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テルコ・ゴルノーのきままなスクラップブック

生活に「手作り」をたくさん取り入れたブログでお馴染みの作者 テルコさんの「手作りの宝物」をご紹介します。

テルコ・ゴルノー
テルコ・ゴルノー

2003年よりLA在住。趣味は陶芸・編み物・水泳・サルサなど。旅行も好きで今まで訪れた国は62カ国。

Vol.34)土曜のジレンマ その

例えば、お兄ちゃんの空手レッスンを見学するとか、お姉さんのフルートのコンサートに連れて行ってもらうとか。さらには、泊まりがけのディズニーランドから、お寺の夏祭り、 Santa Barbara でのパレード参加、Montecitoへの電車旅行まで、デイケアの枠からはみ出た広範囲の経験をさせてもらっています。遠くへの外出だけでなく、バスに乗って図書館へ行ったり、他の子の誕生日パーティーに連れて行ってもらったり、ペットのウサギやイヌと遊んだり、髪を編んでマニキュアを塗ってもらったり、美術館を訪れたり、ソフィの心が豊かに育つのに役立つことをたっぷり惜しみなく与えてくれるのです。我が家は祖父母や親戚が近くにいませんから、こうした家庭的な環境が近くにあるのはありがたいことです。

Rさんは朝から晩まで子供たちの面倒を見ていて自分の時間などほとんどなさそうなのに、皿を洗うよりも子供に絵本を今読んであげることを優先できる人。「お金は暮らすのに必要な分が少しだけあればいい」とつつましく暮らし、子供の教育を第一優先に。私なら絵本は後回しで皿を洗うし、たまには子供の服より自分の服を買いたいもの。私にはとうてい真似できませんが、見習うことがいっぱいあります。

ソフィは1人っ子ですから、素直で親切なRさんのお子さんたちと一緒に過ごせるのもとても貴重な機会です。私も夫もそれほど社交的ではないにもかかわらず、娘が物怖じせず人懐っこいのは、Rさんの家で色々な人に会ったり、遊んでもらったりしているおかげだと思っています。


先日、お嬢さんの1人が、私たち家族をディナーに招いてくれました。高校生の彼女は、雑誌で見て試してみたという手作りのスパゲッティー・スクワッシュのタルトと、わざわざ遠くのベーカリーで買って来てくれたデザートの盛り合わせでもてなしてくれました。気取らない温かさがとてもうれしくて、私の心もほんわか温まりました。

今では当然のように、土曜の朝起きたら、すぐに私は作業着を着てソフィをRさんの家に連れて行きますが、もし彼女がいなかったら我が家はどうなっていたでしょうか?工事が一向に進まなかったのはもちろんのこと、ソフィの世界が広がっていなかったはず。平日はモンテソーリスクールでよく勉強し、土曜はRさんの家で色々な経験をさせてもらい、日曜日は家族でのんびり過ごす…、そんなパターンで我が家3人が何とかバランスを取りながら、それぞれのハッピーミディアムを探しながら暮らしています。




高校生の娘さんが私たち家族をディナーに招いてくれました。
ソフィはまるで我が家のごとくくつろいでいます。
色々な種類のデザートをみんなで分け合って食べました。
4. 一昨年のハロウィン。季節の行事も楽しくお祝いします。
去年のイースターのエッグハンティング。バッグはリサイクル材で工夫するのがRさん流。
ソフィは私よりむしろRさんに似ているので、親子のように見えるのです。


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