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アメリカTV・インタビュー

現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカで活躍する俳優、監督/プロデューサー、脚本家へのインタビュー記事など。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

俳優 ミケーラ・コンリン

逃げ道がないことが活力に

Michaela Conlin
ペンシルベニア州出身。中国系とアイルランド系アメリカ人のハーフ。6歳から舞台に立ち、ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部で演劇を専攻。卒業後、ケーブル局のドキュメンタリー『The It Factor』に俳優の卵として出演。2001年、LAに本拠地を移し、『Law & Order』『The Division』『J.A.G.』等のゲスト出演を経て、『MDs』や『The DA』でレギュラー役を獲得。05年より『Bones』のアンジェラ役で活躍中の成長株。


170センチの長身もさることながら、アジア系には珍しい存在感のあるミケーラ・コンリン。『Bones』のアンジェラに注目する評論家も少なくない。舞台で培った演技力を持ってしても、LAが恐かったと告白するコンリンの芸能生活を聞いた。


お忙しい中、時間を割いていただいて…。

コンリン(以下C):スト中はヒマだったから、憧れの日本に行ってたの! 東京はニューヨークみたいだけど、治安が良いのね。レストランにバッグを置き忘れて、3時間ほどして戻ったのに、保管してくれていて、感激! 日本が大好きだから、日本語の雑誌と聞いて飛び付いたの。


アンジェラはブレナン博士の親友という設定ですが、母親みたいでは?

C:ブレナンは理性、アンジェラは心で動くので、陰陽かな? お互いに学ぶことがいっぱい。2人で1人前みたいな…(笑)。


パイロットの台本には、どう描かれていましたか?

C:3次元のコンピューター映像で犯行手口を再現する方法を編み出した「科学者の中の唯一のアーティスト」で、心理学をかじった毛色の違う法医学研究所員。「生きる」ことに好奇心旺盛、自由奔放な女。空港の係員に無視され、ブラウスをはだけて「ちょっと! 聞いてるの?」と、居直るシーンがオーディションだったの。局のお偉方の前でよ!(笑)


職場恋愛の末、ホッジンスと結婚するのかと思いましたが…。

C:意外な組み合わせの代表選手だから、前途多難ね。荒波を乗り越えられるかどうか…。私としてはくっついてほしいわ。


将来はどんな役をやりたいですか?

C:映画『Broadcast News』のジェーン、『Working Girl』のテスのような、底力のある女性が好き。出世も恋も家庭も手に入れたいけど、そうは問屋が卸さない的コメディーで、哀愁の漂ったものが良いわ。


子供の頃から舞台に立っておられたようですね?

C:芝居以外、何も興味が湧かなくて。6歳で「これだ!」と決めた親泣かせの子だったの。


住み慣れたニューヨークを離れたのは?

C:LAが恐かったけど、居心地の良い古巣にいても発展がないと思って。今だから言えるけど、LAではシリーズにレギュラー出演できるって、宝くじに当たった様なものなのね!


これまで1番苦労した役は?

C:ジェームス・ダフの『The DA』で演じた打算的な悪女。自分と違う性格を演じるのは面白いけど、心身共に疲れて大変だった。反対に、アンジェラは地でいける部分も多いし、人間として尊敬できる。でも、慣れっ子になると、成長のない薄っぺらな役になりがちだから、別の苦労があるの。


アジア系俳優のパイオニアとして、日本から来た俳優にひと言。

C:『Grey's Anatomy』の貢献が大きいと思うわ。サンドラ・オーが演じる役は、固定観念になっていたアジア系の役じゃないもの。「役者をしたい!」と思った理由を忘れず、寄り道せずに、芸を磨くことかしら? 私は逃げ道がなかったことが、逆に活力になったと思うわ。





[業界コボレ話]
 噂で聞いていたWe局の『Bridezillas』を観た。結婚式に異常な執念を燃やし、「完璧」を求める余り、新婦がゴジラに変身するリアリティー番組。
 今も開いた口が塞がらない。式の準備は確かにストレス一杯だが、あそこまで醜い姿を曝け出して恥ずかしくないのか? あれだけ罵倒され、顎でこき使われ、新婦が怪獣になっても式を挙げる新郎の神経も疑う。私が新郎なら、本性見たり! と逃げ出している。
 新郎が無関心なのは、式は新婦のものだから口出しできないから? どうせ押し切られると諦めているから?
 人生の一大事を、穏やかに相談できない相手と末永く続くのだろうか? この番組で挙式した夫婦の何割が離婚したか、そんな統計…出すわけないか?