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アメリカTV・インタビュー

現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカで活躍する俳優、監督/プロデューサー、脚本家へのインタビュー記事など。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

俳優 ショーナ・コーフェッド

今はテレビ探検モード

Seana Kofoed
シカゴ出身。ノースウェスタン大学で演劇を専攻、ロンドン国立劇場でも勉強。卒業後はシカゴで舞台経験を積んだ後、ニューヨークへ。ブロードウェイでは『Proof』『Night Must Fall』などが代表作。テレビ『Third Watch』『Law & Order:SVU』『Ed』のゲスト出演や多数のCF出演をする傍ら、舞台女優としての経験を積む。2004年以来、LAにも本拠地を構え、テレビへの進出を図る。06年より『MEN IN TREES』のジェーン役で活躍中の有望株。


アラスカが舞台の『MEN IN TREES』で、主人公マリンがニューヨークに残してきた親友かつ編集者ジェーンを演じるショーナ・コーフェッド。昨シーズン、賢明にも遠距離恋愛に終止符を打ったと思ったら、よりを戻すどころか電撃結婚してしまった。長年ニューヨークで頑張ったコーフェッドに、ジェーンを分析してもらった。


シーズン1の問題はそのままなのに、サムと結婚しましたね。

K:衝動的に結婚した以上、話し合うしかありません。サムは除雪作業が好きなので、冬はアラスカ、夏はジェーンの本拠地ニューヨークに住みます。


大自然が好きな公務員と都会の「デキる女」の結婚は成立するでしょうか?

K:前途多難だとは思いますが、乙女チックにハッピーエンドを信じたいですね。東海岸対西海岸、都会対大自然など、両極端の夫婦を演じるのは初めて。彼女の希望条件には、公務員は入っていないはずですが(笑)、両極端は新鮮でワクワクするので、理想のタイプではないけれど潮時だと思ったのでしょう。画面上だけでも結婚してくれたと親が喜んでいます。


この番組は脇役にツワモノが揃っていますが、ジェーンは現代女性を代表する役ですね?

K:ニューヨークっ子のドライさと「デキる女」は外装で、中身は繊細で傷付きやすい。アラスカの大自然が、ニューヨークで培った硬い殻に挑みます。ありのままをさらけ出すほど、恐いことはありませんからね。


婚約解消したマリンのウェディングケーキを引きずって帰宅するシーンが印象的でした。

K:公私ともテキパキ処理して帰宅した「デキる女」の姿でしたよね? 最近、職場でも女性が活躍できるようになったから、家庭と両立させようと躍起の女戦士は疲れていますね。ここだけの話(笑)


舞台派俳優は、映画やテレビに出演した後、古巣に戻りたいと言う方が多いですが。

K:テレビは未開拓なので、知らないことが多いんですよ。心地良い古巣に年に何度かは立ちたいですが、今はテレビ探検モード。今『30 Rock』にハマっています。ゲスト出演したい役者が順番待ちしていると聞いてますが、気長に待ちます。


学校に通っておられるとか?

K:自叙伝執筆教室は、70代以上の方が対象。最近50〜60代の若者(笑)がチラホラで、今20人。人生経験は浅い私ですが、脚本課程修了後、先生が好きなので特別に参加させてもらっています。イタリア、ケニア、ナチ下のドイツなど異国の昔話を聞くことができ、勉強になります。


日本から俳優を目指して来た人へひと言。

K:アジア系の役はまだ数が少ないので道は険しいですが、猪突猛進しかありません。仲間を見つけて、助け合い、励まし合うのが大切。LAでは友達と共作の芝居を発表するとか、自作自演できるようになると強いですね。アジア系指定でなくても、どこで誰の目に留まるかわからないので、オーディションを受けてみるとか? 韓国系の友人は、最近は白人、ラテン系と指定されていても、オーディションに行っています。エージェントを教育するのが先決かも?







[業界コボレ話]
 最近、ハマっているHGTVを観ていた時のこと。美しいレンガと白い円柱の「コロニアル」造りの正面玄関が映し出された。好みのスタイルで、思わずため息が出たが、な、な、何と家主は「コロニアルは嫌いなの。クラフツマンに変えて!」と依頼。「何で買ったのよ!?」と画面に向かってひと言。
 改築後の玄関に家主は満足していたが、異様なスタイルに。私の頭をよぎったのは、「待てよ! 犬も配偶者選びも、後で変えられると思っていないか?」だった。家だって本来の姿を変えた後「異様」になったのだから、生き物を変えようなど傲慢の極み。最初からこういう素質を持っていると納得した上でなければストレスが募り、いずれは破局が訪れる。またもや、目からウロコ!