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アメリカTV・インタビュー

現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカで活躍する俳優、監督/プロデューサー、脚本家へのインタビュー記事など。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

プロデューサー/俳優 グレッグ・エヴィガン

アイドルを卒業して制作を目指す

Greg Evigan
両親共に、音楽界のプロ。幼い頃から歌って踊れる芸人になる訓練を受けた。高校卒業直後にブロードウェイで『Grease』等の主役を演じ、運試しにハリウッドに。プロデューサーのノーマン・リアーに見込まれ、『A Year at the Top』でティーンアイドルに。『B.J. & the Bear』『My Two Dads』等、13本のシリーズに出演。
 最近は『Reba』『Desperate Housewives」等にゲスト出演。SciFi局の『Phantom Racer』を企画、制作、主演の予定。


80年代後半、『My Two Dads』で毎週グレッグ・エヴィガンを観ていたが、最近はゲスト出演でしか見かけなくなった。TV映画のプロモーションに駆け付けたエヴィガンは、能ある鷹は爪を隠すを地で行く、ダンディーで気さくな人だった。


『Desperate Housewives』のイーディーの元夫がレギュラーにならなくて残念無念!

エヴィガン(以下E):パーティー中に電話があり、夜台詞がファックスされてきて、翌日撮影して終わりでした。人気番組なので、出番が増えたら良いなと思ったのですが…(笑)。


テレビ映画は久しぶりでは?

E:配役担当者から、出演依頼がありました。以前仕事をしたプロデューサーなので、トントン拍子に決まりました。西部劇は初めてだし、たまには悪役も面白いし! 続編でトムの過去を探ろうという話があるので、肉付けしたいですね。


17歳から『Jesus Christ Superstar』や『Grease』の主役を務められましたが、ミュージカルを目指して?

E:母がピアニストで、子供の頃からクラシックを叩き込まれました。音楽で食べて行こう!と決めたわけではなく、友達に誘われて『Jesus…』のオーディションを受けました。主役に抜擢されて運命激変! テレビ界でも機会があれば作詞作曲したり、主題歌を歌ったりしてます。


テレビ界に移られたのは?

E:『Grease』の契約が切れた時点で、ハリウッドに運試しに。『A Year at the Top』に抜擢されて、やみつきになって居着いたと言う方が正確かな?(笑)。


ティーン・アイドルとしてデビューされたとか?『

E:『A Year…』は、音楽と映像がうまく調和した作品でした。放送に漕ぎ着けるまでが大変でしたが、若かったし、暢気な性格なのでビーチを満喫しました(笑)。休み中にエージェントを見つけて喜んだのも束の間。仕事にあぶれて、故郷に帰ろうと荷造りまでしました。これで最後と言われて行ったオーディションで、プロデューサーが即決してくれたのが『B.J. & the Bear』。チンパンジー相手の役でしたが(笑)。


My Two Dads』は、2人の独身男が娘かもしれない女の子を育てる物語でしたが、今ならDNA判定ができるから、企画は通りませんね?

E:正にその逸話がありました。マイケルもジョーイも情が移っているので、結果を見ずに父親役を続けようと決めます。当時スタッフライターだったチャック・ローリーの『Two and a Half Men』は、同一企画!


今も作詞作曲を?

E:脚本を書くようになりました。SciFi局で放送される『Phantom Racer』は、脚本から主演まで自作自演の処女作になります。


最近、映画人がテレビに出るようになりましたね?

E:集客力のある映画スターの数が減ったからでしょう。興行収入を見込めないと映画を作らないので、ベテランや大物でも独立系映画に出るしかありません。最近、独立系はただ働き同然なので、ギャラが良く、知名度が高いと制作にも発言権があり、自由に秀作を作れるテレビに流れて来るのでしょう。






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