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現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカ芸能界ゴシップ情報や、著名人・有名人へのインタビュー記事など。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

KIMIKOのポスチュアウォーキング
最終回:腕の振り方で見違える後ろ姿に

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夏に向けてShape Up
歩きながら綺麗になる!

これからの季節、海や山で思いっきり楽しみたいですね!その前に、緩んだカラダのシェイプアップが必要。
日本で大人気のKIMIKO先生によるポスチュアウォーキング集中講座をお届けします。

KIMIKO先生のProfile
ポスチュア(姿勢)スタイリスト。1961年岡山県生まれ。出産後、体形が崩れてしまったことをきっかけに、ウォーキングを学び始める。自らのウォーキングにより、劇的な全身整形を体験。独自のポスチャーウォーキングメソッドを構築する。現在、全国でウォーキングレッスンを行う。www.posture.co.jp


姿勢が美しくなり、足運びがうまくできるようになったら、そろそろ、魅せる段階に入りましょう。腕の振り方で気をつけるのは、次の二点です。

①基本的に腕は後ろだけに振ります。

②腕の付け根を支点として、後ろに引き、戻すだけ。決して前に振らないこと。

 後ろを上手に意識して振れるようになったら、肩甲骨全体まで、意識を広げてみましょう。このとき気をつけなければならないことは、後ろに引く角度です。
 背中の内側寄りに引いてしまうと、前に振り出す手は、外側に向きます。逆に、外側に引くと、前に振り出す手は、内側に入ります。
 手と足は自然にバランスをとって動いていますから、前に振り出す手が、外向きになる場合は足は外股に、手が内側に入るときは、足も内股ぎみになってしまいます。だから、腕はまっすぐ後ろに引きましょう。
 女性らしさと、男性らしさの魅力の違いは、曲線と直線の差にあると思います。ボディーラインももちろんですが、動きとしての直線的な動きは男性らしさ、曲線的な動きは女性らしさをかもし出します。曲線的な動きとは、ひねりです。


女性らしいひねりを
意識した歩き方のコツ

①腕を後ろに引くときに、ひじとウエストラインに隙間を作らないようにする。

②後ろに残った軸脚を前に振り出すときに軽くひざを曲げますが、このとき軽くひざとひざが擦れ合うようにする(前のひざは曲げない)。
 男性は、逆にひねりを入れないでください。

◆男らしい腕の振り方◆
まっすぐ後ろに引く。ひじを軽く曲げるようなつもりで。ひじには力を入れない。

◆女らしい腕の振り方◆
まっすぐ後ろに引く、これは男性と同じです。ただし引くときにひじの関節が軽く体に擦れ合うように。また、肩甲骨全体を動かすように意識する。背中にひねりが入り、素晴らしく魅力的な動きが出ます


腕はまっすぐ
後ろに引く

 手と脚は自然にバランスをとっています。

*ひじを張り、開きぎみに手を引くと、脚も開きぎみになり、男っぽくなります。

*ひじをウエストにつけるようにすると、ひざも擦れ合うようにおしとやかに美しく歩けます。

*腕を外側に引くと、体の前に振るときは対角線で内側に入りますから、脚はそれとバランスをとり、内股になります。

*逆に腕を背中の中心側(内側)に引いてしまうと、前に振り出すときは、引い た内側の対角線で、外に開いてしまいます。腕の振りは、外股になります。
 

*    *    *

 「姿勢」という言葉は、背筋をピンと伸ばすことだけではなく、もう少し深い意味を持ちます。心がまえのことですね。行動に力を添えるのは、姿勢です。行くべきか引くべきかも瞬時にわかります。心を体で表現するとしたら、それは姿勢なのではないでしょうか。
 歩くことはその人一人ひとりの個性の生きたリズムを持つことにほかなりません。体形や考え方が違えば、自然に歩くリズムは違います。自分の内側のリズムを大切にした、「一流」の歩き主になってください。



(資料)『歩く姿勢が美しくなる本』(中経出版)
    イラスト:上大岡トメ








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