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アメリカTV・インタビュー

現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカで活躍する俳優、監督/プロデューサー、脚本家へのインタビュー記事など。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

特別企画『Samantha Who?』セット訪問レポート

Christina Applegate
サマンサ役。芸能一家に生まれ、CMや子役を経て、17歳から11シーズンもの間、『Married with Children』のケリー・バンディー役で名を馳せた。映画、舞台でも活躍し、女優として飛躍を遂げた。

Barry Watson
トッド役。15歳で昼メロに抜擢され、WBの看板番組『7th Heaven』で一躍有名になった。『What About Brian』のブライアン役がまだ記憶に新しいが、映画『Boogeyman』等にも出演している。

Melissa McCarthy
ディーナ役。WBの看板番組『Gilmore Girls』のスーキー役で注目される。元々は、コメディー劇団で活躍。映画『White Oleander』、テレビ『Curb Your Enthusiasm』でも実力を発揮する。

Jeniffer Esposito
アンドレア役。ブロードウェイで大活躍していたが、映画、テレビにも進出し、活動の場を広げる演技派。代表作は映画『Crash』、テレビ『Spin City』『Related』『Rescue Me』等、数えきれない。

Kevin Dunn
ハワード役。映画『Dave』の大統領報道官アラン・リード役で知られているが、ゲスト出演も多数。テレビでは、『Prison Break』『Lost』『The Closer』『Law & Order』等がある。

Tim Russ
フランク役。芸歴30年余りで、音楽業界や声優、映画/テレビ制作など、さまざまな才能を発揮。テレビ『Star Trek: Voyager』のバルカン星人、戦術顧問のトゥーヴォック役で名を馳せた。


『Samantha Who?』は、生活には支障はないが、事故以前の価値観や嗜好等の記憶がない逆行性健忘症を患うサマンサの自分探しの旅を描いたコメディー。記憶喪失という繊細な題材を、クリスティーナ・アップルゲイトが見事に演じる。
 
2日間のセット訪問の機会に恵まれた。1日目は、サマンサのアパートや実家の居間および台所、コーヒーショップ等を見て、撮影見学とインタビュー。我々がセット入りした午前8時半には、アップルゲイトとバリー・ワトソンが既に本番撮影中だった。


メークの時間が必要なアップルゲイトは、早朝6時半入りで1週間が始まり、連日16時間労働! 昨春、乳ガンが見つかり、ガン体質と判明したため、あえて両胸切除した直後のハードスケジュール。「『明日がないかも!?』の恐怖を体験すると、“今”を大切にするようになるわ。毎朝目が覚めるだけでもありがたくて、一瞬一瞬を精一杯、楽しく生きよう! って決めたの」と、自らの再出発を語った。



悪女と天使の演じ分けについてアップルゲイトは

「悪女って変な自信があるし、欲しいモノを手に入れる方法も知っているから、リラックスできるの! 逆に『私は誰?ここはどこ?』って模索する方が、エネルギーを消耗しちゃう」と、意外な答え。


元彼トッドを演じるワトソンは

「トッドは無邪気で純粋なサマンサが新鮮で、ヨリを戻してみようかと見守る忍耐強い男」だと言う。自身は、飽き性で役者以外は考えられないが、もし再出発するなら「自然が好きだから、森林警備隊が理想的な仕事!」と語る。


ジェニファー・エスポジートはサマンサを“浅はかで欲深い悪女”に戻そうと躍起になるアンドレア役。

「『良い子ちゃん』と夜遊びしても楽しくないでしょ? 言いたい放題、したい放題の悪女コンビに戻れなかったら、アンドレアが『私は誰?』の旅に出る羽目になるから、必死なの」と説明。エスポジートはやり直しが利くなら「食べることが好きだから、絶対にシェフ!」と決めている。


メリッサ・マッカーシーは、絶交した幼馴染みサマンサを、良い子に戻そうと目論むディーナ役。

「クリスティーナからケータイに電話がかかって来たら、友達に『見て見て!』って見せびらかしちゃうの!」と言う、アップルゲイト・ファンだ。



2日目は、ケヴィン・ダンとティム・ラスにインタビュー


サマンサの父親、ハワード役のダンは、

「娘が自立して『やれやれ!』と思っていた矢先の事故に戸惑う父親」と話す。アップルゲイトとの共演について、「クリスティーナの演技に見とれて、台詞を忘れてしまうことも。“番組のエンジン”は馬力がありますよ」と語る。


サマンサを四方八方に引っ張る取り巻きの中で、唯一相談相手に選ばれたドアマンのフランクを演じるラス。

「鼻持ちならぬサマンサが相談に来るので、嫌々ながら」と苦笑い。遭難したサマンサ号の北極星をクールに演じる。「なぜか威厳のある役しか受かりません」と言いつつ、やり直すなら中学校の先生だとか。


アップルゲイトの底力を肌で感じたセット訪問だった。“番組のエンジン”に声援を送りたい。







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