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テルコ・ゴルノーのきままなスクラップブック

生活に「手作り」をたくさん取り入れたブログでお馴染みの作者 テルコさんの「手作りの宝物」をご紹介します。

テルコ・ゴルノー
テルコ・ゴルノー

2003年よりLA在住。趣味は陶芸・編み物・水泳・サルサなど。旅行も好きで今まで訪れた国は62カ国。

Vol.30) 1歩進んで2歩下がる

2歳になったらすぐに補助 便座とおまるを買ってみたけ ど、本人はそんな気がまるで ない様子でした。プリスクー ルに入る条件は「オムツが外 れていること」という学校が 多い中、娘が通う所はその条 件がなかったせいもあり、先 延ばしにしていたのです。追 加料金を払えば、先生がト レーニングしてくれることも わかりました。ただ、家では 失敗続きなのに学校ではちゃ んとトイレに行くらしいの で、先生にしてみれば「ソ フィはもう大丈夫よ」となっ てしまう。それにお金を払っ てトレーニングするというの も、考えてみればもったいな い話です。私がしっかりしな いと結局ダメなんだ、と重い 腰を上げ、布のパンツをたく さん買ってきました。実はト イレに連れていく手間とか失 敗後の掃除とか洗濯とかがな い分、オムツってある意味で は親にとってラクなんですよ ね。でも、そろそろ卒業する 時がやってきたようです。

そんな訳で、本格的にト レーニングを始めたのは3歳 になってから。「アジア系や ロシア系の子は2歳前に取 れる子も珍しくない」「女の 子はすぐ終わる」とか、「 30 分ごとにトイレに行くべき」 「夏に始めるのがいい」など、 色々な人がコツや経験談を話 してくれました。でも、効果 的らしいシールやおやつの御 褒美作戦はまったく通用しな かったし、最初は下着が濡れ ても不快な顔ひとつしなかっ た。挙句の果てには「I love my diaper!」と叫ぶ始末で前 途多難のスタートでした。


「まだオムツしてるの?」 という素朴な質問ですら、非 難に聞こえたりもしました。 ただ何事も人と比べても仕方 ないし、成長は人それぞれな んですよね。そんなことをふ と考えたのは、水栽培を始め たヒヤシンスの球根に目を やった時でした。球根そのも のはどれも同じような大きさ ですが、水の中で根が伸びて くると、早いのも、真っすぐ なのも、太いのも、色々ある のです。球根もそれぞれ自分 のやり方で着実に伸びて、き れいな花を咲かせようとして いるのだから、子供だって表 面だけ見て焦ってはいけない という教訓かなって思ったり して。大人だって頑張っても できないことだらけなのです から。

私にできるのは、ちゃんと トイレでできたらたっぷり褒 める、失敗しても怒らない、 という基本を守り、辛抱強く 待つだけ。床を拭き掃除した 直後に限ってトイレに間に合 わなかったり、りんごジュー スをこぼしたかと思ったらそ うじゃなかったり。現在キッ チンの改造中なのですが、新 しい床に交換する前にはト レーニングが終わってほしい ものです。

そうそう、こんなこと3歳 児は気にしないと思うけど、 オムツが取れるとうしろ姿が すっきりしてお姉さんらしく 見えるというおまけもあるの ですよ!




ヒヤシンスの球根の成長はトイレトレーニングと似ている?
すぐにトイレに行けるように、本を読んでいる時にもおまるを目の前に置いておく。
キャラクターつきの布パンツにしたら、今日はこれが履きたいと自分で選びます。
手洗いをさせるのもひと仕事。サルのようにカウンターに登り降りします。


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 →「Sunny's Laboratory」