。いくつになっても我がま まで、自分本位のお母さんな のです。だから特別な場所に 行かずとも皆がそれぞれに楽 しめて、疲れ過ぎずに過ごせ る休日だと、良い日だった なって思えます。