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テルコ・ゴルノーのきままなスクラップブック

生活に「手作り」をたくさん取り入れたブログでお馴染みの作者 テルコさんの「手作りの宝物」をご紹介します。

テルコ・ゴルノー
テルコ・ゴルノー

2003年よりLA在住。趣味は陶芸・編み物・水泳・サルサなど。旅行も好きで今まで訪れた国は62カ国。

Vol.35)ステップスツールと庭仕事

「玉ねぎの皮をむいてね。もう終わったの?じゃあ、メロンの種をスプーンで取ってみる?」というように、簡単だけど、いくつもの違った作業を手伝ってもらいますが、たいてい10分もすれば飽きてしまいます。よくコマーシャルや雑誌などで親子が仲良くケーキのデコレーションなどしている様子を見るけれど、あれはあくまでも架空の世界。ひき肉をこね回した手で冷蔵庫を開けたり、知らないうちに野菜の皮がスープに混じっていたり、楽しいというより後始末が大変です。

それでも料理の面白さを覚えてほしいから、なるべく一緒に包丁を握って、できたらたっぷり褒めるようにしています。安定の悪い細長いスツールに立って切ったり混ぜたりするのを見て、ステップスツールを作ってあげたらもっと安全に料理しやすくなるかもと思い付きました。

こういう小さな家具を作る時の私の鉄則は、「新たに材料を買わずに、ある物で作ってみる」こと。工事で使って余った材木から使えそうな物を見つけて、素敵に蘇らせるのが喜びにつながるからです。ネットで見つけたスツールの設計図通りに鉛筆で線を引き、パーツを切って組み立てます。木の表面がきれい過ぎてちょっとつまらなく感じ、わざとハンマーで叩いたり傷を付けたりして、素朴感を出してみました。床と同じような茶色のステインで仕上げ、少々曲がっているものの、出来栄えは上々娘も安定した台に立って手伝えるようになりました。



春になり、どんどん伸びる雑草取りが忙しくなってきました。庭にも野菜をたくさん植え、花もいくつか植え替えました。私の庭仕事を見ていた娘は、砂遊び用スコップを持ってきて、自分のガーデンを作ると言い出しました。「いやな予感…。きっと私が整えている場所を掘り起こすつもりだろう」と見ていたら、咲いている花を工作ハサミで切り、穴を掘った地面に埋めて土をかけ、おもちゃのティーポットで水をかけています。「根っこのない切花を植えても枯れてしまうよ」っていうことを3歳児にわからせるのはまだ無理ですが、こうやって人のやっていることを見て真似してみるというのが子供の学び方なのだなあと、大人の私が学びます。

最近は道端で拾った枝や葉っぱ、庭の花などを家に持ってきてはカップに入れて、生け花のようなことをしています。おかげで我が家のテーブルにはいつも、ちょっと面白い花のアレンジメントが飾られるようになりました。




葉っぱをちぎって水に浸すのがソフィ流の生け花らしい。
庭の一部がソフィのマイガーデン。切花を切って土に埋めるのです。
バスケットにナスタチウムをたくさん摘んできました。
おばあちゃんが縫ってくれたエプロンを着けて。
これが余った木材で作ったステップスツール。私も何かと重宝しています。
表面に傷をつけたりハンマーで叩いたりして、わざと古ぼけた感じに仕上げました。


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 →「Sunny's Laboratory」