遊ぶ
Leisure

USトレンド

現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカ芸能界ゴシップ情報や、著名人・有名人へのインタビュー記事など。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

ライトハウス創刊20周年 記念イベント第16弾
セミナー直前インタビュー 本田直之

最新USトレンド

来たる10月16日金曜日に、大ヒットビジネス書「レバレッジ」シリーズ著者、本田直之氏と、経済評論家・公認会計士で、外資系金融企業勤務を経て、現在、株式会社「監査と分析」代表取締役、内閣府男女共同参画会議議員、中央大学ビジネススクール客員教授として活躍中の勝間和代さんを招いてビジネスセミナーを開催する。

今回から2号にわたり、講師の2人に当日の講演テーマやその内容について、少しだけ披露していただく。

レバレッジコンサルティング株式会社
代表取締役兼CEO 本田直之
               
なまけものでありながら、前に進むための方法。都合が良さそうに思えるけど、できるんです。  

ほんだ・なおゆき◎明治大学商学部産業経営学科卒。サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)。外資系企業を経て、営業支援アウトソーシング業のバックスグループ経営に参画し、JASDAQへの上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業の取締役やアドバイザーとして、少ない労力で多くの成果を上げる“レバレッジマネジメント”のアドバイスを行う。また、海外で活躍する日本人起業家・ビジネスパーソンを応援する目的で07年7月にJBN(在留邦人ビジネスネットワーク)を設立。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活する。今年2月にトーランスで「レバレッジ」セミナーを開催した。http://www.leverageconsulting.jp


面倒くさがりやと
なまけものの違い

10月のセミナーでは、今年7月に出版した僕の14冊目の最新刊『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』から、ダイジェストでお話ししたいと思っています。これは僕が今まで出してきた「レバレッジ」シリーズとは全然別物です。今年の1月に『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』という本を出しまして、これが25万部を越えました。『なまけもの…』は、これの第2弾という位置付けです。

「面倒くさがりや」と「なまけもの」って、一見同じようですよね? 僕の講演で「自分が面倒くさがりやだと思う人は?」と尋ねると、ほとんどの人が手を挙げます。ですが、「なまけものだと思う人は?」で、手を挙げる人はパラパラいるくらい。 

面倒くさがりやは、短期間のうちにしっぺ返しが来るので、自覚症状があるんですね。面倒くさいからって、仕事とかを先送りすると、雪だるま式にいっぱいたまってしまって大変なことになるとか、良くない結果がすぐに出るんです。

なまけものはちょっと違って、例えばダイエットなんかで言うと、なまけものだとなかなかエクササイズが実践できなかったりします。でも、エクササイズをなまけたからと言って、1日でメチャクチャ太るということはないでしょ? ただし、なまけた状態をずっと続けていると、気付いた時には何キロか太っちゃって、なかなか痩せられなかったり、病気になったりします。面倒くさがりやの場合は、短期間で自覚症状がすぐ出るけれど、なまけもののネガティブな面は、長期的に膨らんでいくので、なかなかわからないんです。


なまけものは
「工夫」の資質を持っている

僕は、面倒くさがりやも、なまけものも、否定的に捉える必要はないと思うんです。「なまけものだからダメだ」とか、「面倒くさがりやだから、なかなか実行できない」というように思わないで、これを良い方向に持って行けばいい。ちょっとした工夫をすれば、これらがものすごくプラスに転換できるんですよ。

セミナーでは、このちょっとした工夫、コツについてお話ししようと思います。特に勉強とかダイエットとか、家の整理整頓とか、実際に何かやろうとした時、多くの人が始められない。僕もまさにそうなんです。なかなか始められない人間だと自分でわかっているんで、「じゃあどうすればいいか」と、工夫をするんです。

だから、なまけものは「工夫する」という素質を持つことにつながっている。なまけものだからダメだとか、やればできるとか、変なポジティブ思考になることは、正解じゃないと僕は思います。「始められない」「続けられない」「だらだらしちゃう」っていう人はなまけものの素質を持ってるわけで、実はほとんどの人がそうだと思うんですよね。

まず、自分がなまけものであることを認める。そこからすべてがスタートするんです。


「前進型」の
なまけものになる

なまけものには3種類あります。そのうちのどれに自分が当てはまっているか知ることが大事。この3種類とは、「前進型」「堕落型」「幸福型」です。『なまけもの…』に書いていますが、「有能ななまけもの」「有能な働き者」「無能ななまけもの」「無能な働き者」など、さらに細かく分類できますが、これはセミナー当日まで、取っておきましょう。

この前進型というのが1番良くて、皆、前進型のなまけものを目指しましょう、っていう話なんですね。なるべくなまけたいっていう思いをスタート地点にして、工夫しながら前に進む。

堕落型が1番マズくて、これはいつまでもダラダラして、一向に前に進もうとしない人です。こういう風になるのは避けたい。

幸福型は、運動不足とか偏った食生活で、太ってしまっても、太ってしまった自分にストレスを感じないような人です。あまり努力もしないで、10年後に自分のやっている仕事内容、ポジション、収入が変わらなくても、もしくはちょっと低くなっても、「これはこれでいいんじゃないか」と、構わない人です。まさしく幸福ななまけものなので、だったら変える必要はないのかも知れません。

そもそも『なまけもの…』は、無理して何かやろうって話じゃないんですね。一生懸命頑張って変われる人もいれば、そうじゃない人もやっぱりいるんです。そのために、なまけものタイプの人がどうすれば良いのか? 僕が前進型のなまけものになるために、どんなことをしてきたかを披露したい。

僕は意思も弱いし、コツコツ努力を重ねていくことも全然できない。ただ、「前進したい」っていう欲求はあります。なまけものでありながら、前に進むための方法。随分都合が良さそうに思えるけど、実はできるんです。ただ、そういうことを考えないでいると、単なる堕落型のなまけもののまま。転換にはコツが要るんです。発想を変えてみたり、毎日の生活をちょっと変えてみたり、仕事のやり方を変えてみたりとか。そうすることによって前進型に変わっていけます。誰にでもできるんです。科学的に理屈で考えるんじゃなくて、シンプルに考えてください。


ちょっとしたコツで
誰でも修正できる

なまけものの自分を、自己否定しちゃう人が結構いると思うんですね。だらだらしてる自分があるのをわかっていながら、「何とかしなきゃ!」「やればできる!」「頑張ろう!」ってなると、ストレスがたまるじゃないですか。

こんな風に思う必要はないんです。実は、前進型のなまけものになる工夫を知らないだけなんだと思うんですね。このまま放っておいたらダメになっちゃうから、ちょっと工夫しなきゃいけない。そこに気付いてほしい。コツコツ努力を積み上げるっていうのは、なかなか難しい。よっぽど自己鍛錬しないとできないと思います。

まずは、僕のセミナーに参加していただいて、その日から前進型のなまけものに変わる、いいきっかけにしてもらえたらいいですね。そして、1日1個でもいいから、法則をクリアしてもらうってことが必要なんです。多分、皆さん、「始められない」「続かない」「だらだらしてしまう」を、改善するために、色んな努力をしていると思うんです。だけど、努力の向け所をちょっと変えるだけで、いくらでもそれは修正できるんです。

僕は究極の面倒くさがりであり、なまけものなんです。そんな僕でも色んな工夫をすることによって、本を書いたり、トライアスロンに出たり、色んなことができるようになってきています。要するにちょっとしたことなんです。そのコツさえ知っていれば、誰でもできることなので、10月のセミナーを何かいいきっかけにしてもらえたらいいなぁと思っています。


(2009年9月16日号掲載)