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アメリカTV・インタビュー

現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカで活躍する俳優、監督/プロデューサー、脚本家へのインタビュー記事など。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

俳優 キャスリーン・クィンラン

骨の随まで俳優だな〜って

Kathleen Quinlan
パサデナ生まれ、ミルバレー育ち。スポーツ万能の高校時代、映画『American Graffiti』の端役がきっかけで芸能界入り。以来、50 本余りの映画に出演。代表作は『I Never Promised You a Rose Garden』『TheDoors』『Apollo 13』。1999 年より『Family Law』
の正義の味方ホルト弁護士役で本領を発揮。『Prison Break』のシリーズ完結話で、スコフィールドの母親クリスティーナ役で活躍する。


『Family Law』で弁護士を熱演したキャスリーン・クィンラン。打ち切り以降、子育てに専念していたが、4月17日再開する『Prison Break』のクリスティーナ・ローズ役に起用された。普通の主婦は演じないと釘を刺して得た役どころは? 期待のシリーズ・フィナーレ開始を目前に、話を聞いた。


クリスティーナ・ローズとは?

クィンラン(以下Q):マイケルとリンカーンの死んだはずの
母親役で、陰謀の鍵を握る役。
詳細は明かしてもらえず、雲を掴むような面接でしたが、長年、子育てに専念していたので、「休暇」だと思えば良いか?と。伝統的な母親は現実でたくさん!なので(笑)、洗い物はと約束してもらいました。息子の好きな番組なので、時々観ていましたが、決まってからDVDを観て、すっかりハマってしまいました。


ウェントワース・ミラーとの演はいかがでしたか?

私も『Family Law』を3年続けて、惰性の仕事にならないよう、自分自身に挑戦しなけばいけないと学びました。ミラーは、そのあたりをわきまえて、役作りに打ち込んでいる真面目な青年。照明やカメラ位置を変える待ち時間に、気持ち良くリハーサルに応じてくれました。お行儀も良いし。



芸能界入りは『AmericanGraffiti』と聞きました。

Q :ジョージ・ルーカスがミルバレーの高校で、「キャトル・コール」(大勢の未経験者を集めてオーディションをすること)をしました。試験を控えていたので廊下で勉強していたら、コッポラ監督が通りがかりに「オーディション、始まるよ」と声をかけてくださったの。体操の仲間を引き連れて踊る端役でしたが、それを観たエージェントから電話があって、芸能界入りしました。


受からなかったら、今頃何をしていたと思われますか?

Q :映画のお陰で一直線に芸能界に入れただけで、寄り道しても、結局俳優だと思います。行き当たりばったりの人生だけど、それが好きだし、それで良なんて思います。
役には恵まれてきたし、今は骨の随まで俳優だな?って


天職は俳優! と確認された役がありますか?

Q: 映画『I Never Promised You a Rose Garden』のデボラ役。統合失調症の16歳は心地良い役ではなかったけど、感銘を受けたという声を聞きました。心を動かしたり、凝り固まった考え方を変えることが、天命だと信じています。『Family Law』のホルト弁護士も、意義ある仕事をしている実感があったので撮影所が経済的に続けられなくなって悔しい思いをしました。もっと、続けたかった作品。



まだ実現しない、夢の役は?

Q :最近、珍しい西部劇なの。今、若手脚本家に書いてもらってます。楽しみだわ








[業界コボレ話]
DirecTV がNBC と制作費を折半し、13話に短縮した『Friday Night Lights(FNL)』のシーズン3。NBC 放送分には、毎週400 万人が釘付けになっているが、視聴率が低いと叩かれっぱなしだ。それでも、DirecTV はシーズン5まで制作を希望。交渉が成立すれば、予想通りテレビ業界の斬新なビジネスモデルになるに違いない。

かたや、視聴率も人気も高いユニークな犯罪捜査ドラマ『Cold Case』と『Without a Trace』が危ない!? と聞く。制作費が嵩むからだとか。犯罪捜査モノ専門局と化したCBS の、柳の下のドジョウ狙いではない2作の危機は不可解。話題になるドラマが欲しい!

とないものねだりするCBS の選択がこれとは。矛盾してない?